開いて閉じて
あまりに雨が多いので新しく傘を買いました。
雨の日の傘で一番嫌なのが車の乗り降りの時なので、ボタン一つで開く→閉じるができる折り畳み式の傘にしました。
これなら車に乗る時に、傘を閉じて後部座席に放り込んで、急いで運転席に座る、だけどびしょ濡れ、といった最悪の事態を防げます。
傘を開いたまま運転席に座り込み、ボタンを押して傘を閉じる。折り畳みで小さいので助手席の足元に放り込む。
最高です。
車から降りる時は、ドアを開ける、ボタン一つで傘を開く、降りる。
やはり最高です。
ボタンを押すと「開く」傘は割と多いですが、「閉じる」機能もついているのがポイントですね。
今日も雨なのでさっそく活躍しています。
おでんのこんにゃく
春なのにちょっと寒い日があったりするので、おでんを食べました。
たまたまその日でおでんの販売は終了とのことでした。
ところで、おでんっていろんな具材があって、互いに互いのうまみを分け合いながらより一層美味しくなる、そうです。自分の味を出汁に提供しつつ、他の具材の味を出汁を介して吸収する。そうすることでおでん鍋が一体となっておいしくなるらしいです。
そんな持ちつ持たれつのおでんなのですが、こんにゃくだけは異質の存在で、「自分は何にも味を提供しないけど、他人の出汁はしっかり吸って美味しくなる。味を出さずに味を吸うだけならまだしも、むしろこんにゃくからは灰汁が出るから本当はおでん鍋にとっては迷惑なヤツ」らしいです。
それでも老若男女、おでんの具材ランキングではいつもこんにゃくがランクインしているとのことで、おでんのプロは「手間はかかるし、味も提供しない面倒なヤツだけど、お客の要望があるから入れている。」のがこんにゃくなんだそうです。
なんだかおもしろいですね。おでん鍋の人間模様(?)みたいなのを感じます。
人間の世界でも、自分は他人の手助けなんてしないどころか、他人の手柄に便乗していいところだけ持って行く、それでもなんか憎めなくていつもみんなの近くにいるヤツ。こんな人が一人くらいいますよね。
そんな話を思い出しながら今年最後のおでんを堪能した寒い日の春でした。
立てこもり事件発生!
とある焼肉屋さんに行った時のことです。
週末で、次から次へと来客があり、満席でした。お腹を空かせた多くのお客さんが、我先に我先にと店員さんを呼び、ビールやお肉の注文をしていました。
店員さんはホールを一人で切り盛りし、それはそれは大変忙しそうでしたが、こちらもお腹が減っていますので、無理に呼び止め注文をすることとしました。
とてつもなく忙しそうなのに、お腹が減っているもんだからあれもこれもと注文していると、その店員さんが、テンパりながら
「今、厨房に立てこもっているのでそんなにすぐにはできませんけどいいですね!?」
と言いました。
さて、、、
「厨房に立てこもっている」??
「立てこもる」?誰が?料理長が?
。。。
どうやら「厨房が立て込んでいる」と言いたかったようでした。。。
聞いていたこちらは思わず笑いそうになりましたが、いかんせん、当の店員さんは必死ですから何も変だと思っていません。
お蔭で忙しさが良く伝わったので、ゆっくり待つこととしました。
それにしても厨房に料理長が立てこもっている、と想像すると面白いですね。
「俺はもう仕事しねーぞ。お肉なんて出してやるもんかー!」
って感じでしょうか。
もしそうなったら、お客はお腹を空かせて料理長の機嫌が直るまで待つしかないですね。
弁護士会の委員会
毎年、4月になると、弁護士会での委員会の配属が決まります(弁護士会にはいろんな委員会があり、各委員会ごとに様々な活動をしているのです。)。
今年は、①人権委員会、②憲法委員会に配属となりました。読んで字のごとく、①については人権問題を、②については憲法問題を取り扱う委員会です。
これに加え、今年は委員会そのものではありませんが、国際交流PTというプロジェクトチームにも配属されました。
これは、外国の弁護士会などとの交流、情報交換等のための活動をするPTなんです。
自分は英語も、韓国語もろくにできないのに、配属されました。今後は、PTの業務で海外に行く機会も出てきそうなので、最近は英語、韓国語のCDを聞きまくってます。
車の中で聞きながら、時に復唱しているので、もしも見かけたら、語学の勉強をしていると思ってください。
引っ越します。
今度の5月末に自宅を引っ越す予定です。
5月末なのでまだ先かな~と思いつつ、先週、引っ越し業者をお願いし、段ボールを頂きました。
すると、根っからのせっかちな性格がうずうずし始め、受け取ったその瞬間からさっそく荷造りを始めてしまいました。
もう、どうしようもないですね。この性格。
おかげさまで現時点で、すでに日々使うもの以外はほぼ、荷造りできました。
でももっともっと荷造りしたくて仕方ありません。
*退去の際には部屋をキレイにして引き渡しましょう。その方が敷金が多く返ってくるかも?最近話題の民法改正にも敷金についての規定が盛り込まれる予定です*
無断駐車罰金2万!
駐車場に、「無断駐車お断り。違反した方には2万円ご請求します。」的な看板がよくあります。
では、違反して無断で駐車したら2万円を支払わないといけないのでしょか??
答え・・・2万円を支払う義務はない。
というのも、違反したとしても実際に2万円の損害、実害が駐車場のオーナーに生じる訳ではないし(ただし、数カ月間に及び駐車し続けたなどの場合を除く)、看板に書いてあるのはあくまでオーナーの意思、意向に過ぎず、こちらもそれを了解した(合意した)訳ではないから(2万円を支払いますと了解して無断駐車したものではない=2万円支払いの契約、合意はない)。
ただ、無断駐車はいけないので、駐車時間に応じた、近隣相場に基づく駐車料金くらいの支払い義務が生じると思います。
なので、うちの事務所駐車場に無断駐車されても、罰金2万円は請求いたしません(涙
*決して無断駐車を推奨している訳ではありません。みなさんきちんとルールを守りましょう。
俺は海賊
コンビニで海賊おにぎりって売ってますよね。
あれって、大きくて、具が3,4種類くらい入ってて海苔もすでに巻いてあるから時間がないときの昼食に持ってこいです。
車を運転しながらでも簡単に食べられるし、腹持ちもいいし。
でもこれって男性向け商品だろうなー、と勝手に思っていたのですが、今日、昼食を一緒に買いに行った知り合いの女性が(迷わず)買っていました。
きっとこの方も海賊おにぎりの手軽さと欲張り感から手が伸びたのでしょう。何も物を言わず、大きなおにぎりをペロリとほおばっていました。
ちょっとうらやましい気持ちになり、今度また自分で買おうと決意しました。
負傷
右足小指を負傷しました。
すぐ治るさ、と決めつけ、それでもクライミングをしました。クライミングの靴は、普通の靴よりもきつく締め付けるようなサイズで履くのですが、そのせいで右足小指が悪化しました。
昨日、自宅に戻った時には小指が親指くらい?に腫れていました。
痛いです(涙
たとえると、足の小指をタンスにぶつけた時の痛みがエンドレスで続いているような痛みです。
なのでしばらく養生します。クライミングはお休みです。仕事が忙しくなかったのが不幸中の幸いです。
あー、痛い。
100万あったら何を買う?
テレビで、逃げた時間に応じて賞金がもらえる、というバラエティ番組がありますね。
こないだ久しぶりに観ていたのですが、120万円くらい獲得したタレントがいました。
で、もしも自分も100万円もらえて、100万円の買い物をするとしたら何を買おうか?と考えてみました(こういうのみんな好きでしょ?)。
マイルールで、
①100万円以内で1個だけ、買ってよい
②商品券とか、金とか、現金に簡単に換金できるものはダメ
ということで考えてみました。
が、いくら考えても、何を買ってよいか、思いつきません!
①のルールがあるので、1点で100万円にできるだけ近いもの、を考えるのですが、普段そんな額の買い物しないので何も思いつかないのです。
しかもどうしてもセコイ気持ちが出て、「どうせ買うならできるだけ100万円に近いもの」と思ってしまいます。
時計とか、車とか?がいいんでしょうか?でも時計は持っているし、100万円の時計などとても付ける気になれません。車もあるし、、、
ほかに、100万円くらいで買える物って何があるんでしょうか?
こういう時にパッパッと思いつく人はきっとお金持ちの素養があるのでしょう。私はそうでない、と自覚でき勝手な妄想でしたが、勉強になりました。
さて、妄想はそれくらいにして、一生懸命働きます。
アイスで転んだり、白菜で転んだり
日々、いろんな事件の相談を受けますが、基本的には「まったく同じ事件」というものはありません。
ただ、「信じられないくらいそっくりな事件」というのがたまにあります。
私自身の担当した事件ではありませんが、岡山のスーパーで、床に落ちていたアイスクリームで滑って転び、足の骨を折るなどしたことの責任を追及する訴訟が岡山地裁でありました。
岡山地裁は店側の責任を認め、約900万円の賠償を認める判決を言い渡しました。
この事件は、私が懇意にしてもらっている先輩弁護士が勝ち取った判決です。
なので、事件の概要や勝訴に至った決め手について後日、聞かせてもらったことがあります。
すると、昨日、県外の知人から電話で、「スーパーの野菜コーナーに落ちていた白菜で滑って半月板を骨折したのだが、店から賠償をとれるか?」と相談がありました。
冗談のようですが、「信じられないくらいそっくりな事件」です。
ただ、アイス転倒事件のことが念頭にあったため、白菜転倒事件についてもこれを踏まえ、適切なアドバイスができたように思います。
ところで、冒頭では「まったく同じ事件」はない、と書きましたが、ここまでそっくりではなくとも「似た事件」は結構あります。
そして、裁判所の判例の蓄積や自分の弁護士としての経験により、先例を元にして事案の解決を図る、アドバイスをする、ということがよくあるのです。
まさに先人の知恵や、自分の経験を活かして仕事をしている感じです。
突拍子もない出来事ですが、後日役に立つことがあるものですね。
それにしても、スーパーでの買い物の際には床に落ちている物に要注意です。