顧問契約のメリットは、いつでも気軽に相談ができること、急ぎの案件でも対応できること、損害発生・拡大の前に紛争を防止できることです。
なにかトラブルを抱えた場合に、一から弁護士を探すのは大変です。探してみたものの、どの弁護士に相談したらよいのか苦労する方は多いです。
また、相談の予約も1週間先しか入らないというケースもあり、そうすると急ぎの案件に対応できません。
さらに、弁護士事務所まで相談に行く時間がとれないケースには対応してもらえません。
このような観点から、何も問題が起きていない時にすでに顧問契約を結んでおけば、いざ何か会った時にはすぐに弁護士に相談できる、依頼できるということが大きなメリットです。
他にも、日ごろから逐一、様々な会社の状況を顧問弁護士に相談しておけば、紛争を未然に防ぐことができます。
私の持論としては、事業規模の大小を問わず、あらゆる企業は顧問弁護士を持つべきだと思います。そのことによって、企業の価値、提供するサービスの質、社会的信用などの面で圧倒的に有利です。
質の高いサービス、商品を提供している企業は必ず優秀な顧問弁護士を持っています。優秀な弁護士を顧問として持っていればこそ、当該企業は、専門外の法律のことは安心して弁護士に任せ、本来の業務に安心して専念できるのです。
企業としての価値、質、利益を求めるならばより一層、顧問契約のメリットは大きいといえます。