左肩上がり。
スーツのネクタイ。向かって右肩上がりのストライプ柄のものは英国式。逆に左肩上がり(右肩下がり)のものは米国式。レジメンタルタイといいます。
以前から知っていた知識ですが、自分が持っているものは英国式ばかりでした。
なので、つい先日、米国式も購入してみることにしました。
今日は、その米国式のネクタイをしています。
ついでにちょっと調べたら、このレジメンタルタイには深い意味があるようで、今後の着用の際に参考にしようと思いました。
なんでも物事には「理由」がありますね。
もう6月!
早いですね。もうすぐ6月です。
各地、梅雨入りしたとの報道もあり、季節の移り変わりを感じます。
6月で一年の半分なので、今年ももう折り返しです。
日々、あっという間に過ぎていく気がしますが、それもそのはずです。毎日公私ともに忙しくしているのですから。
そんな中、体調管理だけは気を付けて、今日もうがい手洗いを実行しました。これからの季節は食中毒に要注意です。
特に「一晩寝かしたカレーはうまい」と言いますが、一晩置くと、カレーにもいろいろ問題が生じるようです。
体調を崩せば元も子もありません。
なので、今年後半も元気で過ごせるよう、梅雨を乗り越えましょう。
出張先でのあれこれ
出張で、新潟に行きました。
岡山で生活していると普段、新潟にはなかなか縁がありません。そんな新潟でのあれこれ。。。
1 車の信号機が全部縦型→雪が積もりにくいようにとのことです。やはり雪国ですね。
2 道路のあちこちが赤茶色に染まっている→積雪を融かすために地下水が散布されるそうなのですが(消雪パイプというそうです)、その地下水の鉄分により赤茶色に染まるのだとか。
調べてみたらこんなHPがありました。なるほど、鉄分豊富なのも問題があるのですね、、、
http://ecet.eng.niigata-u.ac.jp/gp/market/2007/market2007_4.html
3 新潟駅にて知人に遭遇→新幹線で新潟に着いて、トイレに入ると、岡山でのとある知人とそっくりな人に遭遇。
でも、声をかけて「そっくりな他人」だったら恥ずかしいので三度見したものの、スルーしました。
改札を出ると、当該知人の関係団体の総会案内が掲示されていたので、やはり人違いではないと分かる。改めて声をかけてご挨拶しました。世間は狭い。
遠い場所に行くといろいろな経験ができますね!
良い物
良い物を知らないと、良い物は提供できない。
良い物を提供したければ、良い物をたくさん知った方がよい。
一流を知らないと、一流は提供できない。
一流を提供したいから、一流をたくさん知りたい。
安かろう、悪かろうではなく、良い物や一流を目指したい。
いつもそう意識しています。
朝からヤモリ
今朝、起きてから玄関のブラインドを巻き上げようとしたところ、なにかが引っ掛かります。
よく見るとブラインドに小さいヤモリが張り付いていて、朝日に照らされ、その影がブラインドに映し出されていました。
そのままにする訳にもいかないので、靴ベラで外に逃がしてあげました。
それにしてもどうして家の中にまで入ったのでしょうか???今まで家の外で見かけることはありましたが、中まで入っていたのには驚きです。
そんなことを考えながら階段を上っていると、自分がアニエスベーのロゴ入りTシャツを着ていることにふと気が付きました。
アニエスベーのロゴはトカゲですが、ヤモリもトカゲも爬虫類。形も似ているし、ひょっとして仲間と思ってやって来たのかもしれない。そう思うことにしました。
弁護士はタクシー
弁護士の仕事とタクシーの仕事は似ているところがあります。
タクシーは、目的地を告げて、料金を支払うとプロのドライバーが目的地まで安全、最短で向かってくれます。
弁護士も、依頼の目的(=問題となっている事案、相談について、相談者が求める結論)を告げて、料金を支払うと、プロの弁護士がその目的に向けて、最善を尽くしてくれます。
通って欲しいルートがある場合には、その旨をドライバーに告げると、そのルートを通ってくれます。また、プロのドライバーと言えども、目的地までのルートが分からない場合には、適切なタイミングでお客さんに確認をしてきます。
弁護士にも、依頼の目的を実現するために、とって欲しい手段(=内容証明を送って欲しいとか、調停や裁判は嫌だから示談で進めて欲しいとか)を告げると、その方法を選択してくれます。また、依頼者の希望が十分理解できない場合には、適切なタイミングで弁護士から意思確認をしてくれます。
こちらが話しかけてもいないのに、あれこれ世間話をするドライバーは要注意です。プロのドライバーとしては、目的地に向かってお客さんの希望するルートに沿って忠実に安全運転に徹するべきだからです。間違っても、目的地に向かうことと無関係なお客さんのプライベートなことを根掘り葉掘り聞くなどあってはいけません。
弁護士も、依頼した事件のこととまったく関係のないことをペラペラ話したり、聞いてきたりするようでは困ります。法律の専門家として、事案解決に必要な情報の収集や、理論の構築、分析に専念すべきです。
他方で、いったん目的地が決まったのに、途中で急に目的地の変更を指示したり、ドライバーの運転にあれこれ文句をつけたり、やたらと話しかけるのもいただけません。
ドライバーたるもの、運転に最大の神経を集中させています。必要以上なやりとりなどは道を間違えたり、事故の原因になりかねません。
目的地とルートが決まったらあとはドライバーに任せましょう。
同じく、依頼の目的が決まったら、そのための手段を打ち合わせ、後は弁護士に任せましょう。必要な調査は必ず行いますし、事案解決のために重要な事実の聞き取りなども弁護士の方からしてくれます。
このように、弁護士の仕事はタクシーに似ています。自分の依頼の目的を明確にし、そこまでたどり着くのに最適な弁護士をご依頼ください。
ガラスの靴はなぜ脱げた?
最近、いろんな昔ばなしを読んでいるのですが、誰もが知っている「シンデレラ」。どうしても気になることがあります。
それは、「どうしてガラスの靴が脱げたのか?」ということです。
素直に読めば、きっと「12時の鐘が鳴って、急いで帰らなくてはならない時にうかり脱げた」ということになります。
でも。でも!
脱げた靴の持ち主を探す中でも明らかになりますが、この「ガラスの靴」はとても小さくて、結局、シンデレラ以外には履けませんでした。また、シンデレラには「ピッタリ」だったのです。
さらに、そもそもどうしてガラスの靴は12時が過ぎても魔法が解けないのか?ということも不思議です。
私は、ガラスの靴は「脱げた」のではなく、意図的に「脱いだ」のではないかと思うのです。要するに、自分の置かれた不幸な境遇から逃れたくて、魔法で変身できたことを利用し、魔法の解けないガラスの靴を用意し、12時ギリギリまで踊り明かし、逃げるようにして立ち去ることで王子様の気を引き、唯一の手掛かりとしてのガラスの靴を残したのではないか、ということです。
そう考えないと、ガラスの靴が魔法で解けないこと、ぴったりサイズなのに自然に脱げるなんて考え難いこと、という点がスッキリこないのです。
でもこんなことをあれこれ考える方が無粋なのでしょうか。それでもいろいろ考えるとなんだか面白くて、昔ばなしって奥が深いと感じています。
慣れれば怖くない。
人の能力のうち、特に優れているものとして、①忘れる能力、②慣れる能力、があると思います。
まず、①ですが、人は、忘れるからこそ、幸せに生きることができるのです。こう言うと「何をおかしなことを言うのか?」と思うかもしれませんが、痛み、悲しみ、苦痛、恐怖などといった過去の経験を一切忘れることができなければきっと生きることが辛くて仕方ないでしょう。
つぎに、②ですが、これは①とも関連します。人は辛い環境に置かれてもいつの間にか「慣れる」ことができる能力を持っています。時に行き過ぎると、DV被害者が、自分は被害者であるにもかかわらず、そのような被害に慣れてしまい被害申告、被害救済が遅れてしまうこともあります。
しかしそれでも、人は慣れることができるからこそ、人生を豊かにすることができるのです。辛い環境に身をさらすことで身体能力を向上させるアスリートなど典型です。
その上で、私の個人的な話ですが、先日から取り上げている「葬儀場などを通る時にワイパーが勝手に動く」という心霊現象(?)についてです。
最近、あまりにもこのような現象が続くので、どうにもこうにも慣れてしまったのです。「いつもの場所」でワイパーが動いても、もはや恐怖も感じません。むしろ、動かない時に寂しい気持ちすらします。
また、「いつもの場所」以外で、突如ワイパーが動くことが続いているのですが、こんな時にはむしろ「怪奇現象を経験できてラッキー」「ブログに書くネタ、ゲット」くらいな気持ちになります。
なので、人は慣れてしまえばきっと、霊とも仲良くなれるのでしょう。
落ち着かない
出張等で一日、もしくは数日、事務所に出てこないことが稀にあります。
事前に分かっていることなのですが、そういう日はどうにも落ち着かない気持ちになります。
「今日は事務所にどんな電話があったかな?」
とか
「どんな郵便やFAXがあったかな?」
とか
いろいろと気になって気になって仕方がないのです。
当然、必要なことについては適宜、携帯やメール、チャットにて事務所から連絡をもらうこととしていますし、届いた郵便物も報告してもらうこととなっています。また、FAXに至っては自分のPCやスマホでも即時閲覧できるようになっています。
それでも。
一日事務所に来ない日はほんとうに落ち着かない気持ちになります。
なので、その次の日には朝早く事務所に行き、前日に何があったかあれこれチェックするのです。
でも、たいがいは↑で書いたとおり、事務所から連絡、報告等があるので、急いで事務所に来たからと言って目新しいことなどほとんどありません。
そんなこと、百も承知なのですが、それでもやはり事務所に来ないと落ち着かないのです。
アイデアを形にする
実は、子どものころは「発明家」になりたいと思っていました。
物を作るのが好きで、レゴも好きで、プラモデルも大好きでした。
物の仕組みを観察して、壊してマネして、新しい物を作るのが好きでした。
今は全く違う仕事に就いていますが、それでも子どものころの経験が活きていると思います。
というのも、あれこれと観察して、観察結果を踏まえて文章や主張を作り、証拠を整えて裁判という形に持っていく過程はある意味で物づくりに似ているからです。
要するに「アイデアを形にする」という共通点があると思うのです。
自分で考えたアイデアを形にすることは本当に刺激に溢れる作業です。うまくいったときの喜びは物を作る時でも、裁判や法律の仕事でもまったく一緒だと感じています。