基準はどこか?~陰キャか陽キャか、線引きの問題~
特定の個人のキャラクターを「陰キャラ」「陽キャラ」と分類することがあります。
陰キャラとは要するに「陰を感じさせるキャラクター」とか「性格的に暗い部分のある人」ということでしょうか。
陽キャラとは要するにこの逆で、「陽気なキャラクター」とか「明るい人」ということでしょうか。
そんなキャラ分類ですが、いったい自分がどちらなのかについては「主観と客観のギャップ」があるようです。
というのも、私が「陽キャラ」と思っていた方に、「〇〇さんは陽キャラだよね」と話しかけたところ、その陽キャラのはずの〇〇さんは「私は陰キャラです」と(明るく)言い放つのです。
「え!明らかに陽キャラだよ!」とお伝えしたところ、「オタクだし、外に出ないし」などと言うのです。
どうやらインドア派のことを陰キャラと思っていたようです。
なので、インドア派かどうかと陰キャラかどうかは違うこと、キャンプのようなアウトドア好きにも陰キャラは結構いること(芸能人の「ヒロシ」さんとか)をお伝えし、どうにか陽キャラであることの「自覚」を持ってもらいました。
(何で私が陽キャラの説得をしないと?)
と良く分からない気持ちになりましたが、周囲にいた他の「陽キャラ」のはずの方々も「私は陰キャラだ」と宣言をするので、次々と私が説得を続けました。
上記のように〇〇さんは「インドア派かアウトドア派か」と陰キャラ、陽キャラを混同していましたし、他にも「家でゴロゴロするのが好き=陰キャラ」とか「陽キャラは要するにパーティーピーポー(略してパリピ)のことだ」と言い張る者もいて、収拾がつかなくなりました。
結果、気が付いたら何が陽キャラで何が陰キャラかもわからなくなり、みんなで笑い転げて終わりました。
なので、結果、私が周囲に対して行った陽キャラ認定はいずれも正しかったはずです。
それにしても、何をもって陰キャラ、陽キャラと考えるかは難しいですが、「あなたって陽キャラだよね」と話しかけたところ、明るく返事をする人はやはり陽キャラなのだと思います。
上記の〇〇さんも「(笑いながら)私は陰キャラです」と言い張りましたし、他の方も「(嬉しそうに)家でゴロゴロするのが好きだから陰キャラです」と豪語していたので、やはり陽キャラの人は基本、返答が明るい(回答の中身が合っているかはともかく)という共通点があるように思いました。
負荷の高い仕事
弁護士の仕事にもいろいろありますが、私が考える「負荷の高い仕事」のトップ2は、①尋問、②講演です。
尋問は、当日限り一回勝負であること、事前の準備が重要であること、自分以外に代わりが効かないことが理由です。
そして、講演も、これにほぼ同じ理由です。
なのでこれらの仕事は弁護士業務の中でも特に負荷が強く、大変なものです。
今日は偶然にも午前に講演、午後に尋問という予定です。
なので、一日中、負荷の高い状態で働くこととなります。
ふぅ。
予想もしなかったこと
5月も終わろうとしていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
一年のうちほぼ半分を過ぎようとしている中で、年頭に考えていた事や目標などはうまく進んでいますか?
私自身も今年はいつになく、「しっかりとした年間計画」を立てて臨んでいましたが、この5か月間でいくつかの「予想もしなかったこと」がありました。
それはプライベート上のことも、仕事上のこともそれぞれについてです。
プライベートでは、自分の体の変化を痛感しています。体質の変化とでもいえばよいのでしょうか。これは健康にもかかわることなのでしっかりと向き合って「今の自分が最高の自分」となるようにと思っているところです。
仕事上では、年頭にて考えもしなかった分野の急展開がありました。
弁護士の業務というのは、様々あり、当事務所でも複数の取り扱い分野や得意分野があります。
そうした中、以前から注力していたとある分野に関し、問い合わせや取り扱いが急増し始めたのです。
時代の流れの中でその分野の相談が激増したことに加え、他方でこの分野に明るい弁護士、経験のある弁護士が実は限られていることからこのような結果に繋がったとみています。
いずれの出来事も、年頭には考えてもいなかったことです。
たった半年ですが、人生は分かりません。きっと6月以降にも「予想もしなかったこと」が起きると思います。
弁護士として嬉しいこと
弁護士をしていて嬉しいのは、やはり依頼者の方から感謝されることです。
法的紛争は本当に辛いです。心も時間もお金も削られます。
だからこそ、味方になりたいと思います。
少しでも前を向き、法的紛争に区切りをつけるお手伝いができたなら、こんなに弁護士冥利に尽きることはありません。
もちろん、専門家として、今後の行く末を考え、(時にご本人の意向と違ったとしても)撤退した方が良ければ撤退のアドバイスを、損切をした方が良ければそのアドバイスをします。
法はときに冷酷で、「気持ちはわかるけど、この言い分は通らない…」という事案がどうしてもあるのです。
それでも、気持ちだけは依頼者の方と一緒にありたいと思います。
依頼者の方から、弁護士さんに自分の悩みを分かってもらえるか心配だった、というご意見を頂戴したことがあります。
ぜひ、当方までご相談ください。寄り添う気持ちと、冷静なアドバイスを心掛け、対応させて頂きます。
出張の「思い出」
土日と県外に出張に来ています。そこでのことをいくつか。。。(基本、飲食についてです。仕事についてはまた今度、、、)
1 イカのお刺身
出張先での会議後の食事で、地元の美味しいイカのお刺身を食べることとなっていました。金曜日にこのことを周囲に告げると、「うらやましい!」「私も食べたい!」との声多数。
出張に出向く者の特権だ!とばかりに自慢をしていたら、その日の夕食になぜか「イカのお刺身」が並んでいます。
「???」
頭の中はちょっとしたパニックです。明日、鮮度抜群のイカのお刺身を食べるのに?
どうやら、出張先でイカのお刺身を食べることを聞いた家族が、自分も食べたくなって思わず買ってきたようです。。。
ですが、私のテンション(明日はイカのお刺身を食べるゾ!)は急降下。
教訓;「出張前に、出張先で食べる予定の物を周囲に告げるべからず。仕返しに遭う。」
2 「ゆうま」との出会い
その食事先で飲んでいたら、「ゆうま」というお酒がありました。地元のお酒とのことです。
私も「裕麻」ですから、頼まない訳はない。
ラベルを見ると「今季大注目の一本です。とにかく鮮烈で爽やかの一言」と。
お。何だか自分にぴったり?
とても美味しい生酒でした。
3 カレーハンバーグ
朝食はバイキングでした。(当然)あれこれ目移りし、欲張って料理を取りまくります。
カレーがあったので取ってから席に戻るとスプーンがないのでスプーンを探しに。
ライブキッチンのシェフに、スプーンの在りかを尋ねたところ、丁寧に教えてくださいました。で、そのシェフの手元には、配膳スペースに見たことのない美味しそうなハンバーグが。
「カレーハンバーグもいいな」
そう思い、
「このハンバーグはどこにありますか?」
そう聞くと、シェフからは
「これは事前注文のルームサービス用のものです。」
と私に奪われまいと即答。
「そうですか、、、」
しょんぼり席についてカレーを爆食いしました。
今日はこれから2日目の会議です。でも、昼食と夕食をどうするか?そればかりが頭に一杯です。
デジタル難民
何でもかんでもデジタル化、機械化が進んでいます。同時にデジタル化、機械化に伴い省人化も進んでいます。
スーパーやユニクロでのセルフレジ、回転寿司でのタブレット注文、定食屋での券売機などあらゆる場面でデジタル化による処理がなされています。
企業側にとっては非常にメリットが大きく、利用者にとっても、会計が早く済むなどのメリットがあります。
しかし、これらデジタル化には、この流れに「ついて行ける人」と「ついて行けない人」がいることに留意が必要です。
当然、デジタル化は、ついて行ける人を念頭に構築されておりますが、ついて行けない人に対する手当を忘れてはいけません。
ところが、あらゆるデジタル化の場面で、この手当が十分になされているかというとそうではなさそうです。
たとえば先日も、定食屋での券売機の前でご高齢のご夫婦が何分も何分もタッチパネルの前でご自身の選びたいメニューに辿り着けず苦労していました。
私はすぐに声をかけて、お二人のご希望のメニューを教えてあげました。
他にも、同僚に聞いた話では、回転寿司にて、タッチパネル操作ができない隣のお客さんが、同僚の注文した寿司を次々と「先取り」して食べてしまっていたそうです。
タッチパネルで注文できないので、レーンを流れてきたものを、(同僚が注文したものと知らずに)パクパクと食べていたということなのです。
この話し自体は何だか笑い話のようではありますが、事の本質としては、デジタル化について行けない人への配慮が足りていない現代社会の無味乾燥した冷たい風潮にあるように思います。
定食屋でも回転寿司屋でも、どうして店員がこの方たちが困っていることに気が付き、できる配慮をしてくれないのでしょうか?
ひょっとしたらデジタル化にしてしまった結果、「注文するのは顧客の仕事であり、我々はそのことに何ら関与しない」という風潮が出来てしまっていないでしょうか?
デジタル化による省人化は賛成ですが、そのことで残される人々のことを切り捨てて良いことにはならないと思います。
デジタル化はあくまで人々の生活がより豊かになるための道具に過ぎないのですから。
目に見えない「安心」を求めて
我々法律家、弁護士の仕事は目に見えない「法律」「ルール」に基づいて行われます。
人々は、この目に見えない法律やルールの下、市民生活を送りますが、いざ何かのトラブルに遭遇すると、目に見えないこれら法律などの制約に従って自分の権利について争う結果に至ります。
こうした目に見えない法律などに従って行動をしなければならないという状況は、多くの人にとって強い不安を覚えさせます。
「これから自分はどうなるのだろう?」
「どんな責任を負わないとならないのだろう?」
「相手にはきちんと賠償を求めることができるのだろうか?」
我々弁護士は、このような目に見えない法律を操り、目に見えない不安を解消するため日々奮闘しています。
我々弁護士は、こうした「不安」を無くすためにあらゆる手を尽くすのです。
そのために具体的には、現状の正確なヒアリング、当事者の方が抱える不安に対する理解、これらを踏まえた見通しのわかりやすい説明、取り得る手段とメリットデメリットの説明、選択した手段に基づく結果獲得に向けての工夫などといった具合です。
これらを尽くすことで当事者の方は、目に見えない不安から少しずつ解放され、目に見えない法律により守られることになります。
相談者の方からは、相談をした結果、「不安がやわらいだ」と言ってくださることも少なくありません。
なので、私は、日々、目に見えない法律を扱いながら目に見えない不安の解消のために働いていると強く意識しています。
「誠実な仕事」をする弁護士
弁護士の仕事は誠実であるべき。
そう考えています。
なぜなら弁護士という法律の専門家が、専門知識や経験を悪用すれば、一般の人は太刀打ちできないことは当然だからです。
なので当事務所では常に仕事に対する誠実さを重視しています。
当然、争いごとなので相手方とのやりとりが激化したり、激しい攻防になることも多々あります。
しかし、向き合い方自体は「誠実に」を心がけています。決して欺くようなことはせず、決して誹謗中傷に至るようなことはしない。そういうことです。
当然、依頼者の方や相談者の方に対しても同じです。法律知識の無い相談者の方に、弁護士サイドから不安を煽るようにして受任に繋げたりしてはいけないと考えています。
ところが世の中には、当事者、相談者の不安に乗じて法外な弁護士費用を徴求する弁護士が存在します。
当然、こういう弁護士に依頼をしても誠実な仕事は見込めません。結果、食われたような結果で放り投げられ、弁護士費用を損するだけです。
極めて不誠実です。
残念ながら私が見る限りでもこのような不誠実な仕事をする弁護士は少なくないです。
なので、まずは当事務所から誠実な情報発信を続け、誠実な弁護士業務を維持することを大切にしています。
おかげ様で今日はまったく別の相談者や依頼者の方から「誠実な仕事」に対する評価のお言葉を頂戴しました。とても嬉しい限りです。
お土産はいるかい?
ゴールデンウイークには旅行に出ていました。
期間中に、何人かの知人から「連休中はどう過ごしているの?」との連絡をもらいました。
「どこそこに出掛けているよ」と答え、「お土産でも。」とお伝えすると、以下、三者三様のお返事で面白かったです。
【Aさん】
「わーい、お土産ありがとう。○○が欲しい!」
【Bさん】
「お土産だなんて。旅行先の話でも今度教えてくれれば!」
【Cさん】
「お土産よりも写真でも見せて!」
まったく同じ反応の人はおらず、人それぞれの違いがとても面白かったです。
自分だったら?どう答えるか。
きっと、私なら
「お土産ありがとう。○○が欲しいからぜひ買ってきて。それからどんな旅行だったか、写真を見せながら話を聞かせて欲しい!」
ですね!
消費カロリー>摂取カロリー
ここ最近、公私ともに非常に多忙を極めています。
通常業務に加え関係しているNPOや町内のことや地域のことでもあれこれと担当や役割を担っているためです。
さらに、諸々の活動が活性化しつつある中、ここ数年、まったく依頼のなかった「講師」としての仕事が再開してきたためでもあります。
しかも、弁護士業務自体も、この間蒔き続けてきた種が実り、大きく成長してきたため通常業務自体が異常に忙しくなっています。
ということなので、そもそもの通常業務自体が非常に多忙で、かつ上記のような各種活動や講師依頼の準備等で毎日フル活動しています。
当然、ひとつしかない私の脳もフル活動であり、その結果、日々大量のカロリーが消費されているのを実感します。
毎日、仕事が終わるころにはお腹がペコペコで、しっかりと食事をとっています。
それでも朝、昼にはやはりすぐに空腹になり、昼食でしっかりと食べ、その後の間食もしています。
それで何とか消費カロリー=摂取カロリーとなればバランスが取れますが、ここ最近はどうやら消費カロリー>摂取カロリーとなっていたようで、毎朝図る体重が徐々に減少傾向にありました。
これはまずいと気が付いて、摂取カロリーをさらに増やすことと決めました。
さっそく今日はおかわり自由の定食屋さんに飛び込み、ご飯を3回おかわりしました。
さすがにお腹はいっぱいになりましたが、その後も結局間食をし、これから今日の夕食です。
ということなのでやはり日々、フル活動をするとその消費カロリーがいかに大きいかが痛感できます。
逆に言うと、自分の日々の消費カロリーをきちんと把握し、それに見合った食事を摂れば体重維持で、カロリーを増やせば体重も増えるし、逆もしかりということですね。
何事にも原因と結果が因果の流れで結びついているとよく理解できます。
なので、痩せたい方は「フル活動をする」もしくは「消費カロリーを把握し、それ以下のカロリー摂取に留める」ということですね。
極めて単純ですが、消費カロリー<摂取カロリーになりがちなのが多くの方の悩みでしょうか。