大手が良いとは限らない。
2015/5/21 14:06
執筆:oh
どの業界でも世間一般に知れ渡っているような大手企業というものがあります。
だれもが知っている、昔からある、組織が大きいなどの理由から就職先としても、取引相手としても選ばれがちな側面があります。
これは弁護士業界も同じで、弁護士を多数抱える大手法律事務所というものが多数あります。
最近は弁護士のCM解禁になり、弁護士法人制度もできたのでなおさらです。
他方、私の事務所は弁護士一人の極小事務所です。いわば、私の事務所の商品は「弁護士呉裕麻」のみ、です。
そうすると、弁護士が多い大手事務所の方が何でもすぐれているか、というとそれはそうではない、と声を大にして言いたいです。
中小企業、極小法律事務所のメリットは
①融通が利く、②スピーディ、③こだわりがある
といったところでしょうか(もちろんもっとほかにも色々あるとは思いますが)。
①については、岡山中庄架け橋法律事務所の場合には、土日対応は当然ですし、電話もつながるようにしてあります(都合によっては不通のこともあるのでご了承ください)。
②については、時間の調整が容易なので、即相談、即受任が可能です。
③については、ある意味①と矛盾するようですが、弁護士の信念に基づいて仕事に取り組んでいるので、どんなに利益になるような事件でも信念に反すれば引き受けない、ということもあり得る、ということです。決して利益のみを追求しないのが中小企業の良いところだと思います。
こだわりを持って、信念に従い、思うところの最良のサービスを心がけてこれからも頑張りたいと、つい最近の個人的経験から感じたものです。