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弁護士は泣くな?

2018/3/15 17:40  執筆:oh

弁護士は、人の痛みに共感し、人の被害救済のために闘う。

とはいえあくまで当事者ではない。当事者と同化はできないし、してもいけない。

当事者の痛みに共感しつつも、その痛みは自分自身の痛みではない。裁判で勝った喜びも厳密には自分自身のものではない。

なので、弁護士は、泣いてはいけない。泣くのも喜ぶのも当事者だ。

 

そういう話を聞いたことがある。

たしかにそうだと思う。

 

だけど、そうも行かないときがある。時に当事者の痛みや喜びを共感し、自然に涙が流れることがある。

。。

昨日は、5年に渡り闘ってきた浅田訴訟での完全勝訴判決がありました。

それまでの長い道のりや苦労を振り返りつつ法廷に入ろうとしたとき、すでに涙が流れそうな自分がいました。

主文の言い渡しで、完全勝訴を実感した時、もう涙が流れていました。

 

本当に長かったけど、浅田さんの被害を裁判所が汲み取り、寄り添う判決をしてくれました。涙なしに、語れません。。。

 

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