一日の予定
弁護士の人にもよりけりですが、多くの弁護士は、日に数件の予定や案件を処理しています。
私の場合も、多いと日に6,7件の打ち合わせや相談、裁判の期日、調停期日などが入ります。
だいたい、相談で1時間弱、打ち合わせも30分~90分、裁判の期日は移動時間含めて1時間ないし2時間、調停の期日になると2時間ないし4時間は必要です。
なので、6,7件の予定が入った日は本当に朝から夜まで息つく暇もないくらい過密な時間を過ごします。
当然、間にはメール、LINE、電話の各対応や届いたFAX、郵便の処理をします。
さらには、提出書類の作成や法律、判例、文献の調査もします。
そのように過ごしていると一日は本当にあっという間です。5分でも1分でも惜しいと思いながら時間を使っています。
ところが、時に遠方への期日が入ると、打って変わってその日は
「その案件1件だけで、後は移動時間」
ということが生じます。
移動時間にメールやLINE、電話をすることは当然ありますが、相談や打ち合わせはありません。
なので、このような「日に1件」という日はいつもと違った気持ちになります。
ある意味、時間にあくせくせずに過ごすこととなり、余裕が出ます。遠方に行くので気分転換にもなります。ちょっと得した気分でもあります。
しかし、当然のことですが、「日に1件」の翌日はちょっと大変です。
前日からの溜まった案件などをかかえ、さらにはその日の元々の予定もこなさなくてはなりません。
今日は、そんな「日に1件」の日です。朝からこうしたブログをかけるのも、時間に余裕があるからです。
明日のことは考えず、時間に余裕を持って、行って来ます。