俺はパイロット
東京出張で羽田に来ました。
厚生労働省での公式な協議に出席なのでクールビズではなく、きちんとジャケットも着てきました。
お昼は、匂いに誘われ空港内のラーメン屋さんに入りました。
注文を済ませると店員のおばちゃんに「ここの職員の人ですか?」と聞かれたのです。
はて、何のことかわかりませんが「違いますけど、どうしてですか?」と聞きました。
おばちゃんの説明によると、職員の場合、割引があるから聞いたとのことです。
そうか、スーツ着てたからパイロットさんに見えたのか!と一人で勝手に決めつけることとしました。
憧れの職業、パイロット!
おばちゃんにそう思われたことを嬉しく感じながらおいしくラーメンを頂きました。きっと今日の日のことは忘れません。おばちゃん、ありがとう。
*「職員の人」って聞かれても、空港なんだから色んな仕事があるでしょ?パイロットに限らないし!というツッコミは受付いたしません。弁護士呉裕麻は公私ともに常に「前向き」です。
集団的自衛権って、「先制攻撃」です。
安保関連法案のニュースが連日、大変なことになっています。
正直、ほとんどの方は、その意味を理解するのに困難を極めていると思います。もちろん、私もすべてを完全に把握し、理解していることはありません。
そんな状況の中、一番、キモとなる「集団的自衛権」の意味を一言で言っておくと、それは「先制攻撃」ということです。
集団的自衛権の対概念のように言われる個別的自衛権は、A国が日本を攻撃してきた際の「防御」です。
が、集団的自衛権は、A国をB国が攻撃している際に、日本がB国に加担し、一緒になってA国を攻撃する、というものです。
これって、A国からすると、「おいおい、日本さんよ、俺はあんたのことなんて何にも攻撃していないし、するとも宣言してないし、一体どうゆうつもり?」となります。
当然ですよね。そういう意味で集団的自衛権は「自衛」の名を借りた「先制攻撃」なんです。
なので、個別的自衛権と集団的自衛権って似た者同士ではなく、水と油くらい異なる概念です。
なんとなく名前が似ている、「自衛権」と呼ばれている→じゃあ限定的行使ならいいんじゃないか?
などと思わないでください。
集団的自衛権の名の下に「先制攻撃」を受けたA国は日本を「敵」とみなし、あっという間に戦争状態に陥ることでしょう。
みなさんは戦争が好きですか?横でケンカしている友人がいたら、その友人に加担しますか?
そんな世の中になってしまいかねないのが今の情勢です。左とか右とかではないと思います。一人一人がこの「集団的自衛権」にきちんと向き合って考えるべきだと思います。
結局同じ
先日、TTコム弁護団・原告団の集会が岡山南ふれあいセンターでありました。
集会が終わり、車で帰ろうとしていたら、弁護団のI弁護士も同様に車でご帰宅のところでした。
たまたまI弁護士とは自宅がご近所です。それで、ふれあいセンターを出てからしばらく同じ方向に進みましたが、途中、I弁護士は2号線に入り、私は45号線をそのまま北上しました。
内心、「こっちの方が早いのに。ムフフ」なんて考えながら自宅を目指しました。
すると、自宅間近の交差点で信号待ちをしていたところ、後ろからI弁護士の車がやって来たではないですか!
まさに私の真後ろに付けると、そのままお互いの自宅まで向かいました。
こっちの方が早いのに、と思った自分は間違いでした。案外、変わらないものですね。
その翌々日には浅田訴訟弁護団があり、会議終了後、弁護団で一緒のM弁護士が自転車でご帰宅のところでした。
たまたまM弁護士とは自宅がご近所です。それで私は車で、M弁護士は自転車で互いの自宅に向かいました。
途中、M弁護士は公園を突っ切っていったので私の視界から消えました。
内心、「雨なのに自転車で大変ネ。」と思いながらさらに自宅を目指しました。
すると、自宅付近の交差点で信号待ちをしていたところ、横からM弁護士の自転車がやって来ました!
さすが公園を突っ切っただけあります!早い早い。
そして、私より先に横断歩道の青信号に従って、スッと消えて行きました。
どうやらこの距離なら自転車の機敏さに負けるようです。
それにしても二日連続でご近所の弁護士と勝手に「競争」した不思議な経験でした。
ヒト、モノ、カネ
学生のころアルバイト先で、「仕事をする上で一番大切なのは『人、物、金』だ。常にこの三つを頭において仕事をするように。」としつこく教わったのを覚えています。
何よりもまずは「人」を大切にする、とのことでした。ここでいう「人」は、お客様は当然として、上司、同僚、部下などの一緒に働く仲間も含みます。
自分と一緒に働く人と良い関係を築けないことにはいい仕事は出来ず、当然、お客様にもいいサービスは提供できない、ということです。
次に大切なのは「物」すなわち、仕事をする上で使うあらゆる道具のことです。道具を使って仕事をする、その結果作った商品をお客様に提供し、対価を得る、だからその道具自体を大切にしなくてはいけない、ということです。常に道具の清掃など口うるさく指導されたのを覚えています。
そして最後は「金」でした。サービスを提供して対価たるお金を受け取るのですが、きちんと人や物を大切にした上で良いサービス、商品を提供して初めてお金を受けられる、ということです。最初から「金」ありきではいけない、と教わりました。逆に言うと、「人」や「物」を大切にしていれば必然的に最後に「お金」はついてくるという意味でもありました。
学生ながらにこの「ヒト、モノ、カネ」という考え方にはとても深く共感を覚えました。その後、現在に至るまで自分の人生の中で、常に「ヒト、モノ、カネ」で物事を考えるようなクセがつきました。
ところが、最近の政治に目を向けると、必ずしもこういう発想に立っていない状況があり、日々、モヤモヤした気持ちがあります。いわゆる「戦争法案」や派遣法改正案については本当に「ヒト」のことを勧がているのか、とても疑問に感じます。
もっともっと、みんなが「ヒト」を大切にできる世の中になるように、と願っています。
みんなが好きな飲み物は??
暑くなったこともあり、アイスコーヒーなど冷たいドリンクもお出ししています。
さて、うちの事務所ではドリンクメニューも作って、お客様にそこから選んでいただいています(たまに手が回らず、お聞きできずにお出ししたり、事務員不在の場合に飲み物をお出しできない時がありますが何とぞご了承ください。)。
今は、コーヒー(ホット・アイス)、ハーブティー(ホット・アイス)、お茶(ホット・アイス)、カフェラテ(ホット・アイス)にカルピスを置いています。
どれが人気か??ですが、アイスコーヒーはやはり多くご注文頂いています。
他にも特に女性の方だとハーブティーの人気はとても高いです。帰りがけに、どうやって淹れているのか聞かれること頻繁です(実はとても簡単なのですけどね)。
他に、隠れた人気が実はカルピスです。男女年齢問わず、ご注文頂きます。まさに老若男女から愛されるスーパー乳酸菌飲料です。
カルピスは原液を使って作れるので長持ちするし、場所もとらないので重宝するのです。お子様連れの場合にも助かります。
少し注文が少ないのはカフェラテやお茶でしょうか?それでもほとんどのドリンクがだいたい同じくらいで出ているようです。
メニューを考えて実行している方としては案外、おもしろい結果で満足しています。
今後またメニューの改定も含め、あれこれ考えてみたいと思います。
キレる弁護士
仕事をしていて、本当に久しぶりに怒り爆発する出来事がありました。
割と短気な方だとは思うのですが、それでも最近は少しは大人になり、すぐに「キレる」ことはない日々でした。
しかし、それでも今日は収まりがつきませんでした。
・・・
某市役所に児童扶養手当の受給の手続きに同行したんです。というのも、以前、当事者本人で行った際には正当な理由もなく窓口で突っ返されたからです。
今日は担当者数名と事情を色々話しました。お二人の方は、詳しく聞いて下さり、何とか申請ができそうな雰囲気になりました。
「同行して良かった。何とかなりそうだ。」
そう思っていたら、もう一人の方から突如、
「児童扶養手当を欲しいがためにわざわざパート収入を減らし、所得制限にかからないようにする人がいる。」
「ご自身のキャリアアップを考えたら児童扶養手当はためにならない。」
などという爆弾発言が飛び出しました。
しかし、私の依頼者の方は、児童扶養手当のために所得を切り下げようとなんてしていませんし、今後もできれば児童扶養手当に頼らず自立できるよう意欲を持っている方でした。
当面の生活のために受給できるサービスを利用しようとしたまでなのです。
この発言を聞いて私は「キレて」しまいました。あろうことか市民向けのサービスを提供する立場にありながら、市民が制度を不正利用しているかのごとく発言です。まったく納得ができず、真意を問いましたが、この方はご自身のこれまでの人生論を述べようとするなど、まったく論外でした。
なぜこんな発言が飛び出たのか本当に理解し難く、いつまでも怒りが収まりません。
市民のためにできることを提供するのが市役所の努めだと思うのですが、どうしてこの市役所はいつもそれとは真逆のことをするのでしょうか。根本的な改善を求めたく思います。
あー言えばこう言う
国会で安全保障関連法案の審議が行われています。
6月4日の衆院憲法審査会では、参考人として呼ばれた3人の憲法学者が、「憲法違反」との見解を示しました。
要するに、安倍政権が成立を目指す法律案は、憲法に違反するから許されない、と一致した意見を示したのです。
与党は慌てて火消しに走っています。
野党は勢い勇んで廃案に持ち込もうとしています。
自民党の高村議員は、火消しのためにこう言いました。
「憲法の番人は最高裁で、憲法学者ではない。」
さて、確かに最高裁は、制定された法律の憲法適合性の最終判断権を持ちます(憲法81条)。なので↑の発言はそれ自体間違いではありません。
しかし、国会議員は憲法尊重擁護義務を負います(憲法99条)。なので、制定しようとする法律が憲法に合致するよう、配慮する義務を負います。
このことが意味するのは、「いくら憲法の最終判断権者が最高裁だとしても、そもそも法律案提出の段階で、当該法律案が憲法に違反しないかどうか、最善の注意を払う必要がある。」ということです。
最終的には最高裁が判断してくれるからといって、憲法に違反するかどうかもまったく考えることなくやたらめったら危険な法律案を出してはいけないのです。
そう考えると、↑の高村さんの発言は事の本質をごまかしているだけで、火消しになってはいません。事前には国会が、事後には最高裁が、法律の憲法適合性をチェックするのが憲法のタテマエなのです。
また、このような理屈の問題以外に、私があまりにも馬鹿げていると感じたのは、結局今の安倍政権は集団的自衛権の問題について「あー言えばこう言う。」という姿勢しか示せていないということです。
そうです。何を隠そう、安倍さんは、2014年2月12日の衆院予算委員会で、「(憲法解釈の)最高責任者は私だ。」と自信満々に答えているのです。
これって、↑の高村さんの発言と真逆のことを言っていますよね。
どうにもこうにも都合が悪くなると、簡単に前言と矛盾する言動が横行しており、「あー言えばこう言う。」という胡散臭い状況が続いています。
プレミアム商品券は誰のもの?
地方の消費喚起の名目で、各自治体からプレミアム商品券が販売されています。
仕組みはもうご存知でしょうけど、たとえば1万円分の商品券で12000円分の買い物ができる、などというものです。
プレミアム部分(上記でいう2000円部分)は、国からの助成金(税金)により賄われます。
自治体によって、どういうプレミアム商品券にするかはいろいろで、住民しか購入できないようにしていたり、商品券の使用を観光関係に限定しているとか、子ども関係に限定しているとか、いろいろです。
とはいえ、多くは1万円分の商品券に一定のプレミアムが付くという意味ではだいたい似たりよったりのようです。
このプレミアム商品券ですが、購入できる枚数に制限があったりするのですが、ハッキリ言うと「有効期限までに自分が使い切れる限りの枚数を買っておく」と非常に得をします。
たとえば100万円分購入して使い切れば120万円分の買い物などができるので20万円の得です(いろんな自治体の発行するプレミアム商品券を買えば100万円分購入することもおそらく可能だと思います)。
そうすると、結局誰が得をするかというと、プレミアム商品券をガバっとまとめて購入できる人が一番得をする、ということになります。
私は、こういう政策は大嫌いで、本当に反対です。税金の無駄遣いだし、一時的な消費喚起でしかないし、商品券の利用できる先も大企業ばかりだったりするし、何より↑で書いたように一部の人が大きな得をするだけだし。もっというとプレミアム商品券を先買いするお金を用意できない人などまったく得をしません。
とはいえ、深く考えずにいると、とりあえず自分もいくらかプレミアム商品券を購入し、なんだか得をした気分に浸って終わってしまいがちです。
しかしそれでは政府の策略にはまったも同然です。政府は、広く多くの市民に得をする政策を施したように装い、これにより支持を集めるが実は政策の手元資金は結局市民の税金であり、かつ、政策により本当の意味で得をするのは一部の人だけなのです。
なので、プレミアム商品券は実は支持率向上を狙った政権与党のためのもの、としか言いようがありません。市民の税金を使って自分の支持率向上を図るなど、盗人猛々しいと思います。
机を片付ける
机はいつも片付いていますか?
机の上って、性格、個性が出ますよね。
私の机は、PC,、電話、文房具、書類トレー、メモ用紙、手帳、携帯、飲み物(マグカップ)が置いてあることが通常です。ただ最近は、暑くなってきたのでウナコーワも置いてあります(蚊に刺されると集中できませんから!)。
仕事をする時は、関係資料をダーっと机に広げますが、終わるとすぐにしまいます。とある事件のファイルを机に出しっぱなし、ということはほぼありません。
届いた書類、ファックスも確認したらすぐファイルに閉じています。書類トレーも、ほぼ何も置いてないのが普通です。
そういう性格なのです。
机と言えば今時はPCのデスクトップ画面にどんなアイコンが張り付けてあるかも個性が出ます。
私のPCは、ゴミ箱のアイコンと、自分のフォルダアイコンの2つだけです。それ以外のアイコンは、デスクトップ上に張り付けてありません。
机の上も、デスクトップの上も、常にスッキリ、サッパリです。
結果、新しい案件にもすぐさま対応できる職場環境です。