弁護士事務所を笑顔で去るとき
法律事務所、弁護士事務所に最初に訪れる方は、みな沈鬱で暗い表情をしています。
悩み、紛争をかかえ、その解決のために訪れるのであり、当然のことだと思います。
正式に弁護士に依頼した後も、打ち合わせの度に事務所に来てもらいますが、ほとんどの場合は暗いまま、沈んだままです。
弁護士に依頼してもすぐに問題点が解決する訳ではなく、それもまたやはり仕方のないことだと思います。
ただ、依頼者が、弁護士事務所を笑顔で去るときがあります。
それは、依頼していた事件が無事に解決したときです。
いままで暗かった依頼者の方が、ほんとうに嬉しそうに、笑顔で「ありがとうございました。」と言ってくださり、事務所を立ち去るときはこちらとしてもなんとも言えず嬉しい気持ちで一杯になります。
よく、「弁護士は人の不幸を商売にしている」とか「人の不幸を食い物にしている」とか例えられますが、それでもやはり弁護士の仕事は、人の不幸をスタート地点にしつつも、その時よりも幸せな状態になれるよう依頼者をサポートすることにあると思います。
依頼者が不幸なままでよいと思って仕事をしている弁護士がいるとすればそれは一部の悪徳弁護士だけでしょうし(それはそれで大問題ですが。)、必ずみな、依頼者の幸福実現のために努力していると思います。
もちろん私も依頼してくださっている方が幸せになって欲しいと思いながら仕事をしています。
そんな中、昨日も1年以上かかって民事再生の許可が出た依頼者の方が、最後に笑顔で帰って行かれました。とても嬉しい気持ちになりました。
最近の講演依頼の傾向
昨年はあらゆるところで憲法改正問題の講師をしてきました。合間に出会い系サイトの講師や労働事件の講師も何度かしました。
最近は、憲法改正問題の講師依頼から少し変遷してきて、秘密保護法に関する講師依頼が増えています。
場合によっては集団的自衛権の問題についても講師依頼があります。
また、今年は浅田訴訟関係の講師依頼もあり、社会的な関心の高さを感じます。
仕事の合間にあちこちで講師をしていると、時代の流れの中で今の政治に対する声を聞くこととなり、弁護士としてできることを深く考えるきっかけとなります。
スッキリとした目覚め
深く眠れた日はスッキリと起きれます。
当然のことですが。
ただ、この深く眠れるかどうかが実は案外難しいですよね。
最近は筋トレするなどしてから寝るので、結構深く眠れています。
逆に筋トレなどできずに寝た場合、浅い眠りのようです。
深く眠れた場合には、眠りについてから明け方まで一度も目を覚ますことなく、そして明け方6時前後くらいにフッと眠りが浅くなり、そこから少しずつ目が覚めていきます。
今朝もそんな感じでした。快眠をキープして今日も頑張ります。
静かな一日
午前→倉敷家裁
午後→事務所で仕事(諸々)
夕方→打ち合わせが2件
ちょっと風が強いですが天気はよく、事務所で仕事しています。月曜ですが電話も少なく、なんだか静かな一日です。
午前の家裁での訴訟では担当裁判官が始まる前にきちんと「裁判官の〇〇です。おはようございます。」と事件ごとに挨拶されており、とても好印象でした。
ともすると裁判官ってぶっきらぼうと思われがちですが、必ずしもそうとは限らないなと感じました。