お酒は夜飲むものだと決めたのは誰か
お酒は夜に飲むものだ、と一般的には考えられているようです。海外では少し違うかもしれませんが、日本ではどうやらそうなっているようです。
だけど、これっていったい誰が決めたことでしょうか。
昼から飲むと仕事にならないとか、昼から飲むのはだらしがない、というのが理由でしょうか。アルコールにさほど強くない体質が徐々にそうさせたのでしょうか。
そうはいっても、私は昼でもお酒を飲むことがありますし、みなさんもそういう経験はあると思います。休日の昼から飲むビールは最高だったりします。
そして、私は今、お酒を飲みながらこの記事を書いています。
飲み始めは16時前でした。
今日は東京出張で、早く仕事が終わったので、後は帰るだけ!と思い、お酒を買って新幹線に乗り込みました。
お酒を飲みながらブログを書いてはいけないルールもないので酔いに任せて書いています。
さらに、今日の記事で、厳密に、いつごろからお酒を飲むのは夜だということになったのかを調べて書くつもりもありません。
ただ単に、この記事で言いたいことは、「一見して“常識”と思われている習慣が実はそうでもない。」ということです。
一般にはお酒は夜飲むもの、夜にならないと飲んではいけないもの、と思われている部分がありますが、実際にはみんながみんなそうしているわけでもなく、一見常識と思えるような習慣も根拠がなかったりするのです。
誰でも、「自分は常識がある!」と考えがちですが、自分の常識は他人の非常識という言葉もあるように、一つの価値観や考え方に縛られるのではなく、柔軟に考えるべき場合も多々あるのではないか、と思ったのです。
実際、昼にランチを食べていたら隣のお客さんはビールや日本酒を美味しそうに楽しんでいました。スーツ姿だったのでその後はお仕事でしょうか。それとも午前でお仕事は終わったのでしょうか。
私も東京出張の帰りには3時間30分の道中をビールやハイボール、ワインをお供に過ごします。だけど、帰って寝るだけなので昼から飲んでも誰にも迷惑かけません。
なので、今日もビールとワインを飲みながら家路に着くのです。
弁護士をしていると、いろんな人と接し、いろんな考え方に触れます。自分の考え方がどこでも通用する訳ではない、もっと多くの人と接し、柔軟な発想ができるよう、いわゆる“常識”に縛られないような人間になりたいと思います。
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