しわ寄せ
2020/3/3 13:26
執筆:oh
一斉休校のため、各方面へのしわ寄せが酷い。
小中高の保護者のうち、共働きでない世帯は保護者が子らを見れる。
共働き世帯のうち、子らが留守番できる年齢や、成育状況であればまだまし。
共働き世帯のうち、小学生が学童にもともと通っていた場合にもまだまし。
学童に通っていなかったとしても、自治体判断で学校などを使っての一時預かりをしてくれる場合にもまだまし。
共働きだったとしても、会社が理解を示してくれて、休暇をとりやすければ少しはまし。
そうではなく、片親世帯、自分以外に親族や学童などで子らを見てもらうことができないとか、仕事も休めないもしくは休んでも十分休業補償をしてくれないもしくはもともとフリーランスであり、補償がないなどという場合、本当に深刻な状況に陥る。
障害児の世帯においても負担は大きい。
学校というのは、子どもの毎日の居場所であり、生きる場そのものである。
それを、合理的根拠もなく一方的に奪い、他方で学童に朝からすし詰めにしたり、学校を解放しつつも授業はしないというやり方が理解できない。
今回の件では、保護者の収入にも大きな影響が出るし、子どもの健康への影響も大きい。学校との取引関係にある業者も、とんでもない大損失である。
いったいどうしてこのような判断がされたのか、安倍政権は「子育て支援」に力を入れていたのではないのか。
まったくもって納得がいかない。