仕事の負荷
人の仕事の負荷は
「時間×ストレス強度」
で計算できます。
8時間でストレス強度1の仕事をしたら8×1で8の負荷。
5時間でストレス強度4の仕事をしたら5×4で20の負荷。
なので、単に長時間労働か否かで負荷が決まるものではありません。
弁護士の仕事で言えばストレス強度が高いのは概ね、証人尋問、弁論、重大案件の示談交渉やギリギリの判断を迫られる和解交渉などの
「その場での瞬時の判断が求められ、かつ、あとで撤回、変更の効かないもの」
です。
その他にも、相談助言、電話対応、メールチェック&返信、書面作成などいろいろ業務はありますが、基本的に一つ一つ丁寧にこなせば間違ったことにはなりにくいですし、後で修正、訂正も効くため、やはり証人尋問などよりは負荷は低いといえます。
今年は、2月に集中尋問があり、その他の尋問も含めて4回の尋問がありました。それぞれの尋問もほぼ丸一日かけて行うものでしたので、今年でいうと2月の負荷はとても大きかったです。
その直前の1月は、2月の尋問準備のため、それはそれで負荷が高かったといえます。
そのため、3月、4月になればもっと負荷が落ちるかなーと予想していましたが、相談、受任が多かったこともあり、あまり負荷が落ちることはありませんでした。
そんな状況のまま、5月には尋問期日が2つありますので、連休で少し休んだらまたバリバリと働いて行こうと思います。
空も飛べちゃう!
ある人と私の仕事や事務所運営の考え方などを雑談していたら、その内容がなかなかに突き抜けていると受け止められたようで、
「呉先生(の発想)は、仙人みたいですね!」
と
お褒めの言葉(?)
を頂きました。
。。。
で、その「仙人」ですが、
貧相な私の想像力だと、、、
「頭髪が薄く(ほぼ無毛)、白く長ーい髭を生やし、白い着物で雲に乗っている爺さん」
しか浮かびません。
そうか!自分は周りからそう見られていたのか!毎日一生懸命、髭剃ってたけど意味ねーじゃん!
ヘアワックスつけて整髪してたのもカンケーねーな?
なんて。
しかも、よく調べると「仙人」なる人物は、神通力か何かで空を飛べるそうです!
ほほう。
私もやってみようか?
なんて。
飛べる訳ないし、、、
。。。
どうして仙人に例えられたか、いやはや不思議ではありますが、言いたいことの主眼は、「普通の人にはできないことを呉先生は取り組もうとしており、ある意味で一般人の常識を超えている。」ということだったようです。
なので、これからも「仙人」として恥ずかしくないよう頑張ろうと思いました。
チームプレー
弁護士事務所の仕事は案外、チームプレーです。
一見、弁護士が単独であれこれこなしていると思われるかもしれませんが、実はそうではありません。
弁護士の日々の業務を、裏で、下でシッカリ支えてくれるのが事務局です。
弁護士が作った書類の郵送、ファックス、コピーなど、また電話対応や銀行周り、文献の調査や下調べなど実に多くの業務を担当してくれています。
このような事務局の存在があって初めて弁護士の仕事が活き活きと充実したものとなります。
事務局以外でも、弁護士が複数の事務所の場合には、その複数の弁護士が相互に支え合いながら、業務を進める事が多々あります。
その弁護士の得意分野を提供しながら、相互に協力してよりよい結果に向けて進んでいくことができます。
こうしたチームプレーがあるからこそ、何かトラブルがあっても早急に対処ができます。
たとえば事務員の一人が急病になっても、他の事務員や弁護士で支え合うことができるのもそうです。
たとえばある弁護士がこなせない業務を他の弁護士がフォローすることもそうです。
このようなチームプレーのおかげで、私は私らしく、自分の良いところを前面に出して仕事に集中できるのです。
憧れのタコ焼き器
むかーしからやってみたくて仕方なかったタコ焼き。
自宅でやるのに便利なグッズもたくさんあるのに、具材も簡単に手に入るのに、今まで一度も試したことがありませんでした。
そんな中、先日ついにタコ焼き器を購入し、知人を呼んで試してみました。
すると、、、
タコ焼きパーティー(以下、略して「タコパ」といいます。)慣れしたその知人のおかげで焼ける焼ける、どんどん焼ける。おいしいタコ焼きがじゃんじゃんできました。
私も存分にタコ焼きを焼き、好きな具材を入れてアレンジも楽しみました。
おかげでとても楽しいタコパになりました。
そんなタコパの最中、、、
タコ焼き器の別の使い方が説明書に書いてあるのに気が付きました。
それは、タコ焼き器の穴を使ってアヒージョを作るという使い方です。
思いついたら何でも即実行の私なので、、、
昨日はさっそくアヒージョパーティー(略すと「アヒパ」ですね!)をしてみました。
今度はアヒージョ作りに手慣れた知人と共に取り掛かり、できるできる、どんどんできる。美味しいアヒージョが次々できました。
途中、知人が投入しようとした具材のマッシュルームがツルっと落ちて、油が私の手にたっぷり跳ねるというトラブルもありましたが、できたアヒージョはとーってもおいしかったです。
タコパもアヒパもどっちも同じタコ焼き器で、具材にタコを使うというものでしたが、いとも簡単に美味しい料理が堪能できて本当に楽しかったです。
一家に一台、タコ焼き器。ですかね??
知識の引き出し
よく、
「弁護士になるには六法全書を全部覚えるんですか?」
と聞かれます。
きっと、
「弁護士になるにはものすごく記憶力がないとなれない。」
と思われているのでしょう。
しかし、答えは
「NO」
です。
実際には、大量の法律、大量の条文について、
「だいたいどこにどういう法律があって、どういうことが書いてあるか。」
くらいのことを記憶しているだけです。
例えると、
「〇〇という百貨店には、たしか△というお店がだいたい5階くらいにあったかなー」とか
「あの部屋のクローゼットの上の方に、たしか一昨年買った茶色いニットがしまってあったなー」とか
という程度の記憶です。
さまざまな法律に関し、このようなうすーい記憶がたーくさんあるだけで、一つ一つの法律や条文を、正確かつ詳細に記憶しているワケではありません。
要するに「たくさんの引き出しを持っているが、その引き出しの中身をすべて詳細に把握している訳ではない。どの引き出しにどんな物があったか、大雑把に把握しているだけだ。」という状況なのです。
とはいえ、それでもそれなりの法律の数、条文の数があります。
なので、これらの多くの引き出しをすぐに見つけられる能力は必要です。
結果、たくさんの引き出しを持つこと、その多くの引き出しの中から事案解決に必要なものを瞬時に見つけられる能力が求められるのです。ある意味で記憶力よりは瞬発力が必要です。
カードゲームで例えるならば、
「弁護士は、神経衰弱よりもカルタが得意」
かもしれません。
社長気分
弁護士2名、事務職員2名の小さな当事務所ですが、それでも一応、私が事務所の代表です。
会社でいうところの「社長」にあたります。
「社長」というとなんだか恰好いいですが、実際にはどこにいくのも自分で運転し、自分で荷物を運び、自分で書類を作り、自分であちこち電話もします。
でも、それでも一応自分以外の3人は私の部下です。なので、あれこれ指示をし、業務命令を飛ばし、イソイソと動いてもらうことも多々あります。
やはり性格上、人の上に立ち、人をまとめるのは好きなので、部下にいろいろ指示していると「やっぱり自分は社長だな~」なんて思ったりもします。
そんな中、とあるきっかけで事務職員の一人が実は秘書検定の資格を持っていると知り、何だかうれしくなりました。
「そういわれてみれば〇〇さんは電話対応も上手だし、書類も丁寧に作るし、私の指示にもイヤな顔せず対応してくれるし。。。」
と妙に納得しました。
同時に、小さな事務所ではありますが、自分に「秘書」がいるような気分になり、ますます「社長気分」が高まりました。
ちなみに、もう一人の事務職員は漢検保有者とのことです!
みな、いろいろな資格を持っており、頼もしい限りです。
伝言役?
いつも髪を切ってもらっている美容院。
偶然、あるY弁護士さんも同じ美容院、同じ美容師さんです。
そのことを私もY弁護士もお互い知ってます。
なので、美容師さん経由で会話します。
。。。。
今月の会話、、、
呉→美容師さん「最近Y先生、どんなですかね?忙しいんでしょうね?今度飲み行こうって言っておいてください。」
美容師さん→呉「そうですね。あ!そういえば今日、呉さんの後にYさん来ますよ!伝えておきますね!!」
呉→美容師さん「ぜひお願いします!」
そのため、私が美容師さんにお願いした「飲みに行こう」の伝言の回答は当然、また次回(おそらく来月)聞くことになります。
なので来月にはきっと、、、
美容師さん→呉「先月、Yさんに呉さんが飲みたいと言っていたと言っておきました!Yさんも飲みたいって言ってましたよ!」
呉→美容師さん「ヨッシャ!そしたらいつにしますか?って聞いておいてください!楽しみ楽しみ!」
美容師さん→呉「わかりました!」
そして再来月にはきっと、、、
美容師さん→呉「Yさんが〇〇と△△ならOKって言っていましたよ!」
呉→美容師さん「そしたら△△でOKと伝えておいてください!」
美容師さん→呉「わかりました!」
すると再々来月にはきっと、、、、、
美容師さん→呉「Yさんが時間どうしようかって聞いていましたよ!」
呉→美容師さん「××時でどうでしょうかって聞いておいてください!」
以下、続く、、、
。。。
きっと、いつか、Y先生と飲みに行けると信じています!
というかY先生!今度飲みましょう!(ブログ見てないか)
今度電話します!
一気飲み
やっと。
春らしい、暖かい陽気になりました。
なので。
冷たい飲み物をゴクゴク飲みたい感じになりました。
そこで。
久しぶりにカフェモカのアイスを飲みました。
「(スモールは小さすぎるし、グランデは大きすぎるし、、、)トールサイズでいいかな~?」と思って注文しました。
が。思いのほか喉が渇いていたようで、ガブガブとわずか15秒ほどで飲み干してしまいました。
やっと。
春が来た感じです!!
熱量
人間が活動するにはカロリーが必要で、このカロリーのことを熱量といいます。
人が動くのに必須の要素です。
他方で、弁護士として仕事をするのにも熱量が必要です。言い換えると「熱意」とか「信念」「正義感」でしょうか。
熱い気持ちになればなるほど、弁護士として活動する力となります。
なので、常にこの熱量を取り込むように意識しています。具体的には日々、世の中の出来事に注視し、また、依頼者の方の気持ちを想像し、さらに、自分の信念を思い出すということです。
これらを怠らなければいつも熱のこもった弁護士活動ができるのです。
予測もしない出会い
書面を作るのに必死にワードで文章を打ちまくっていました。
途中、「百歩譲って〇〇」という文章を打とうと思い、
「ひゃっぽ」
と入力したのです。
そこで変換キーをバチーンと叩いたら、予測変換で
「百歩ラーメン」
と出たのです。
。。。
いままでそんな単語を打ったこともなかったし、そんなラーメン屋さんも知らなかったので、一気に思考停止です。。。
「百歩ラーメンって?何?ラーメン屋さん?でも岡山で聞いたことない。東京でも聞いたことない!というか、Microsoftの予測変換でラーメン屋さんが出てくるってどういうこと?そんなに有名なの?それともそんなに美味しいの?アメリカ進出済みとか?」
。。。
もう、一瞬で頭の中は百歩ラーメンのことでいっぱいです。
そしてこの予測変換のせいでリズムが完全に崩れましたが、雑念(=百歩ラーメンのこと)を振り払い、何とか書面を完成させました。
とはいえ、やはり!
気になる「百歩ラーメン」をGoogle検索してみたら、、、
たーくさんヒットしました!出るわ出るわ「百歩ラーメン」。
埼玉にあるトンコツラーメン屋さんとのことです!
ほんとうにスッキリしました。
サンキューGoogle!
それにしてもMicrosoftの予測変換は、時にまったく予測もしない言葉がアップされて本当にドキドキものですね。それでも、この度の百歩ラーメンさんとの出会いを忘れず、いつかきっと食してみようと心に決めましたとさ。