オヤジ弁護士の悩み
先日、とある団体の会議があり、会議後には懇親会が予定されていました。
会議の参加者の中に県外から来られていた某オヤジ弁護士がいたので、懇親会への出欠をお尋ねしました。
すると、会議後すぐに帰るつもりであったこと、それゆえ妻に食事を済ませて来ると伝えていないことを理由に参加を悩まれていました。悩むのは当然、「県外まで来たのだし、会議後にみんなとパーッとやりたい!」からです。
悩んだ結果、「少しだけ」参加するとのことでしたので皆で懇親会会場へ。
途中、そのオヤジ弁護士は妻に電話をしにそそくさと席を立ちました。そうです。「夜飯は不要になった」と架電するためです。
で、しばらくして帰ってくると、どうにも暗い表情です。尋ねると
「妻に連絡したら、『そんなに食べて帰りたいなら食べて帰ればよろしい!』と激怒された」とのこと。
さて、このような状況に追い込まれたオヤジ弁護士、次のどの選択肢に従って行動するべきでしょうか?
【選択肢①】
懇親会会場をすぐさま後にし、自宅に急行の上、妻に謝り、夜ご飯を美味しそうに頬張る。ただし、激怒した妻が、オヤジ弁護士の分の夜ご飯をもはや用意していない可能性がある。
【選択肢②】
懇親会を存分に楽しみ、酒も食事もたらふく頂いてから帰路につく。ただし、激怒しつつもオヤジ弁護士の帰宅を信じていた妻の愛妻料理が食卓にずらっと用意されている可能性がある。
【選択肢③】
懇親会を存分に楽しみ、酒も食事もたらふく頂いてから帰路につくも、「あたかも懇親会では何も頂いていないフリ」をして愛妻料理を美味しそうに頂く。
さて、どれが正解とも言い難く、当のオヤジ弁護士も顔色を悪くしながらこれら選択肢を行き来しつつ、懇親会を「楽しんで」いました。
オヤジ弁護士にも悩みはあるものです。