矛盾
最近、子育て支援とかいろいろ謳われていますが、ちょっと疑問に思うのが
①フルタイム正社員(8時間×週5日勤務)の方が保育園入園のための点数が高いけど、
②会社が子育て支援などのために短縮勤務(7時間×週4とか5)の制度を導入してしますと結局、保育園に預けにくくなる
ということです。
②の方が入園のためのポイントが①の人よりも低いからです。
本当は、②の制度を広めつつ、保育園の利用も容易にできるといいのですが、現在の国の方向性の持ち方としては必ずしも統一的になっていません。
なんらか抜本的に、統一的になるといいのですが。。。
結果から考える。
日々、いろいろな物事の判断において、常に意識することがあります。
それは、
「結果から考える。」
ということです。
どんな案件でも、どんな物事でも、一年の目標でも、自分の人生設計でもなんでもとにかく結果からの逆算を意識しています。
結果から逆算することで、今の自分の必要なこと、これからしなくてはいけないことがよく見えてきます。
依頼を受けた案件では、依頼者の方が一番に望む「結果」を最初にきちんと聞かせてもらいます。
最初の段階できちんと依頼者の方の望む結果を把握していなければ、弁護士として行動を起こしようがありません。逆に言えば、きちんと結果を把握できていれば、弁護士として何を提供すべきか、どう行動すべきかを逆算によって決めていくことができます。
弁護士が依頼を頂く案件はいずれも重要なことばかりです。その際に、依頼者の方の望む「結果」がやはりとても大切になってくるのです。
また、その結果を導くにあたっては、手元にある「材料」をいかに上手に活用するかを思案し、工夫します。
弁護士は、手元にある材料からしか依頼者のために戦えません。材料が多ければ多いほど、より一層求める「結果」に近づくことは確かですが、かと言って材料が少ないからと諦めてはいけません。
いかにして手元にある材料をうまく活用するかによって、求める結果を得られることもあるからです。
料理上手な方は、少ない食材でも美味しい料理を作ります。弁護士の仕事も同じです。
「美味しい料理を食べたいけど、食材は少ない。」
そういう場合でも、しっかりした弁護士に依頼することで、良い結果を得ることは十分に可能です。
雲を歩く
ニューバランスのスニーカーを履いていたところ、私と一緒に歩いていた方から
「ニューバランスですね。何番(靴の型番のこと)ですか?」
と尋ねられました。
私は、特に何番かも知らずに履いていたので、その場で確認しました。
するとどうやらその靴は、ラルフローレン氏が
「雲の上を歩いているかのような感覚」
と評したほど履き心地抜群のモデルなんだと教えてもらえました。
「へー。スニーカーに詳しい人だな~」と感心しつつも、
はて。
「雲の上を歩く」ってどんな感じだろう?
とも思いました。
よくマンガやアニメで雲に乗ったり歩いたり、時にはジャンプしてびよよーん。と飛び跳ねてみたりするシーンがあります。
やっぱり雲を歩いたらそんな感じなのでしょうか。
きっとイメージはそんな感じです。
ラルフローレン氏も、このスニーカーを履きながらそんなことをイメージしたに違いありません。
ただ、実際には雲の上なんて歩くことはできません。それでもこのスニーカーを履いた感触を「雲の上を歩いているようだ」と例えたラルフローレン氏の感性には感心します。
誰も体験したことがないのに、誰でもそのイメージがわかる。非常に素晴らしい例えです。
それに引き換え私なんて。。。
①そもそも自分の履いているスニーカーの型すら知らない、、、
②これまでさんざんその「雲の上スニーカー」で歩き回っているのに、「雲の上を歩くような感触だ」なんて微塵も感じたこともない、、、
凡人と天才、、、
人の感性は千差万別です。。。
「請求」できます
相談者の方から
「〇〇についての慰謝料は相手にいくら請求できますか?」
と聞かれます。
このようなご質問の真意は、
「相手に慰謝料を請求すると実際にはいくらとれるか?」
という点にあることが多く、
字義通りに
「相手にいくら請求できるか?(=とれるかどうかではなく、いくら払えと要求できるか)」
という意味に解釈すると大きな誤解が生じます。
すなわち、相手への請求はいくらにしても請求する側の完全な自由です。相手の行為により傷ついたので100万円を請求しても、1000万円を請求しても、それは請求するだけのことであり、その請求に対して相手がいくら払うか、裁判になった場合にいくら払えと判決が出るかはまったくの別問題です。
なので、この点を踏まえたアドバイスが必要ですし、相談者の方としても弁護士から1000万円請求できるとアドバイスを受けたとしても、実際にこの額が受け取れるかどうかは全く別と認識する必要があります。
たまに「先に相談に行った別の弁護士からは、1000万円請求できると言われた」として相談にお見えになるケースがありますが、「請求できることと、実際に受け取れるかどうかは全く別」と説明することになります。
傍目八目
新聞に「傍目八目」という四字熟語があったので、読み方と意味を調べました。
すると、同じ意味で「岡目八目」とも書くことが分かりました。
そして、どちらも「おかめはちもく」と読みます。
意味は、第三者の方が、物事の損得を当事者以上に判断できるということです。
元々は囲碁の用語だったとのことです。傍から見ていると8手先の目まで良く読める、ということですね。
「岡目八目」は何となく読めますが、「傍目八目」は知らないと読めませんね~。
耳にしたこともありましたが、よくよくその書き方や意味を調べると面白いものです。
雪
あまりの寒さで昨日は雪でしたね。
そうは言っても自宅周辺は舞う程度で、積もりことはありませんでした。
寒い寒いと家に閉じこもっているのももったいないと感じ、せっかくの雪を楽しもうと県北まで車で向かってみました。
トンネルを抜ける度に天気や景色が移り変わっていく様子を楽しみながら、しばらく走るとかなりの積雪でした。
車を停めて、雪を触ってみたのですが、まさにパウダースノーというヤツで、握ってもすぐに崩れてしまいます。
なので、雪だるまを作ろうと思ってもすぐに崩れてしまい、形になりません。雪合戦をしようと思っても投げた瞬間に崩れてしまいました。
雪の不思議を感じながら、寒い一日を楽しく過ごすことができました。
寒い!
今週はとても寒いです。どうやら今年一番の寒波到来とのことで、空気がとても冷たいですね。
ちょっと前まで、「今年は暖冬か?」なんて思っていたので体にこたえます。
きちんと暖かい服装で寒さに負けず、頑張ります!
きっと、おもしろい
たまに、
「呉先生は、関西出身ですか?」
と聞かれます。
「いいえ、東京出身です。なんでですか?」
と答えると、
「おもしろいから。」
とか
「ノリがいいから。」
といった回答が来ます。
うーん。「関西出身」は誉め言葉かー。
ところが昨日は、ある方からこう言われたのです。
。。。
「呉先生は、関西出身ですか?」
(→ふむふむ。いつもと同じ質問ダゾ。)
「違います。東京なんです。なんでですか?」
(→よしよし。いつもの切り替えしだ。)
「そうなんですね!おもしろそうだから関西出身かと思いました!」
。。。
おもしろ「そう」というのは初めて言われました、、、
おもしろさが熟成し、もはや何も言わずとも雰囲気だけで伝わったのでしょうか?
それとも、少し話したところ、「まあまあおもしろかった」から、「きっと本当はもっとおもしろいに違いない」と感じ、「おもしろそう」と表現してくれたのでしょうか?
ひとり、複雑な気持ちになってしまいました。
でも、おもし「そう」も、「おもしろい」の仲間と捉え、前向きに考えたいと思います!ありがとうございました!
結果から考える
今日から本格的に仕事始めです。
昨年の一年間、あっという間に過ぎていきましたが、今年もきっと同じでしょう。
ところで、普段から仕事でも私生活でも常に「結果」を意識しています。
どのような「結果」を目指して日々行動するのか。どのような「結果」を目標として設定するのか。
ご相談の場合であれば、必ずご相談者の方に「どのような結果をお望みですか?」と尋ねます。求める結果に向けて、弁護士としての力を注いでいく必要があるからです。
そして、裁判であれば「勝訴」なのか「和解」なのかという結果を意識します。
私生活でも、自分がどのような生活や人生を送りたいのか、その「結果」を考えています。
そして、人生の最後の「結果」が「死」であることは先日のブログでも書きました。その「死」という「結果」に向けてどのような日々を過ごすのかを意識しています。
今年一年もまた、仕事や私生活においてより良い「結果」を目指していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。