消費カロリー>摂取カロリー
ここ最近、公私ともに非常に多忙を極めています。
通常業務に加え関係しているNPOや町内のことや地域のことでもあれこれと担当や役割を担っているためです。
さらに、諸々の活動が活性化しつつある中、ここ数年、まったく依頼のなかった「講師」としての仕事が再開してきたためでもあります。
しかも、弁護士業務自体も、この間蒔き続けてきた種が実り、大きく成長してきたため通常業務自体が異常に忙しくなっています。
ということなので、そもそもの通常業務自体が非常に多忙で、かつ上記のような各種活動や講師依頼の準備等で毎日フル活動しています。
当然、ひとつしかない私の脳もフル活動であり、その結果、日々大量のカロリーが消費されているのを実感します。
毎日、仕事が終わるころにはお腹がペコペコで、しっかりと食事をとっています。
それでも朝、昼にはやはりすぐに空腹になり、昼食でしっかりと食べ、その後の間食もしています。
それで何とか消費カロリー=摂取カロリーとなればバランスが取れますが、ここ最近はどうやら消費カロリー>摂取カロリーとなっていたようで、毎朝図る体重が徐々に減少傾向にありました。
これはまずいと気が付いて、摂取カロリーをさらに増やすことと決めました。
さっそく今日はおかわり自由の定食屋さんに飛び込み、ご飯を3回おかわりしました。
さすがにお腹はいっぱいになりましたが、その後も結局間食をし、これから今日の夕食です。
ということなのでやはり日々、フル活動をするとその消費カロリーがいかに大きいかが痛感できます。
逆に言うと、自分の日々の消費カロリーをきちんと把握し、それに見合った食事を摂れば体重維持で、カロリーを増やせば体重も増えるし、逆もしかりということですね。
何事にも原因と結果が因果の流れで結びついているとよく理解できます。
なので、痩せたい方は「フル活動をする」もしくは「消費カロリーを把握し、それ以下のカロリー摂取に留める」ということですね。
極めて単純ですが、消費カロリー<摂取カロリーになりがちなのが多くの方の悩みでしょうか。
反響
当法律事務所のウェブサイトを作成して、今年で10年目です。当事務所も同じく10年目です。
この間、ブログや法律コラム(法律の庭)などで各種の記事を多数アップしてきています。ブログ記事は1000を超え、法律コラムも200を超えています。
これらの記事やコラムは、広くインターネットに乗って各地の方にご欄頂けているようで、アクセス数やアクセス地域を見ることでその様子がわかります。
加えて、相談者の方、依頼者の方、関係者の方から、「ブログ読んでます」「この記事を見て相談先に選びました」と言ってくださることも多々あります。
本当に嬉しいことです。
ところで当事務所は、これらブログやコラムを作成する際、ブログでは基本的に弁護士の人となりを伝え、理解してもらえるように意識をしています。また、時折、時事ネタ(法律関係のニュースなど)を基にした記事を書いたりもしています。
他方で法律コラムの方では、当事務所で得意にしている分野ないし専門分野について、対象となる法律や裁判例、実務での傾向や動向を踏まえた法律知識などを詳細にご紹介しています。
このコラムを読むだけでも抱えているお悩みやトラブル解決の一助になればとの思いで書き続けているものです。
以上のようなスタンスで今後もブログやコラムの掲載を続けようと思います。
その際、もし、「こういう内容で書いて欲しい」「このテーマについて触れて欲しい」というものがあればブログやコラムを書く際に参考にしようと思っていますのでぜひお寄せください。
ゴールデンウイークの過ごし方
コロナのあれこれも大分様子が変わってきたこの新年度。
今年こそはリベンジ〇〇で旅行をしたり、遊びに出掛けたり、買い物に行ったりとみなさん、あれこれ計画中でしょうか?
私も帰省を考えており、今年のゴールデンウイークを楽しみにしています。
そんなゴールデンウイークが差し迫っている4月20日の今日は他にもやらないといけないこと、とりわけゴールデンウイークまでに解決したいあれこれがあることを指折り数えてみました。
すると、あるわあるわで本当に大変です。
仕事も当然そうですが、個人的にも済ませておかないとならないことがたくさんあり、きちんとこれらをこなしてから気持ちよくゴールデンウイークを迎えたいなと思っています。
でもそうなると、今週の土日も休めず、かえってゴールデンウイークに入るころには疲れ切ってしまいそうで心配です。。。。
見えないものに縛られる~法律の持つ拘束力の意味~
人はその社会生活を維持するためにルールを作り、規律を設けました。ルールや規律が社会における規範となり、それが国民代表機関により制定されるといわゆる「法律」となります。
これらルールや規律、規範や法律はまったくもって目に見えません。一応、法律であれば条文という形で文章にされ、六法に記載がなされます。
とはいえ、六法に記載された内容自体はあくまで目に見ることのできない法律の内容を文字で記しただけです。
このように、法律を始めとした各種の法規範はまったくもって目にすることはできませんが、人はその内容を守り、違反があればペナルティを課すこととしました。
こうした目に見えない法律というルールが社会を構成する人々の共通認識となったことで安定した社会、予測可能な社会が築かれました。目には見えないものの、このような法規範を人々が守るべきものとして尊重し、大事にしてきた結果が今の社会や世界を基礎づけているのです。
こうした目に見えない法規範についてまずもって一番身近に考えることができるのはそれはまさに「家族」の問題です。
家族とは、生物学的には男女の結合を基本とした夫婦親子関係です。これを法律的に説明すると、まずもって婚姻関係があります。その上で子どもが生まれれば親子関係が生じます。子どもがさらに婚姻をし、子どもが生まれればその関係はさらに広がりを持ちます。
こうした家族関係を通じて人は幸福を覚え、逆に時には不幸になり、ひどい時には家族間での憎しみ合いを生みます。
嫌になれば離れればよいのにと思うものの、目に見えない力で親子関係、親族関係を断ち切ることができず、最悪の事態に至ってしまうのです。
しかし、夫婦であれば離婚をすれば、姻族関係であれば姻族関係終了届けを出し、その関係を終えることができるのです。婚姻の際に養子縁組をした場合であれば離縁によって解消することもできます。
関係の悪化した親子であれば、親の死後、その遺産の引き受けを拒否するために相続放棄も可能です。
こうした方法で目に見えない拘束力である親子親族関係を断ち切ることは可能なのです。
とはいえ、そうは言っても簡単にいかないのが人間の社会です。
実際、法律上の夫婦関係にはない内縁の夫婦であれば、関係解消のためには明確な法律上の規範はありません。一応、内縁関係解消を求める調停が可能ですし、ケースによっては慰謝料請求、財産分与も可能です。
しかし、内縁関係の基本となるのは、お互いが実質的な婚姻関係に等しい関係を維持することを合意している点にあります。
これはもはや明確は法規範によるものではなく、お互いの「合意」というそれこそやはり目に見えない拘束力の上に成り立っているのです。
内縁関係以外でも、婚約も似た側面があります。婚約をすることについては法律上のルールや取り決めはありません。お互いが婚約をすると考え、そのために必要な各種行動(結納や挙式の段取り、新居の用意、家族や親族への紹介など)をとることで初めて婚約が成立するのです。
以上のように、今回は夫婦や親子などの関係を基本に説明をしましたが、法律のルールはまったく目に見えないものであるにも関わらず、人々はその拘束力を信じ、縛られ生きています。
しかし、これが仮に苦しいと感じるのであれば、自由を求めてこの拘束から逃れる方法もあることを覚えておいて欲しいと思います。
そうです。法律はあくまで人々がより良い生活を送り、より幸せになるためのものなのです。何も法律により苦しい生活を受け入れる必要なんてまったくないのです。