順番
数あるその日のタスク(業務)について、何をどの順番でこなすか。
たとえば、その日やるべきタスクとして以下のとおりのものがあったとします。
①作業の時間や労力は小さいものが5つ
②作業の時間や労力が中程度のものが2つ
③作業の時間や労力が大きいものが1つ
私の場合、まず間違いなく、①→②→③の順番で進めます。
間違っても③からとりかかることはありません(ただし、③の期限がもう差し迫っている場合は除きます)。
細かい仕事はすぐ終わるので、これらをザーッとこなしてから、本腰入れての③に移りたいのです。
細かい仕事を残しておいて③を取り掛かると、「まだ何も仕事が終わっていない」というフラストレーションもたまります。
なので、とにかく一つでも早く仕事をこなし、次に行くようにしています。
法は優しい?
みなさんは、「法律」と聞くとどんなイメージを持ちますか???
おそらく、、、
「難しい、分かりにくい、関わりたくない」
という回答が多いのではないでしょうか?
実際、法律の文書は非常に難解で、難しい用語できています。
そんな、難しい言葉の羅列で出来ている法律ですが、実は人に優しい側面も多々あります。
たとえば、借金の問題で困った方には破産の制度があります。破産決定を受ければそれまでの借金はすべて帳消しとなります。いわば、自分の責任で作った借金でも、やり直しの機会を法は認めているのです。
また、何か犯罪を犯した人にも、執行猶予という制度があります。犯した罪に対して、服役を猶予されるのです。
しかも、執行猶予には、「再度の執行猶予」というものもあります。これは、一度執行猶予をもらった人が、その執行猶予期間中に再度、犯罪を犯した場合でも特別の事情があればまたもや執行猶予にしてくれるのです。
犯罪という事案に対して二度も赦してくれるのですから非常に懐が深いと思います。
離婚についても、夫婦としてスタートしたけれども、性格の不一致その他の理由からうまくいかない場合には離婚を認めてくれています。夫婦がうまくいかないんだから離婚なんて当然だ、と思うかもしれませんが、離婚を認めない考え方や宗教もあり得るのですから、やはり法は優しいと思います。
そして、離婚制度のおかげで、親権者や慰謝料、財産分与などを決められるのであり、人生の再スタートのための法律ともいえます。
他にも、法律は様々な形で人に優しい側面を持っています。これは取りも直さず、法律はすべて人の社会活動の中で生じた問題を扱うところ、人というのは過ちを犯すものであることを前提としているのです。
そして、人が人として一番素晴らしいのは、他人の過ちを赦すという考え方を持ちうる点です。何かの過ちに対して、いつまでも赦されることなく生きていくというのは非常に苦痛です。
しかし、法律はあくまで人を赦すことを視野に入れて作られているのです。単に難しいだけでなく、非常に優しい側面を持っているといえるのです。
目が点
はっきり一重のこの私ですが、完全に「目が点」になる出来事がありました。
。。。
某職員「お先に失礼します!」
呉「お疲れ様!」
(これにより事務所は呉一人になったので、トイレへ。用を済ませて扉を開けると、目の前になぜか女性が一人立っている!!)
完全に慌てふためき、心臓がバクバク言い出しました!だって事務所は呉一人のはずだから!某職員も鍵かけて帰ったし!!!
本当に数秒間、時が止まったようになり、完全に目が点になり、何もかもがフリーズしました。
そして、その女性が私に声をかけてきたのです!
「暖かかったから、コートを持って帰るの忘れて取りに来ました!すごいタイミングで驚かせましたね?エヘッ」
そうです。上着を取りに戻った某職員が入り口を開けたタイミングと、トイレを出たタイミングがバッチり過ぎたのです。もう勘弁してください。。。
。。。
いやー。春は近いです。みなさんもお忘れ物なきように。呉の目が点になってしまうから!
打たれる
弁護士は依頼者の盾です。
依頼者は、相手方とトラブルを抱えています。当然、相手方は依頼者を攻撃してきます。
なので、弁護士は、依頼者のため、攻撃を防ぐための盾となるのです。
時に、本来の紛争と関係のない攻撃すら、依頼者のために受けることもあります。
それでも、弁護士は盾である以上、じっと攻撃に耐えます。
弁護士は、毎日、多数の依頼者の盾となります。
なので、毎日、あらゆる攻撃にさらされ続けています。
だから、弁護士は打たれ強い、タフさが必要です。それも、並大抵のタフさでは到底、足りません。
一長一短
車のメンテナンスのため、10日ほど代車を借りていました。
新車の代車だったため、綺麗かつ最新の装備でとてもウキウキしました。
とはいえ、本来の自分の車ではなく、本当に自分にとって必要なものが無かったり、いかに新車といっても一長一短だと感じました。
ひとつには、代車ゆえにETCが設定されていないこと。これは、高速を頻繁に使う自分としては相当不便でした。ましてや今年の大寒波の中、高速の出入りの度に窓を全開にしてやりとりするのは堪えました。
もうひとつは、ハンドルヒーターの設定がなかったこと。私は手が冷えるので、冬は当然手袋です。加えて、2年前に車を買い替えた際に、ハンドルヒーターをオプションでつけました。これは本当に温かく、ないと本当に辛い。大寒波ゆえに余計でした。
最後は、修理がいつ終わるかわからず、チビチビ給油をするのが面倒でした。やはり大寒波ゆえに寒さの中での繰り返す給油は辛かったですね。
良かった点は、自車よりコンパクトでスイスイ機敏に走れること。内装の質感が高く、高級だったこと。
です。
それでも無事にマイカーが戻って来て、本当にマイカーの便利さやありがたさを感じています。
風邪ではない諸症状、、、
あー。
こんなに毎日寒いのに!
2月になると毎年恒例、花粉の季節がスタートです。
なんだか鼻が出るし、のどがイガイガするし、、、
と思ったら、間違いなくこれは花粉です。
ここ数日、とても寒いものの、日差しがあるためか花粉が舞いだしたようなんです。
仕方がないので明日、病院行くこととします!
みなさんもお早めに対策を。。。
なぜ、仮想通貨に手を出すのか?
最近やたら話題の仮想通貨ですが、どうして多くの人が手を出すのか、ずっと疑問です。
私自身、まったくやったこともないし、きっとこれからもやらないと思います。
ですが、非常に多くの人がこれをやり、時に億万長者が表れ、時に大損をした人が表れています。
このように仮想通貨に手を出す理由を私になりに分析すると、
①仮想通貨で大儲けしたい
②仮想通貨に興味がある
③仮想通貨取引に割く時間がある
という3つの要素のうち、少なくとも①もしくは②+③という条件を満たすと仮想通貨取引に取り掛かるのではないかと感じています。
いくら①大儲けしたくても、③仮想通貨取引の時間がなければ取り掛かれません。他方で、仮想通貨取引は非常に手軽らしいので、②興味と③時間があれば取り掛かるケースも多いようです。
その上で、非常に気になるのは、そもそも仮想通貨取引に対して「リスク」を意識して取り掛かっている人が非常に少ないように感じる点です。
仮想通貨はあくまでその裏付けとなる実態が存在しません。株であれば会社、金取引では金そのもの、外貨預金であれば当該外貨及びその外貨発行元、という裏付けがあります。
しかし、仮想通貨にはこれらの裏支えがないのです。
それにもかかわらず、多くの人が仮想通貨取引に夢中になっている。こんな状況は大いに問題があります。
結局、
①大儲けしたいという欲求があるものの、これを現実社会における収入(通常は給与でしょう。)で実現できない不満や鬱屈した気持ちを持つ人が非常に増え(経済的不満の増大)、
②分かりやすいキャッチコピーやコマーシャル、仮想通貨取引は儲かるとのイメージが蔓延し、なおかつネットやスマホの影響によりこのような実態のない取引への抵抗感が弱体化し、
③スマホという便利な道具により、誰でもが簡単に参加できる、
という状況から、この度のような事態に陥ったといえます。
そうした状況を見て、私は、世間の動きや流れが変わりつつあると感じ、またこれは大事な物を失いつつあるとも感じています。
仮想通貨とか、スマホとかよりも、一人一人がもっと現実や実態を良識に基づいて判断し、行動することが大切だと思います。
法律相談とは何か?
弁護士業務の「キホンのキ」は言うまでもなく、「法律相談」です。
日々、多くの法律相談を担当しますが、最近、「そもそも法律相談とは何か?」について考えています。
まず、「法律」相談である以上、相談の内容が「法律」に関係することが当然の前提です。なので、相談の内容が何らかの形で法律に関係していないと弁護士としての相談の意味をなしません。
ただ、相談者の方は、法律の専門家ではないので、自分の抱えている悩みや相談事が「法律」に関係するか否かは分からないことが大半です。
なので、相談を聞いた弁護士の方で、その相談事が「法律」に関係するかどうか、関係するとしたらどのようなことができるかを判断し、アドバイスします。
次に、「相談」である以上は、相談者の方の悩みや、出来事を弁護士が一方的に聞くだけでは不十分です。
広辞苑では、相談とは、「他人に意見を求めること」とあり、そうなると相談者としては、自分の悩みを聞いてもらった後、弁護士から意見を聞いて初めて「相談」となります。
当然、弁護士からの意見は、「法律」の観点からのものとなります。
さて、そのような意味を持つ「法律相談」ですが、↑で説明したような対応であれば、どの弁護士でも一通りはできると思います。
しかし、大切なのは実はこの先です。
弁護士としては、相談者の方の悩み、背景、生活状況などを踏まえ、その方が相談の際に具体的に言葉にしなかった、もしくはできなかった本当の気持ちまでを推察し、その人のために法律を使って何ができるのか、何をすべきかをアドバイスできて初めて本当の「法律相談」と言えるのだと思います。
要するに、表面的な問題に、形式的な回答をすることは簡単だけれども、本当に大切なことはもっと奥深くにあり、いかにその真相を汲み取り、解決に導くかが重要だということです。
最近では、ネットで簡単に情報を得て満足しようとしたり、自分に都合の良い結論ばかりを求めたり、何かをタダで得ようとしたりする風潮が強いように感じますが、とりわけ「法律相談」においては、上記のような事情から、ネット、電話、メールなどで簡単に「良い結論」を得ることはできないと考えています。
少なくとも、私の事務所では、最善の法律相談を提供するために、電話相談、無料相談、メール相談は行っていないのです。
認める。
広辞苑第7版で、誤りを指摘されていた用語の説明について、岩波書店は訂正をしました。
つい先日出版されたばかりの第7版でしたが、新しく追加された「LGBT」の説明などで早くから誤りを指摘されていたものです。
このことのついて、LGBTの誤りが指摘されたとの報道を踏まえ、私個人は、岩波書店がどう対処するのか非常に注目していました。
すると、ごく早急に誤りを認め、内容を訂正したのです(訂正の説明文を書店で受け取れるそうです。)。
このような対応を見て、私は、岩波書店の迅速かつ誠実な姿勢にとても感銘を覚えました。
広辞苑という非常に重みのある辞書であるからこそ、誤りを指摘されれば速やかに内容を精査し、適切な判断をしたものと思います。
岩波書店や広辞苑に限らず、人は誰でも過ちを避けて通れません。
その時に大切なことは、過ちに対して真摯に向き合い、訂正すべき点は訂正し、謝罪すべきは謝罪するという姿勢だと思います。
自分自身も、この度の岩波書店の姿勢を十分に見習いたいと感じました。
石橋を・・・
~性格診断~
アナタはどのタイプ?
①石橋を叩いて渡る(慎重派)
②石橋を叩かず渡る(無鉄砲)
③石橋を叩いて壊し、渡れない(臆病者)
④石橋を叩いて壊してしまうが、何とか渡り切る(破天荒)
私は、、、
④ですかね???
ふと、思い付きの~性格診断~でした。。。