弁護のスタンス
弁護士になって14年目です。この間、幾多の事件を受けて来ました。
経験を積み、年を重ね、人間としても弁護士としても年輪が深まってきたように思います。
私は、弁護士の仕事は弁護士自身の「生き様」だと思っています。どういう生き方をしたいか、どういう価値観を持っているか。不正に切り込みたいのか、被害者に寄り添いたいのか、その他諸々。
そのため、弁護のスタンスには弁護士の生き様が反映されると思います。
私の場合には、「常に冷静」「端的かつ明朗」「すぐに行動」などが良く言われるところだと思います。
依頼者の方は困難に直面し、困惑、狼狽していることも少なくありません。そんな時に少しでも安心し、少しでも落ち着いて帰ってもらえるよう、私自身は冷静沈着を保ちます。結果、冷静なアドバイスや対応を受け、依頼者の方も落ち着きを取り戻せるのだと思います。
また、複雑な法律用語や解釈を難しく伝えても当然、依頼者の方には届きません。これは相手方に対しても同様です。それゆえ、端的かつ明朗を心掛けています。
さらに、抱えた困難に対して少しでも早い解決を目指します。これは、少しでも早く楽になって欲しい、少しでも早く平常な生活に戻って欲しいからです。
ご予約の際にも可能な限り最短でのアポとし、ご依頼案件も可能な限り事を進めます。
こうした弁護のスタンスは、まさにこれまでの経験と、自分自身の生き様から出来上がりました。
変な夢は当たる?
年始から次々とおかしな夢を立て続けに見続けています。
熟睡は熟睡なのですが、見る夢がどれもこれも変なんです。
初夢で見たボルダリングの夢については、何度も繰り返し見たので、「ひょっとしたら今年はボルダリングのスキルがアップするという暗示かも!」と前向きにとらえ、いざボルダリングジムへと向かいました。
しかし結果、左指を負傷して終わるという悲しい結末に。。。
次に、つい先日は、自分が好きでも何でもないとある芸能人が不意に夢の中に出てきたのですが、夢に出た後、ニュースで見るとどうにもこうにもその方がコロナの陽性になってしまったと。
しかも、私の夢に出てきた日にちょうどコロナになったようです。
いずれの夢も何らの因果もなく、単に私がケガをした、単にその芸能人がコロナになったというだけですが、何だか不思議な気持ちです。
何か今度は夢で見た内容が、良い現実につながると嬉しいのですが。。。
日々の生活とリフレッシュ
こんにちは。
ここ最近、またコロナの急増により自粛傾向の強い日々になってきました。まん延防止措置適用対象地域も格段に広がってきて、気の抜けない状況です。
それでも毎日仕事はあるし、やることはやらなくてはなりません。
そうすると、ストレスばかりが溜まっていくこととなりますが、みなさんは上手にストレスを発散、解消できていますか。
日々の大変さに追われるばかりだといつの間にか疲れも、ストレスも溜まり続けてしまいます。大変な毎日ですが、少しずつでもきちんと心と体を整理して、溜め込まないようにしないといけません。
私自身はこれといった変化のない私生活ですが、暴飲暴食は避け、適度に運動をし、たっぷりと睡眠をとるようにしています。
運動は、今年は体幹トレーニングを再開しました。自宅でもバランスディスクを使うなどしてできる体幹トレーニングがありますので、今年はこれに励むこととしました。
それと、読書もよいリフレッシュになります。寝る前に少しでも読書の時間をとると、その日一日の出来事などから頭が解放され、心身のリフレッシュになるようです。
いずれもちょっとした時間でできることなので、この大変な時期にうまく生活に取り入れていこうと思います。
直行の朝
おはようございます。
今朝は事務所に向かわず、案件先に直行の予定です。
直行先が自宅から近いこともあり、いつもよりゆっくりとした朝です。
それでも起床時間はいつもと同じなので、余った時間は普段の朝にはできないことをいくつか済ませました。
そうしていたらなんだかんだで出発の時間が迫ってきました。本当はもう少しゆっくりコーヒーでも飲みたいところでしたが、そろそろ出かけます。
今日も寒いようです。みなさまも暖かくして一日をお過ごしください。
侮辱罪の厳罰化に向けた答申
法制審議会(会長・井田良中央大大学院教授)は21日、インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷対策で刑法の「侮辱罪」に懲役刑を追加する要綱を古川禎久法相に答申した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE21BE80R21C21A0000000/?type=my#QAAUAgAAMA
ネット上での誹謗中傷問題が深刻化する中、悪質な事案に適正に対処する観点からの法改正に向けた答申です。
誹謗中傷に対しては、現行法上は名誉棄損、侮辱、脅迫などを根拠として刑事責任の追及の余地がありますが、昨今、事実適示を伴わない形での「侮辱」によっても非常に大きな被害が生じています。
他方で現行の侮辱罪は、非常に軽い刑罰の規定であること、そのために公訴時効が短いという問題がありました。
そこで、法定刑を引き上げ、公訴時効もこれに伴い長期化することで問題の解決が図られようとしています。
被害に遭われた方からすれば確かにまだ小さな改正でしかありませんが、少しずつでも前に進むことも大切だと思います。
親より「不幸」な子どもたち?
人が生まれ、成長し、婚姻をするなどし、子を設け、その子が成長し、また孫を設ける。
当然、すべての人が子を設ける訳ではありませんが、仮に上記のように親→子→孫と命が繋がった場合、子は親よりも、孫は子よりもそれぞれ「幸せ」になる必要があるのでしょうか?
なぜこんな命題を考えたかというと、日経新聞の調査で、若い人ほど親世代よりも自分は不幸せと感じる人が多いという結果が示されていたからです。
そもそも人は自分の赤ちゃんに「不幸になって欲しい」などと思うことはありません。多くの場合、わが子に愛情を注ぎ、子育てすることでしょう。親は自分のしてきた苦労はさせないように子どもに教育をするでしょう。
それなのに調査結果では、若い人は親世代よりも不幸せと感じる人の方が多いのです。
これはどうしてなのでしょうか。
社会が健全に成長をしていればきっとこのような結論にはならなかったはずです。
しかし、日本の現状では、雇用や賃金、経済、環境、自然災害、人口動態など多くの問題があり、その結果、若い人は「昔の方が良かったのでは?=親世代の方が良い時代を生きたのでは?」と思ってしまっているように感じます。
これは当然、若い人たちの責任ではありません。日本の抱える問題が長年放置され、その結果が若い人たちに押し付けられてしまっているのです。
こうした状況を踏まえ、若い人の多くが「自分は親世代より幸せになれない。自分の子どもなんて今の自分よりも不幸になる。」ともし考えるようになったらどうでしょうか?
それこそ日本の将来はないに等しいと言わざるを得ません。
実際、最近は「反出生主義」という思想が人気のようです。
これは「自分は生まれてこないほうがよかった(誕生の否定)」と「人間は生まれない方が良いので生まない方がよい(出産の否定)」について考えるという思想のことです。
自分自身を否定する人が、積極的に子を設けるとは考え難く、私はこのような思想が注目を浴びている現代の日本社会を見ていると非常に悲しい気持ちになります。
子を設けるかどうかは完全に個人の自由ですが、親世代よりも不幸だから、子は自分よりもさらに不幸になるから設けない、との結論は非常にさみしいものを感じます。
いずれにしても、今の大人は(私も含めて)、若い人に対して「生きていることの喜びや価値」を作り出し、伝えていく責任があると思います。そして、少なくとも私に関わる子どもたちには、私よりもっとずっと幸せになって欲しいと願っています。
初夢は見ましたか?
今年は年始からやたらと夢を見ました。今日までほぼ毎日。
で、初夢は趣味のボルダリングをする夢。
その次の日もボルダリングの夢。
三日目に見た夢は、仕事に関係する変な夢。
具体的には、とあるラーメン研究科の刑事事件の弁護人になり、裁判所の法廷で期日が開かれるのを待っていたところ、直前に依頼者である被告人から「先生!今回私が主張したい麺はそんな麺ではありません!急いでレシピを伝えるから再現してもらって、それを法廷で裁判官に示してほしいんです!私の無実を証明してください!」と迫られ、急ぎレシピを口頭で確認し、慌ててボウルと粉とかん水を混ぜこぜし、裁判官が入廷するまでに麺をこね上げようとする内容でした。
そもそも事件の内容が意味不明で、なぜ私が法廷の弁護人席で麺をこねないといけないのかわけわかりませんが、せかされてせかされて何とか弁護に就こうとする夢でした。
その後、また夢の内容は元に戻り、四日目には改めてボルダリングの夢でした。
あー、年末で頭はスッカリ仕事モードから切り替わってしまったのでしょうか?
今日はいったいどんな夢を見るのでしょう。
新年のご挨拶
本日より2022年の営業を開始しております。
今年もどうぞよろしくお願いします。
なお、1月は比較的予約が取りやすい時期です。新年とは言え、お困りごとなどございましたらお気軽にお声掛けください。