未払い残業代
労働基準法では、所定労働時間やこれを超える場合のルール、超えた場合の残業代の支払及びその金額計算など非常に詳細な規定を設けています。
これらはいずれも労働者の権利、生活、健康や命を守るためのものですが、法律の規定の複雑さや、社会ないし企業における「悪しき慣行」のために必ずしもひとりひとりの労働者に正しく知られていないのが実情です。
そのため、そもそも労働者の中には、「自分に未払い賃金があることを知らない」方が無数に存在します。
また、仮に未払い賃金があることを知っていても、「正しい金額」を知らない方がやはり多数です。
当事務所にて、未払い賃金の相談をお受けし、資料を精査して未払い賃金額を計算し直すと、その金額の大きさに驚く相談者の方が多数です。
そうした未払い賃金に対して、当事務所では示談交渉、労働審判、訴訟という手段を使い分け、労働者の意向に沿った解決を促進しています。
早出、休憩時間がない、退勤時間が遅い、休日出勤、出退勤の管理が適切になされていないなどいずれも未払い残業代の問題に直結し得る労働環境です。
これらの問題を抱えておられる場合、どうぞ当事務所にご相談ください。