匿名での書き込みの被害とトラブル
ネットが普及し、一般市民も含めて多数のネット情報が溢れかえる時代です。
特にSNSの普及は目覚ましく、匿名含めた自由な書き込みが氾濫するようになりました。
そんな中、ネットでの書き込み、匿名での書き込みにより誹謗中傷、名誉棄損、人格権を侵害される被害が頻発しています。
総務省の情報通信白書という統計によると、日本と海外とでは、ネットでの書き込みの際の匿名の度合いがだいぶ異なるようで、日本では匿名の比率がとても高いというのです。
そうすると、ネットでの書き込み被害はおそらく日本の方が海外よりも問題になりやすいと予想されます。すなわち、匿名ゆえに昨今の書き込みのトラブルが急増している訳ですから。
弁護士としては、プロバイダー責任制限法により、発信者情報開示請求とか、投稿内容の送信防止措置依頼という手段を使い、問題となる投稿を削除したり、投稿者の特定を実現することとなります。
当然、投稿者には後日、損害賠償を請求することになるので、いくらネットで匿名だからといって、投稿者の身の安全が確保されている訳ではないことは多くの人に知っておいてもらいたいです。
法律は、不正を許さず、きちんとした処罰の可能性があるということです。
弁護士と相撲
弁護士の仕事はそのほとんどが相手方との交渉や駆け引き、争いごとの戦いです。
交渉でも駆け引きでもそうですが、依頼者の方のご意向をいかにして実現するかを常に考えます。
その際、最終的に一番有利な解決を目指すのですが、大切なことは「言いたいことをとにかく求める、要求すれば相手方がこれに応じて折れてくる」というものではないということです。
太陽と北風にあるように、押せば押すほど相手方の態度は頑なになり、硬直化することも多々あります。
なので時には強く押し、時にはサッと引く。
これが大切です。
その意味では弁護士の仕事は、依頼者の方の利益を実現するために、「押しと引き」をいかにうまく絶妙に使いこなすかにあると思っています。
これは相撲に近いと個人的に感じています。
この間合いを間違うと、押すべきところで引いてしまい、引くべきところで押してしまうという大変な問題が生じます。
当然、間合いを間違えば敗北必須です。
なので、「押せば押すほど要求が通る」というやり方ではなく、相手方の深層心理も読みながら、押して引いてを使い分けるのです。
蜘蛛の巣
歩いていると頻繁に蜘蛛の巣にかかります。
身長が高いためか、蜘蛛の巣が頭にかかるのです。
当然ですが、まったく気持ちの良いことではなく、目に見えるか見えないかの蜘蛛の巣を頭から振り払います。
あまりにもしょっちゅう引っかかるので、自分なりには警戒するのですが、如何せん、蜘蛛の糸とは目に見え難く本当に嫌になるくらいかかってしまいます。
最近では、事務所のビル入り口付近にとある蜘蛛が一匹、お腹を空かせて巣を張っているのですが、毎朝のように私がかかるだけです。
毎朝かかる私も私ですが、毎日同じ場所に巣を張り直す蜘蛛も蜘蛛です。
きっと内心、「こんな大きい人間がかかっても食えるワケないだろ!毎朝巣を壊してくれるな!」と思いつつ、張り直していることでしょう。
ごめんなさい。蜘蛛さん。。。背が高くて巣にも気づかないために毎朝壊してしまって。
そんな気持ちになどなれず、今朝は、頭にかかった巣を思いきり払った上で、蜘蛛に対して悪態をつきました。「こんな所に巣を張るな!」と。
小さい人間です。。。
死ぬまでに達成したいことの一つ
死ぬまでにこれは達成したい、ということのうち一つへのチャレンジを始めました!
それは、
「ルービックキューブ6面を完全に揃える!」
です。
幼少のころからこの世に存在するルービックキューブですが、6面完全制覇は実現していません。
というか、1面だけ揃えるのも難しい、、、
というのが実情です。
なぜか最近、本屋さんに置いてあったので一念発起で(大げさ)購入し、ここ数日目下取組中です。
おかげで1面揃えるのは割とできるようになりました。
が、そこから先が難しい。。。
当たり前ですが、1面揃ったので、次の面を揃えようとクルクル動かすと、揃ったはずの1面が崩れるからです。
ということは、6面全部制覇のためには、一度にまとめて6面を揃える他ないということなのでしょうか?
うーむ。先は長い、、、
でも、まだ人生あと半分はあるはずなので、完全制覇に向けて突き進みます。
(絶対に攻略方法のサイトや、動画は見ずに達成するつもりです。。。)
口内炎の逆恨み?
普段あまりできることのない口内炎のことを先日(8月1日)、ブログで書きました。
その時は、できた口内炎を噛んでしまった話を冗談めかして書きました。
幸いにも、噛んでしまった口内炎をさらに噛んでしまうという事態には至りませんでしたが、ふざけたブログを書いたせいなのか、できた口内炎が延々と治らないという羽目に陥りました。。。
具体的には、口内炎が大きく腫れて、そのままいつまで経っても治まらなかったのです。
普段、そんなことないので、ちょっと不安になり、薬を買って塗ってみたりしたのですが、数日、数週間経っても治りません。
「ひょっとして、一生このまま?」
と思ってもみたりして、いよいよ不安は募るばかりでした。。。
しかも、大きく腫れているために、食事の際などに「噛んでしまわないか」という心配もありました。
そんな状態が約3週間続き、半ば諦めかけていたところ、今日、突然、これが急激にしぼみました。というのも、口内炎の中から出血し、中に溜まっていた血が流れ出て行ったのです。
こんな経験は初めてでしたが、ひとまずほっとしています。今度から、口内炎が出来てもふざけたりせず、真面目に向き合うこととしたいです。
褒められたい
人は誰でも褒められたいという欲求を持っていると言われます。
褒められたいというのは、承認欲求にもつながります。
「子どもは褒めて伸ばすのが良い」と言われるのも、この承認欲求をうまく使うことで能力を発達させる手法と言えます。
ところが、大人になると、子どもの時のようには「褒めて伸ばす」ということがあまり言われないように思います。
これは、
・褒めて伸ばす=褒めないと伸びない(もしくは褒めないと仕事しない)=使えない奴
と広く思われていたり、
・褒めて伸ばす=子どもに向けて使うやり方
という認識が広まっているためでしょうか?
いずれにしても、大人になると、褒めて伸ばすということが公にあまり言われなくなり、ひいては自ら「褒めて欲しい」と公言する大人はほとんど見かけなくなります。
ところが、とある機関紙に記載の記事が面白かったので、その原稿を書いた方に「面白い記事でした」と連絡したところ、「特に面白かったのは?」と聞かれ「もっと褒めて!特に面白かったのを教えて!」と言わんばかりの反応でした。
「そうか、褒めて伸びる、褒めて欲しい、認めて欲しい!は老若男女問わないのか!」
そのような認識に至りました。
やはり「褒めて伸ばす」は大切ですね。大人であろうと使いたいと思います。
夏休み後
長い夏休み。
食べる、飲む、ダラダラするの繰り返しで、2~3キロほど体重が増えました。
久しぶりに仕事に戻ると、頭を使うためか、すぐにカロリーを消費し、体重も概ね戻りました。
また、長く休んだ反動か、仕事に対する意欲も湧き、朝から晩まで詰め込んで働いています。
それでもまだまだやることは本当に多く、すべてはこなせていません。
今週もあれもこれもしなくてはならないとの思いから、夏休み後を忙しく過ごしています。
秋の気配?
お盆明けの今日は、少し雨も降り気温もそこまで高くありません。
どうやら猛暑も過ぎ去りつつあるようです。
夜には虫の鳴く声もあり、個人的には
「今年の夏も終わってしまった」
という気持ちです。
暑い暑いと言いながら、何だかんだで夏が好きです。
今週は雨も多いようで、いよいよ寂しい気持ちです。
あー、来年の夏は何をしようか?
台風の影響で満喫しきれなかったこともあり、もはや来年の夏のことを考えています。
静かな一日
午前にはいくつかの案件や連絡などでいくらかバタバタしましたが、今日は午後からとても静かな時間でした。
多くの方はすでにお盆休みに入られましたでしょうか?
裁判所からの連絡もほとんどなく、裁判所は夏季休廷のようです。
私も明日からしばらく夏休みをもらいます。
今年も本当に暑い夏です。無理しすぎないことも大切です。
予定では、プールに行ったり、海に行ったりするつもりです。
やはり夏は夏らしく過ごすのが大好きです。
また休暇明けには元気に働き、何事にも積極的に取り組んでいきたいと思います。
では。またお盆明けに!
弁護士の選び方~会えない弁護士の是非~
ネット検索で弁護士を探すと、当然のことながら、県外の弁護士も表示されます。
法律事務所によっては広告を掲載し、積極的に自分の事務所所在地から遠く離れた地域にまで広告をしていることがあります。
当然、県外の弁護士に相談し、依頼するケースもあると思います。
法律上も、県外の弁護士に依頼してはいけないルールはありません。
問題は、「相談や依頼を面談なしに十分に行えるか。」にあります。
県外の弁護士に相談をするとなると、直に足を運ばない限りは当然ながら、電話やメールでの相談になると思います。
依頼した場合も当然に同様です。
ちょっとした相談だけでも抱えたトラブルの背景や心情を踏まえ、解決のための方策について法律知識や判例についての説明を受けることになります。そうなるとなかなか電話やメールで細かいところまでやりとりをすることは難しいように思います。
とくに、案件の依頼にまでなったような場合、半年とか1年もしくは長いともっと長期に渡り弁護士との関係が続きます。
それを電話やメールだけでやりとりして、十分に満足し、十分に納得の結論に至れるかというと、そううまくいくケースばかりではないと思います。
なので、弁護士選びを考える際には、「自分が実際に当該弁護士と会って、話をし、納得ができそうかどうか。」という視点で決めることもひとつだと思います。
ネットは便利ですが、決して「安易な決め方」だけはお止めになった方が良いと思います。
当事務所でも、「会ったこともない弁護士に依頼したが、うまくいかなくなって解任し、引き継いだ。」という事案が複数ございます。