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ブログ-ワタシをミカタに

自分はどれだけ社会の役に立てているのか?

2023-7-25 12:47  執筆:oh

今年で44歳になります。人生100年時代、男性でも80歳くらいまで生きるのは当然の世の中なので、大体、人生の半分程度を過ごしたことになります。

そのような中、今までの自分の人生を振り返り、「これまで自分は何をしてきたのか?」「どれだけ人や社会のためになれただろうか?」を考えています。

 

細かく考えると大変なので、これまでの自分の人生を10年単位でくくってみると次のようになります。

 

【0歳から10歳】

当然、何も分からない、何もできない未熟な赤ちゃん、子ども。社会に役立つどころか社会のことなどまだわからない。

 

【11歳から20歳】

小学高学年のころから自我が芽生え、中学では好き勝手して過ごす。でも弁護士になることは決めていた。高校で自由を謳歌し、そのまま大学に。未成年のくせにいっちょ前の事ばかりして周囲に迷惑ばかりかけていた。当然、社会の役になど経っていない。

 

【21歳から30歳】

大学4年時から司法試験を受け始め、すぐに受かると自信過剰な自分であった。結果、すぐには受からずバイトをしながら受験を続ける。結果、紆余曲折を経て28歳で何とか受かる。やっぱり社会のためになんて何も出来ていない。

 

【31歳から40歳】弁護士になり、少しずつ経験を積んで何とかかんとかやってきた。ある程度のスキルを得てからは多少は人のため、世のためになれただろうか?と考えられるように。

 

 

大体このような感じですね。

 

なので「人生半分過ぎたものの、そのうち、4分の3(30年)くらいは社会にお世話になりっぱなし」ということが良く分かります。

 

自分の人生が終わるころには、「人生のうち半分は人や社会のために尽くせた」と言いたいので、そうなるとあと30年は頑張って働く必要があると感じています(これまでの10年+これからの30年で40年になるので人生80年と考えてその半分)。

当然、単に働くだけでなく、人や社会のためになることを目指して働くということです。

 

人生は半分過ぎたけど、その人生のうち大半は人や社会にお世話になってばかり。

これからの人生をしっかり充実したものにすることでお世話になった人や社会へのお返しをしたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

説得と納得

2023-7-15 13:04  執筆:oh
弁護士の仕事は毎日が「説得」と「納得」の連続です。文章や口頭のやりとり、説明などを通じて相談者や依頼者、相手方や裁判所を説得することが常です。
 
 
 
そして、その説得の結果、相談者や相手方、裁判所などが「納得」してくれれば弁護士が想定した結論へと大きく近づきます。
 
 
 
このように説得と納得は裏腹のようですが、それぞれの本来の意味の違いには大いに注意が必要です。
 
まず、説得とは「よく話してわからせること、説き伏せること」を言います。
 
次に、納得とは「他人の考えなどを理解し、もっともだと認めること」です。
 
 
 
説得というのは、たとえば弁護士が持論等を展開し、時に力説し、話の聞き手を説き伏せるという作用が含まれます。
 
他方で、納得というのは、話の聞き手が得心する点に重点があります。
 
 
 
すなわち、説得の主体は話し手であり、納得の主体は聞き手という大きな違いがあるのです。説得をする側は理屈に基づきあれこれと論破を試みますが、その結果、聞き手が納得するかどうかはあくまで聞き手次第なのです。
 
 
 
当然、理屈に基づく説明で納得する聞き手もいれば、そうでない聞き手もいます。
 
 
 
このことを良く理解せずに、単に「理屈や事実に基づき説得すれば納得するはずだ」と考えると、聞き手の理解を得られず単に独り善がりの弁護士となってしまいます。
 
 
 
なので、相手を納得してもらうためには、単に理屈等だけに基づいて話をすれば良いわけではないのです。むしろ、あれこれと理屈に基づく説得を試みる前に、聞き手の考え、思考、求めるもの、性格、置かれた状況などを分析し、「どう話をしたら納得してもらえるか?」を先に考えて分析することが大切です。
 
 
 
そして、そのような分析が成功すれば、上記のような力説型の説得は実は必要ありません。
 
 
 
むしろ、相手の話を聞いて、うんうんと頷いて、少しだけ理屈を説明し、置かれた状況に照らして取り得る方法やメリットデメリットを話すだけで最後はすんなりと納得してくれるものです。
 
 
 
これは太陽と北風のようなもので、相手を納得させようと理屈を語り、説得を試みるのは北風式、そうではなく、相手の置かれた状況や求めるものを踏まえて優しく接するのは太陽式です。
 
 
 
法律の世界で仕事をしていると、「いつも理屈に基づき動いている」「正論ばかり言われる」と思われるかもしれませんが、実はそうでなく、「どうしたら人が納得するか」に基づき、その相手に応じた話し方をすることが一番重要なのです。
 
 
 
その意味で優れた弁護士は実はあまり「説得」はしません。聞き手との自然なやりとり、穏やかな説明だけで最後は聞き手はすんなりと「納得」してしまうことが大半なのです。
 
 
 
 
 
なので、あなたの相談した弁護士、依頼した弁護士があなたを「説得」しようとばかりするのであれば、弁護士選びを考え直した方が良いかもしれません。
 
 
 
 
 
いかがでしょうか?
 
説得と納得の違いを「納得」頂けたでしょうか。
 
 
 
 
 

「親子」を巡る争いについて

2023-7-14 14:59  執筆:oh

ここ最近、当事務所では「親子」関係を巡る争いに関する相談が増えています。

具体的には「親子関係不存在確認」や「親権者変更」などです。

 

親子関係不存在確認というのは、戸籍上は「親子」とされている親と子について、生物学的には「親子」ではないことを裁判手続きにより争い、明らかにするための手続きです。

ふとしたきっかけで自分の戸籍、家族の戸籍を見たところ、見も知らない「子」が戸籍に記載されていたので、本当に親子関係があるのかどうかをDNA鑑定を行い明らかにします。

多くは「隠し子」が戸籍に載っているパターンです。隠し子については、出生後に「認知」をすることで男性側の戸籍にも「子」として掲載されます。男性側の本来の妻や家族が、男性の死後にその隠し子の存在を知るということで親子関係を争うことがあります。

 

 

親権者変更というのは、離婚の際に取り決めた親権者を離婚後に変更する手続きです。

離婚の際には夫、妻のいずれかに親権者を定めますが、後に事情によりこれを変更するための裁判手続きです。

 

お互いが親権の変更に応じれば調停が成立し、親権変更が実現しますが、そうでなければ裁判所の審判により結論が出ます。

 

親権者の変更は、父、母のそれぞれの事情だけではなく、むしろ子どもの福祉の観点から「親権変更が子どものためになるかどうか」を判断します。

 

 

 

以上のような親子関係を巡る紛争が増えておりますが、当事務所としては、「あるべき親子関係、本来の親子関係」を大切に、そして「子どもの本当の意味での福祉ないし幸福」を目指して問題解決に取り組んでいます。

 

 

 

 

 

変わること、変えることを恐れない

2023-7-12 17:14  執筆:oh

日々の生活の中で、「毎日が同じ」と思っていても実は自分も周りも常に変化し続けています。

当然のことながらまずは自分自身が日々、確実に年を取ります。毎日、少しずつ体も心も変わっています。そのため、本当の意味で「毎日が同じ」ということはありません。

でも、実感としてはそのような日々の少しずつのごくわずかずつの「変化」には人は気づきません。

しかし、そのようなごく微量の変化の積み重ねがある日、病気や体調の変化となって表れるのです。

 

なので、「もっと早く気づいていれば違ったのに」となるのです。

 

そうならないためには、こうした日々の些細な変化について、出来る限り早く気が付くこと、気が付いたら悪い変化については修正をすることしかないと思います。

 

でも、実際にはそのような行動をとることはとても難しいですよね。

ましてや自分の習慣になっていることを変えるのも大変です。

 

とはいえ、自分に生じた変化は結局は自分しか変えられません。ごくわずかの変化を放置するのでなく、すぐに気が付き、すぐに変えることがより良い自分に繋がると思います。

 

私もここ最近、いろいろと自分の中での変化を感じています。体も心も色々と変化することに気が付き、自分なりに新しいことに取り組んだりもしています。

 

そうした一環で、特に理由もありませんが、毎朝飲んでいたコーヒーを止めました。今まで長年、朝にコーヒーを淹れて飲んでいましたが、完全に飲まなくなりました。かつ、日中も飲まなくなったのです。

 

そのため、ここ最近はこれが自分の中での大きな変化です。

 

きっと、この習慣の変更は自分の体や心にも影響を与えると思います。これがどのような影響をもたらすか、その変化をまた楽しみにしているところです。

 

 

人も社会も常に変化すること、その変化にきちんと目を向けて気付くこと、気付いた上でその変化に対して柔軟に対応することが大切だと感じます。

 

 

塩かタレか。どっちで食べるか悩む楽しみ。

2023-7-4 9:48  執筆:oh

焼鳥屋さんに行きました。当然、美味しい焼き鳥を食べるために。

で。注文しようと思い、迷ったのが「塩か、タレか。」です。

 

個人的に焼き鳥であれば「絶対塩!」とか、「やっぱりタレ!」というほどのこだわりがなかったことに気が付き、塩にするかタレにするかを迷ってしまったのです。

とはいえ、そのお店のお勧めはどうやら「塩」のようで、メニューには「タレもあります」と書いてあるだけで、基本は塩で提供のようでした。

 

なのでこの日はお店のこだわりに従って「すべて塩」で頂きました。

 

実際、とても美味しい焼き鳥屋さんなので塩で間違いなかったとは思いますが、「やっぱりタレも食べてみたかった」という気持ちも少しあります。なので今度行った時には「やっぱりタレで!」と注文することにします。

 

 

ところで気になったので調べてみたら、焼き鳥の塩派とタレ派はどうやら「半々」のようです。

 

↓以下「LINE株式会社によるLINEリサーチ2020.11.26」より

「焼き鳥の塩とタレではどちらが好きかについては、塩派とタレ派はほぼ半々という結果になり、男女別にみても差はありませんでした。」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002725.000001594.html#:~:text=%E7%84%BC%E3%81%8D%E9%B3%A5%E3%81%AE%E5%A1%A9%E3%81%A8%E3%82%BF%E3%83%AC,%E3%81%8C%E4%BA%BA%E6%B0%97%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

 

 

へー。半々か。何となくの感覚としては、こだわりの焼鳥屋さんほど「塩」で提供しているような気がしましたがそうでもないんですね。そういえば「うちは継ぎ足し継ぎ足しの秘伝のタレが自慢です。」というお店も多いですもんね。

 

さらに気になったので、「では焼肉の場合は?」と考えましたが、これは当然、タレ派が優位ですね。

 

↓以下「マイナビニュース『焼肉のタレ派VSしお派。回答1,000人のうち7割以上が好む味は!? 2016/05/28 11:00」より

 

「Q.焼き肉といえばタレ派ですか? しお派ですか?

タレ派 74.4%
しお派 25.6%」
 
 
 
 
私も焼肉は「とにかくタレ」です。ご飯に合うんですよね~。
 
 
 
さて、気が付いたら塩vsタレの戦いになってきましたが、最終決戦(?)としてはこの夏やっぱり食べたいウナギです。
 
ウナギはタレで食べる蒲焼か塩で食べる白焼きがあります。でも、どちらが人気かなんてこれはさすがに調べるまでもなくタレの蒲焼ですよね。
 
 
ちょっと調べても「ウナギの蒲焼と白焼きどっち派?」というようなアンケートや調査結果は見当たりませんでした。調査するまでもなくきっと蒲焼が圧勝なのではないかと思います。
 
 
 
ということで、塩派とタレ派の3本勝負は、タレ派の2勝、1分けという結果でした。
 
 
 
いかがでしたでしょうか。
また何か、別の塩派vsタレ派対決を見つけて調べてみようと思います。
 
 
【番外編】
塩とタレで思い出しました。
 
備前市日生にあるカキオコの人気店、「タマちゃん」では美味しいカキオコや牡蠣料理を楽しめます。
 
そうした中、このお店ではドロッとしたソースではなく、「塩」でカキオコを食べることができるんです(当然、ソースもあります)。
 
しかも、この塩が岩塩で、とても美味しいんです。
 
「お好み焼きに塩?」
 
ときっと思う方が多いでしょうけど、予想外に本当に美味しいです。ソースよりも塩の方が牡蠣の美味しさがストレートに伝わってくるためでしょう。
 
なのでもし興味があればこのタマちゃんで美味しいカキオコを塩で頼んでみてください。
 
私の中ではタマちゃんではソースではなく、断然、塩です。
 
↓タマちゃんについて詳しく書いているブログを見つけました。
 
 
 
 
 

 

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