珍奇なアイデア
子どものころから、工作をしたり、何か物を作るのが好きでした。また、いろいろと創意工夫したりすること、人を驚かせることも好きでした。
自宅の居室のドアにゴムや滑車を使って自動ドアにしてみたり、母親が大好きなコーラの中身を栓をあけずにコッソリ水に入れ替えてみたりしたこともあります。
暑い日に、コーラを飲もうと缶をプシュッとして、ゴクッと飲んだ時の母の驚いた反応は忘れません。
今でも、新しいアイデアを考えるは好きで、事務所の備品なども少しでも便利な物を探し、工夫しています。
最近のお気に入りアイデアグッズはマグネットです。
頻繁に使う文房具類にマグネットを張り付けて、壁にピタッと留めておくのです!
場所も邪魔にならないし、必要な文房具がいつも必要な場所に片付けられるのでサイコーです。
ところで、世の中のあらゆる便利な道具は、得てして珍奇なアイデアから生まれています。飛行機や車、電話の発明も、もともとは「そんなことできる訳ない。おかしなことを考えるヤツだ。」と言われつつも、努力に努力を重ね実現しているのです。
今や飛行機、車、電話のない生活など考えられませんよね?
なので、私は珍奇なアイデアは大切にすべきと思うのです。
先日、ブログで駐車券がびよーんと長かったら便利、ということを書きましたが、実はこれと少し似たような珍奇なアイデアが実際に行われたケースがあります。
それは、アメリカのショッピングモール駐車場で、駐車券の端っこに味が付けてあり、駐車券を受け取ったドライバーがこれを口にくわえるとその味が舌から伝わる、そして、店内に入るとその味の正体たる菓子が販売してある、というものです。
駐車券を口にくわえるというドライバーの行動を応用し、駐車券に味を付けてしまう。そして、その商品の販促に活用するというアイデアです。
思いつけば簡単な仕組みですが、思いつくのはやはり珍奇な発想があるからでしょう。
いろいろと世の中、おもしろい発想であふれています。これからも珍奇なアイデアを笑うことなく、大切にしたいと思います。