最近見ていないもの
ここ最近、TVとフェイスブックをまったく見ていません。
理由の一つは忙しくて時間がないこと。
もう一つには、これら以外にもっと有意義な時間の使い方をしたいから。
これらを見ないようになって、自分の日常生活に不便があるかというと、答えは「全くない」です。
TVもフェイスブックもどっちも便利な近代の道具ですが、自分の生活に必須かと言われるとそうでないことがよくわかりました。
特にフェイスブックは「SNS疲れ」という言葉も出て来てしまったように、本来は人間が「使う」はずの「道具」にかえって「拘束」され、本末転倒な結果になってしまっているように感じます。
昨日の新聞記事にも、デンマークで1週間フェイスブックを禁止した場合の方が、そうでない人々よりも「幸福度」が高いとの調査結果が書いてありました。
フェイスブックは、「自分に何が必要か」よりも「他人が何を持っているか」を気にするようになってしまい、自分自身を見失うようです。
TVもフェイスブックも人間が作り出した「道具」であり、そもそもこの世に存在するあらゆる「道具」は人間が幸せになるために存在するべき、と思っています。
車も洗濯機も、ストーブもエアコンも、携帯も。
それなのにこれらの道具を使うことでかえって人間が「幸福でない」状態になっているのだとしたら、それはその道具を使うことや使い方を考え直すべきなのだと思います。
きちんと一人一人が、「自分に必要な道具か」「それを使うことで自分は幸せになれるのか」をよく考えた方がいいように思います。
ラストスパート
明日から12月ですね。
一年を振り返る時期かもしれません。
今年は、公私ともにとても忙しく、多様な出来事のあった一年でした。
かつ、これらの出来事をなんとかすべて乗り越えることができたと思います。
そんなことを思いながら、残り一カ月、充実した日々を過ごしたいと思います。
穴の開いたバケツ
仕事で子ども絡みの事件を取り扱うことがあります。
子どもの事件は、親との関係が常に問題となります。
そしていつも思うのが、子どもの心は穴の開いたバケツであり、常に愛情を注ぎ続けても注ぎすぎることはない、ということです。親としては愛情を十分に注いだつもりでも、子どもからするとまだまだ十分とはいえず、時とともに失われていってしまうから、どんどん次から次へと注いでもらう必要がある、ということです。
そのように、子どもと親の愛情の絆は終わることのないものだと、そう感じます。
親も親でとても大変なのですが、子どもも子どもで自分の穴の開いたバケツに常に愛情が注がれ続けるのを待つしかないのです。
自分の”ウリ”
自分の”ウリ”は何か?
常に自問自答していました。
離婚事件か?労働事件か?刑事?少年?交通事故?障害者案件?
以前から、グルグルグルグルずっと自問自答していたのです。
そんな中、とある親しい方からこう言われました。
「頼りになりそうな(なる)ところでしょ!」
!!
そうです。今まで自分でグルグル考えていたのは、「どんな分野が得意か?」ということにとどまっていたのです。
しかし実際には、「頼りになるかどうか」が重要なんだと気が付きました。
ただ、考えてみればそんなことは当然で、弁護士に自分の悩み、トラブルを相談、依頼するのですから、「頼りになる弁護士に相談、依頼したい」ですよね。
でも、その一言でスッキリした気持ちになりました。
今後は堂々と、「自分の”ウリ”は誰より頼りになる点です!」と言うことに決めました。
「約束」と「仁義」
人と関わることの多い仕事のためか、法律家という仕事のためか、「約束」とか「仁義」とか大切だと思っています。
「約束」というのは当然、他人との取り決めや合意のことをいい、契約も一種の「約束」です。弁護士事務所への相談予約も「約束」と言えます。裁判所との関係では、指定された裁判の期日について、これを弁護士が了解すれば「約束」と言えます。
「約束」は当然、守るべきものです。約束に反すれば怒られたり、非難されたり、場合によっては損害賠償を請求されたりします(特に「契約」の場合)。
これに対して、「仁義」というのは分かりにくいし、何か音の響きや映画などのイメージからすると「ヤクザの世界の決まり事」のように感じるかもしれません。
しかし、私が言いたい「仁義」というのは「お互いに何かハッキリした約束、合意をしたワケではないが、これまでの人間関係や信頼関係に基づいて相手に対して自分から自然に配慮したり、果たしたりすべきもの」をさします。
具体的には、「Aさんにはこれまで世話になってるから今度何かご馳走しよう」とか「信頼できるBさんの頼み事だから自分の時間と労力を割いてでも力になろう」とか「Cさんが紹介しれくれた案件だからCさんの顔に泥を塗るようなことをしないようにしよう」とか、そういう自分の中での自然な配慮のようなものです。
この場合、決してAさんとの間で、何かご馳走することが「約束」されたワケでもないし、Bさんとの間で力になることを約束したワケでもないし、Cさんに対して泥を塗らないようにします、と説明するワケでもありません。
「約束」の場合にはカタチがハッキリしていますが、「仁義」の場合にはそうではありません。だけど世の中というのはなにもハッキリとした形のある「約束」だけで成り立っているのではなく、あいまいだけど個人個人の中にある「仁義」というものがあるからこそうまくいくのだと思っています。
しかし、最近は、ドライな世の中になってきたのか、こういう「仁義」が減ってきているようにも感じます。
そうすると、「約束をしていない以上は何も自分は果たすべき義務などない」となってしまい、大変ギクシャクした社会になってしまうと思います。
これから講演会
よく雨が降りますね。
今日はこれから香川で安保や憲法の関係で講師をしてきます。
以前より講師の依頼が少し減りましたが、安保の問題には反対の声もまだまだ根強いのできっとまた増えてくることと思います。
そして、明日は複数国籍と民族性をテーマにしたシンポジウムのコーディネーターをします。
2日連続でシンポがあり、準備等大変ですが、頑張りたいと思います。
寝苦しい
11月だというのに暑い日が続きます。
あまり秋らしい日がまだありませんね。
昨夜はどうにも暑くて、寝苦しくて布団を1枚、2枚と蹴飛ばしていました。
今日も昼過ぎに暑すぎてネクタイを外しちゃいました。
この調子で今年は暖冬になるのでしょうか?
私、夏が一番好きなんですが、冬はやっぱり寒いのがいいと思っています。早く本来の季節らしい気候になって欲しいです。
一日はあっという間に。
毎日があっという間に過ぎ去っていきます。
朝起きて用意して、仕事に出て、気が付いたらランチで。
午後もなんだかんだで動いているうちにもう夜です。
「昨日もこんな感じで一日が終わったような?」
夜ごはんを食べながらふと考える日々です。
しかももう11月なんです!
忙しい日々ですが、最近はまた本を読む時間をとるようにしています。目の前のことに追われるだけではもっと先のことを考える時間がとれなくなってよくないですね。
忙しさに負けず、時にはじっくりと本を読みながら、これから先のことも考えています。
習慣を変える
いつもの習慣を変えるって大変です。
でも、仮に間違った習慣だった場合には直した方がいいこともあります。
そんな気持ちから、今年の秋からは「スーツのボタンをきちんと閉める」ように直そうと決めました。
スーツのボタンって立っている時は上のボタンだけ占める、のが正しい着こなしなのですが、正直きちんと守っていませんでした。
でも!今年からは意識を変えてきちんとした着こなしをしようと決めました。
心がけ一つで人は変われる、と思い小さいことのようですが、積み重ねていこうと思います。
スーツのボタンに限らず一つ一つ実践していきます。
ライブカメラ
最近までまったく知らなかったのですが、動物園のHPとかに「ライブカメラ」というのがあって、インターネットでその動物園の動物たちの様子をオンラインで見ることができるサービスがあるんですね?
へー!それはすごい、でもそんなことしたらお客さん、ネットで満足しちゃって来なくならないのかな?と思いました。
でもおそらく、ネットで見たらより一層、実物を見たくなってむしろ来園客が増えるのでしょう。
ネットの世界は何でも無料が多いですが、無料を逆手にとって来客につなげる!
この発想の転換がすごいと感じました。
でも言われてみればうちのHPでも「法律の庭」と称して様々な法律Q&Aを載せています。これを見るだけなら無料ですが、むしろこれを見ることで「もっと詳しく知りたい」とか「自分のケースではどうなるのか?」と考えて実際のご来所につながっていると思います。
さて、実際に動物ライブカメラ、ネットで見てみようと思ったのですが、アクセスが集中し過ぎるためか、動物が寝ているためか、中身はまったく見ることができずに終わりました。
なので、やっぱり動物園に足を運びましょうか???