瀬戸大橋からの最高の絶景
これまで以上に瀬戸大橋を渡る機会が増えた呉です。
車で渡ることが多いのですが、時には電車(マリンライナー)で渡ることもあります。
瀬戸大橋は、下を電車が、上を車が通行するようになっている「道路、鉄道併用橋」です。詳しいことは分かりませんが、香川県坂出市のHPでは瀬戸大橋は併用橋としては「世界最大級」と書いてあります(一番大きいのかどうか、二番目はどこにあるどの橋なのかなど気になりますが、調べ切れていません)。
https://www.city.sakaide.lg.jp/soshiki/seisaku/setoohashibridge.html
この瀬戸大橋は大きいだけでなく、橋自体がとても美しいこと(橋の構造体自体も美しいし、なだらかに描くカーブもまた魅力です。)や、周囲の絶景から(瀬戸内海の多島美とそこを行きかう多くの船やヨットの情景及び朝夕の太陽の素晴らしさ!)いつ渡っても特別な気分にさせてくれます。
また、渡る際の天候や時間帯によっても情景が一変するのも大きな魅力です。
お勧めは何と言っても晴れの日の朝と夕です。
朝日を浴びながら車を走らせていると、朝日を受けた橋の美しさとキラキラと光を反射させる海が、一日を輝かしいものにしてくれそうな気がしてきます。
夕日を受けながら車を走らせていると、今度は夕日の淡いオレンジ色が一日の疲れをすべて包み込んでくれるような気持ちになり、一日の苦労をすべて癒してくれる気がしてきます。
そのため、朝には朝の、夕には夕の良さがあり、いつも「瀬戸大橋を渡るのに一番良い時間帯は朝か、夕か?」と自問自答を続けていますが答えは出ずじまいです。
朝の時間帯に渡ると「やっぱり朝が最高!」となり、夕の時間帯に渡ると「何と言っても夕日の癒しはたまらない、」となってしまいます。
なので、一番のお勧めは「朝渡って、夕方帰る」です。天気の良い日に朝渡って夕方帰るという行程が確保できた時には本当に運が良いです。これまで数えるほどしかありませんが、そんな時は本当に幸せな気持ちになれます。
改正ストーカー規制法の県内初逮捕~GPS設置の規制~
2021年8月26日に施行された改正ストーカー行為規制法(以下「ストーカー規制法」といいます)には、GPSの設置やこれによる位置情報の取得が規制対象になりました。
もともとストーカー規制法には、「住居等の付近における見張り」を規制対象としていましたが(ストーカー規制法2条1項1号)、この「見張り」には、GPSの設置とこれによる位置情報の取得が該当するのかが争われ、結果、最高裁は「該当しない」との判決を出しています(令和2年7月30日)。
↓最高裁の判決文です。
https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/611/089611_hanrei.pdf
かかる最高裁判決を受け、また昨今の情報端末の小型化、高性能化などを踏まえ、ストーカー規制法の改正に至ったのです。
改正の結果、恋愛感情等を充足する目的で、恋愛感情等を持った特定の人等に対して位置情報を取得するためのGPSの設置や位置情報の取得が規制対象となったのです(ストーカー規制法2条3項)。
この度はかかる改正法施行後、岡山県内で同規定に基づく初の逮捕事例がありました。
https://www.sanyonews.jp/article/1267690?rct=jiken_jiko
この度の報道の事件では、職場に押し掛けたことは認めているようで、これはこれでストーカー規制法の規制対象行為に該当します。
他方で、実際に住居などに押し掛けたことの証拠がないような場合でも、GPSの設置が見つかればストーカー規制法による規制をし易くなった点に本改正のメリットがあると言えます。
なお、ストーカー規制法は「特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的」が犯罪成立のための一要素です。
なので、GPSの設置の際にこのような目的を伴わない場合(単に夫の不倫調査のために設置した場合など)にはストーカー規制法の対象とはなりません。
親しみやすい写真?
当HPの「弁護士紹介」の写真を変更しました。
https://kakehashi-law.com/modules/kakehashi/index.php?content_id=12
以前のものとは異なり、二人とも「笑顔」の写真になりました。
以前のものも今回のものも、いずれも同じ写真館、同じカメラマンによる撮影です。
以前のものは、キリッとした表情のものを選んだのですが、「もっと笑顔の写真の方が良い!」とのご指摘を受け、この度、再撮影に至った次第です。
その結果、すでに複数の方から「今の写真の方が親しみが持てる。」「柔らかい雰囲気でよい。」などという声を頂戴しました。
思った以上に反響があり、照れ臭い気持ちです。
弁護士は、一見すると「堅くて」「クールで」「真面目」な印象かもしれません。しかし、実はそんなこともありません。弁護士もやっぱり一人の人間です。堅いばかりではありませんし、クールなだけでもありません。不真面目なことも多々あります。
なので、今回の写真で弁護士の印象が良い方向に変われば幸いです。
香川のうどん屋で食べる旨いラーメン
4月以降、香川での業務が格段に増え、昼食を香川県内でとることも増えました。
香川と言えば当然「讃岐うどん」です。私もうどんは大好きなので、ランチにはうどんを食べることが多々あります。
そうした中、香川のうどん屋さんには「ラーメン」をメニューに置いているところが複数あることに気が付きました。
とはいえ、「香川のうどん屋でラーメンなんてそんな邪道な!」と思い、これまでずっと「うどん屋でラーメン」を食べるには至っていませんでした。
そうした中、今日立ち寄ったうどん屋さんでもやはりラーメンがメニューにあり、しかもこれがどうにも美味しそうに見えました。それと、今日はたまたま一人ではなく、一緒の方が居たため、うどんとラーメンをお互いで注文してみようとのことになったのです。
そうして初めての「うどん屋でラーメン」を実行したのですが、このラーメン。とても美味しかったんです。いりこ出汁のスープで昔ながらの優しい醤油味。しつこくなくてさらっと食べられる麺や具材。
どれをとっても「本当にうどん屋さんのラーメン?」といった感想でした。
一緒の方も同じ感想で、「むしろラーメン屋として売り出した方が良い。」とまでの評価ぶりでした。
「うどんだけじゃない香川県」とのキャッチコピーがありますが、まさにそのとおり。
今度また「うどん屋にラーメン」があったら是非、注文しようと思います。
阿武町の事件と法律問題
阿武町の誤送金問題が日々、注目を浴びています。
あまりにも理解不能な点が多いため、多くの関心を呼ぶのだと思います。
そこで、この間、ざっと見聞きした中で、思いつく法律問題などを簡単に書いてみます。
①誤送金が分かってどうしてすぐに法的措置をとらなかったのか?
→本人を銀行に同行し、組み戻しをお願いしたが応じなかったとのことです。ならばすぐに口座を仮差押えするよう町の弁護士に依頼すべきだったのではないかと思います。この点の初動の遅さは町の判断ミスと思います。
②誤送金をしてしまった職員の落ち度はどうなるのか?
→どのような仕組みで誰が送金手続きをとったのかについては(私の知る限り)、これといった報道を見聞きしていません。しかし、明白かつ重大な落ち度であり、当該職員の責任問題は本来避けられないのではないかと思います。回収不能な金額について、町に対する賠償問題があり得ます。
③民事訴訟の行く末はどうなるのか?
→勝訴判決が出ることは明らかです。問題は、判決が出たとしてどう回収するか。報道によると、本人はもう一文無しの状態とのことです。今後、回収しようにも将来、本人が働くようになったら少しずつ返してもらうくらいしか現実的には難しいでしょう。
④刑事責任はどうなるのか?
→ひとまず電子計算機使用詐欺罪(自分のお金でないと知りつつ、ATMを操作して送金などをしたことの責任)で逮捕されたとのことです。今後、裁判にかけられれば有罪判決になる事案です。執行猶予が付くかどうかですが、金額の大きさや悪質性に照らすと難しいかもしれません。
あとはオンラインカジノで費消したとのことなので、場合によっては賭博罪での立件があり得るところでしょうか。それにしても今回の事件のためにオンラインカジノが広く世間の注目を集めてしまいましたね。そのためにこれにはまる人が増え、借金などをしないようにして欲しいと思います。
⑤会見に応じた弁護士はどういうルートや費用で委任を受けたのか?
→本人の代わりに会見に応じた弁護士ですが、本当に大変な弁護を引き受けたと思います。どのようなルートで受けたのか、そもそも弁護士費用は受け取っているのか?受け取っているとしてそのお金の出所はどこなのか?、、、疑問がいっぱいです。
とはいえ、どんな人にも弁護士をつける権利があります。刑事弁護であればこれは憲法上の権利でもあります。
当然、弁護士自身が悪いことをしたのでもないので、どうか弁護士を非難することはしないで欲しいと思います。
ちょっとした手違いから、とんでもない事件に発展しています。人生とはきっとそういう「ちょっとしたこと」の積み重ねのようにも思います。なので、私は「他人事」ではなく、自分にもあり得ること(町の立場にしても誤送金を受けた立場だとしても)だと感じつつ、今回の報道を拝見しています。
一週間の活動と睡眠
平日働き、土日が休み、という勤務形態をずっと続けています。
平日はどうしても疲れが溜まり、睡眠時間も不足しがちです。
そんな時、土日で解消することを試みるのですが、以下のようなパターンで解消することが多いです。
【金曜日】
平日の最終日のため、また次の日が休みのため晩にダラダラ過ごしがち。そのため就寝時間も遅くなりがち。。。
【土曜日】
昨日までの疲れや睡眠不足を解消しようと、いつもより遅く起きる。とはいえ、「せっかくの休みなので」と思い、いつまでも寝ることはせず、ほどほどで切り上げる。
結果、やはりまだ眠く、日中、若干の昼寝をする。
【日曜日】
土曜日に平日とは異なる活動をした疲れと、まだ残っている平日の疲れや睡眠不足のために朝までぐっすり眠る。おかげで日曜日は一週間で一番、身も心もリフレッシュしている。
そのため、実は日曜の夜はあまり眠くならない。とはいえ、ここで夜更かしをすると週明け以降がしんどいので頑張って眠る努力をする。が、あまり眠れなかったりする。
【月曜日】
結局、日曜の晩からあまり眠れないまま週明けが始まる。以後、そんなこんなで平日の疲れやら睡眠不足が溜まっていく。
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一週間のうちで、いつどう体を使い、どう休ませるか、とても大切なことだと最近、つくづく感じます。
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最近はまっていること
最近、とてもはまっているゲームがあります。といってもテレビゲームやスマホのゲームではなく、「ウイングスパン」というボードゲームです。
何年か前に発売になった後、ヒットしていたそうなのですが、今年になってたまたまその存在を知りました。
あまり詳細は書きませんが、鳥をテーマとした内容で、かつボードゲームにありがちな「戦い」や「だましあい」や「奪い合い」がない点がとても好きです。その上でゲーム自体が良くできていて、非常に微妙なバランスのもと、勝ち負けが決まる点も「あとひく面白さ」です。
はまってしまったので、時間がある限り楽しんでいます。本当に面白いのでおすすめです。
予定どおりに事は過ぎ~GWの過ごし方・後半~
みなさんは3日から8日まで、GWの後半をいかにお過ごしになったでしょうか。
報道では、多くの観光地がコロナ以前に近い程度に賑わったとのことでした。
私は3日に仕事があったため、実質的には4日からの後半GWでした。
遠方への外出を含め、事前に予定していた過ごし方をし、とても充実した時間となりました。
特に、以前から行ってみたかった伊勢神宮へ訪問することが出来て、やはり何事も自分自身で見て感じることが大切だと思いました。伊勢神宮は当然、人も多く、駐車するだけで大変でしたが、その場に行かないとわからない空気を感じることができて良かったです。
その他、ひとつずつ書くのは大変なくらい、充実した時間となりました。
そうしてGW後半が終わり、昨日から仕事が再開しています。それにしても連休明けのしんどさは思った以上ですね。昨日はたまった仕事や新たな仕事で事務所全体がてんやわんやでした。
それでも今日からはまた通常の雰囲気に戻り、また次の連休を楽しみにしつつしばらくは仕事に邁進することになりそうです。
やりたいことは結構ある~GWの過ごし方・前半~
こんにちは。今日は連休の合間の5月2日です。今年はカレンダー通りの営業日としたため、出勤しました。
さて、今年のGWの前半はみなさまいかがお過ごしになったでしょうか。私は今年のGWの最中に仕事や外せない用事が入っているため、あまりこれといった予定を他に入れずにいました。
そのため特にGW前半については特にすることもないかなーと思っていました。
しかし、連休前日の木曜日には直前にお誘いを受け、日ごろお世話になっている方と食事に出かけてきました。
また、連休初日も直前にお誘いを受け、知人のお宅にてBBQに参加してきました。あいにくの酷い天気でしたが、野外ですが屋根のあるスペースにて無事に美味しく頂くことができました。
その上で土曜日には朝から用事に出かけ、帰宅しました。夜はゆっくりと休み、そうこうしていたらすぐに日曜日になりました。
日曜日は何も予定を入れていませんでしたが、何もやることがないと思ったものの、日ごろできないことをあれこれとやることにしました。冬物の毛布類をコインランドリーに持ち込んだり、連休後半に備えて必要な買い物をしたり。
そんなことをしていたら結局、連休前半はあっという間に過ぎ去っていきました。
今年の連休は最大10日間、と言われ、持て余すかと思いきや、やはり休みがあればあったでいろいろとやりたいこと、やるべきことって見つかるものだと感じました。なのできっと連休後半もあっという間に過ぎることでしょう。
みなさまも充実した連休後半をお過ごしください。
「忙しい」と言わない心掛け
自分の中で「忙しい」と、言わないよう心掛け、かつ実践をしています。
忙しいと言い出すと、あらゆる機会を失うように思うからです。
まず分かりやすいところでは、ご相談のお問い合わせの際に「忙しいから受けられない」と答えると、せっかくのご相談の機会を失います。実際、相談者の方から「他の事務所では忙しいと断られた。」との声を何度も聞いています。
また、いつも「忙しい」と言ってばかりいると、同業者からも「あいつには何も頼みにくい。」となり、せっかくの新しい経験の機会を失います。
そもそも「忙しい」との言葉自体、非常にネガティブな印象しかなく、これを言われて耳にした側からすると決して聞いていて前向きな気持ちになる言葉ではないです。
他にも「忙しい」のが仮に事実だったとしても、その忙しさは、
①弁護士自身が人気がありすぎて依頼が殺到し、「忙しい」のか
そうではなくて、
②弁護士自身の能力が足りず、単に仕事が遅くて滞留しているために「忙しい」のか
のいずれかですが、私が聞く限り「忙しい」とばかり口にするに限って②のパターンがほとんどのように思います。言い換えると本当の「売れっ子」は決して自分からは「忙しい」と言わないように思うのです。
だから私は可能な限り「忙しい」と口にしないと決めています。時に人から「先生、お忙しいんですよね?」と聞かれることがありますが、その時でも明るいトーンで「お陰様で!」と答えるようにしています。