傍目八目
新聞に「傍目八目」という四字熟語があったので、読み方と意味を調べました。
すると、同じ意味で「岡目八目」とも書くことが分かりました。
そして、どちらも「おかめはちもく」と読みます。
意味は、第三者の方が、物事の損得を当事者以上に判断できるということです。
元々は囲碁の用語だったとのことです。傍から見ていると8手先の目まで良く読める、ということですね。
「岡目八目」は何となく読めますが、「傍目八目」は知らないと読めませんね~。
耳にしたこともありましたが、よくよくその書き方や意味を調べると面白いものです。
雪
あまりの寒さで昨日は雪でしたね。
そうは言っても自宅周辺は舞う程度で、積もりことはありませんでした。
寒い寒いと家に閉じこもっているのももったいないと感じ、せっかくの雪を楽しもうと県北まで車で向かってみました。
トンネルを抜ける度に天気や景色が移り変わっていく様子を楽しみながら、しばらく走るとかなりの積雪でした。
車を停めて、雪を触ってみたのですが、まさにパウダースノーというヤツで、握ってもすぐに崩れてしまいます。
なので、雪だるまを作ろうと思ってもすぐに崩れてしまい、形になりません。雪合戦をしようと思っても投げた瞬間に崩れてしまいました。
雪の不思議を感じながら、寒い一日を楽しく過ごすことができました。
寒い!
今週はとても寒いです。どうやら今年一番の寒波到来とのことで、空気がとても冷たいですね。
ちょっと前まで、「今年は暖冬か?」なんて思っていたので体にこたえます。
きちんと暖かい服装で寒さに負けず、頑張ります!
きっと、おもしろい
たまに、
「呉先生は、関西出身ですか?」
と聞かれます。
「いいえ、東京出身です。なんでですか?」
と答えると、
「おもしろいから。」
とか
「ノリがいいから。」
といった回答が来ます。
うーん。「関西出身」は誉め言葉かー。
ところが昨日は、ある方からこう言われたのです。
。。。
「呉先生は、関西出身ですか?」
(→ふむふむ。いつもと同じ質問ダゾ。)
「違います。東京なんです。なんでですか?」
(→よしよし。いつもの切り替えしだ。)
「そうなんですね!おもしろそうだから関西出身かと思いました!」
。。。
おもしろ「そう」というのは初めて言われました、、、
おもしろさが熟成し、もはや何も言わずとも雰囲気だけで伝わったのでしょうか?
それとも、少し話したところ、「まあまあおもしろかった」から、「きっと本当はもっとおもしろいに違いない」と感じ、「おもしろそう」と表現してくれたのでしょうか?
ひとり、複雑な気持ちになってしまいました。
でも、おもし「そう」も、「おもしろい」の仲間と捉え、前向きに考えたいと思います!ありがとうございました!
結果から考える
今日から本格的に仕事始めです。
昨年の一年間、あっという間に過ぎていきましたが、今年もきっと同じでしょう。
ところで、普段から仕事でも私生活でも常に「結果」を意識しています。
どのような「結果」を目指して日々行動するのか。どのような「結果」を目標として設定するのか。
ご相談の場合であれば、必ずご相談者の方に「どのような結果をお望みですか?」と尋ねます。求める結果に向けて、弁護士としての力を注いでいく必要があるからです。
そして、裁判であれば「勝訴」なのか「和解」なのかという結果を意識します。
私生活でも、自分がどのような生活や人生を送りたいのか、その「結果」を考えています。
そして、人生の最後の「結果」が「死」であることは先日のブログでも書きました。その「死」という「結果」に向けてどのような日々を過ごすのかを意識しています。
今年一年もまた、仕事や私生活においてより良い「結果」を目指していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
努力を続ける才能
今日で仕事納めです。
昨日まではワンワンなり続けた電話も、無数に届いていたメールも、今日はめっきり静かです。
いくつかの仕事や相談、打ち合わせを済ませ、そろそろ事務所を出ます。ただ、出先で二つほどアポがあるので、それを終えたら本当の仕事納めです。
さて、毎月届くとある事務所からの事務所通信に、桑田真澄投手の著書を引用してありました。
「僕には1つだけ才能があった。それは努力を重ねるという才能だ。」
野球で苦労した桑田さんが、自分にどんな能力があるかを考えて、気が付いたことのようです。
これだけ野球の世界で活躍した方でさえ、自分自身をしっかりと見つめ、そして「努力」というものを大切にしているのだと感じ、年末最後に本当に胸にグッときました。
桑田投手を見習い、来年もまたひとつひとつ努力を重ねることだけは忘れないようにしたいと思います。今年も一年、本当にありがとうございました。
疑わしきは罰せず~薬物違反や将棋ソフトの利用に関し~
歌手のASKAさんが覚せい剤の自己使用の疑いで逮捕されましたが、提出された尿が本人のものであるとの裏付けがとれないとのことで釈放されました。
また、将棋棋士の三浦さんが、対局中に将棋ソフトを不正使用した疑いで出場停止処分を受けていましたが、そのような不正を裏付ける証拠はない、と判断されました。
いずれの事件も、いわゆる「間接事実」から、「怪しい」とされ、逮捕されたり出場停止処分を受けたりしたものです。
刑事事件の鉄則では、単に「疑わしい」だけでは罰してはならないという原則がありますが、これはASKAさんの件のみならず、刑事事件ではない三浦棋士の件でも尊重すべき鉄則だったと思います。
そうしないことには、いつも、単に疑わしいだけで処罰を受けたり不利益処分を受けたりしてしまうことになり、社会というものが非常にぎくしゃくし、疑心暗鬼での生活を余儀なくされてしまうでしょう。
そういう意味で、今回のASKAさんの件に関する検察官の最終判断は妥当ですが、そもそも逮捕をするかどうかの段階でより慎重な判断が求められたと思います。
また、三浦棋士の件では、出場停止処分をしてしまっているので、もはや取返しはつかず、本人も会見でその点を悔やんでおりました。
人生は一度きりです。単に「怪しい」というだけで他人に不利益処分を科すことはその人の人生を大きく変えてしまうこととなります。きわめて慎重な判断が必要だといえます。
人は何のために生きるのか?
人は何のために生きるのか?
誰でも考えたことがあると思います。
でも、いくら考えても答えなんて見つかりません。
毎朝起きて、身支度をして、仕事をして、食事をする。
たまに失敗して、それでも時には良いことがあったりして。
夜になったら家に帰り、お風呂に入ったらまた眠る。
そんな毎日を繰り返し、どんな意味があるのか。
ふと考え出すときりがなく。
ただ、一つだけ言えることは、最終的に人はみな死ぬ。どんな人でも最後は死を迎える。そのことだけはまったく変わらない。
そうすると、人生のゴールは死なのかもしれない。最後のゴールに向かって、今を生きる。今を充実したものにできれば、ゴールでもきっと幸せに違いない。
そんな風にも思います。
暖冬か?
昨日は冬至でしたがどうにも暖かい感じで、今朝も気温が10度以上でした。
早朝にもかかわらず、コートもいらいないのではないか?と感じるほどの気温で、びっくりしています。
日中はもっと気温があがるのでしょうけど、今年の冬はあまり「冬らしくない」感じがします。
冬は冬で、とにかく寒い感じの方が好きなのですが、どうにもそうならなさそうな気配です。
弁護士7つ道具
弁護士の仕事をするにおいて、欠かすことのできない7つの道具。
1 弁護士バッヂ
→言わずもがな、弁護士であることを第三者に分かってもらうためのもの。でも私は普段はほとんど付けません。東京の裁判所などでは、バッヂをつけていると入館のセキュリティチェックをパスできます。
2 手帳
→日々のスケジュールが分かればどんな手帳でもOKなのですが、私は弁護士会の協同組合が作成している手帳を使っています。弁護士向けに作られているので日々の予定に、「どの裁判所で、何時に、どの依頼者や相手方の件か」を書きやすいようになっているのです。最近はスマホやタブレットでPCと連動している電子手帳を使う弁護士も増えていますが、私は使う気がしません。手書きの方が早いし、何でもいつでもすぐに書きやすいし。
3 ペン
→常に胸ポケットに2+1式のボールペンを指しています。2は赤、黒ボールペンのこと、1はシャープペンシルのことです。この2+1が一番使いやすい。
4 スマホ
→もはやこれがないと仕事になりません。電話、メール、ネット、計算機、録音、録画、写真撮影、ナビなど。なんでもできます。おかげ様で法律の条文検索もできますからもはや六法全書は持ち歩きません。
5 名刺
→名刺の裏側には事務所地図+メモ欄をつけています。メモ欄は、出先で人に何かメモを残す時に便利です。
6 車
→県内外、どこにいくにもほぼ車です。特にスピード対応第一主義の私からすると自転車や電車は何か行動を起こそうと思うととても遅く感じてしまうのです。
7 ハンコ
→弁護士名義でのハンコを常にカバンに入れてあります。裁判所、警察署、その他もろもろで書類作成の際には必須です。
ふと思いついて7つ書き出してみたのですが、書き終わってみて「パソコン」を書き忘れていることに気が付きました。いまの時代、パソコンの存在が当たり前になり過ぎたためでしょうか。やはりこれもないとまったく仕事にならないので、7+1で弁護士業務8つの道具。でしょうか。