ゴールデントリオ
お盆休み明けの今日、ふとしたきっかけで時折連絡をとるようになった小学校時代の担任の先生から、封書が届いた。
中を見ると、5年生の時の文集が。
懐かしい気持ちで開いてみると、文集のテーマは「20年後の僕・私」とある。ありがちなテーマであるし、時すでに20年以上経過している!
そう思いつつ、自分の作文を開く。。。
なんと!
31歳の私は、サッカーワールドカップ予選に臨む代表選手との内容!しかも愛車の「フェラーリ」にて予選会場に向かうと書いてある。。。さらに読むと、、、大切な試合でゴールを決めたことまで書いてある!
しかし、残念ながらに敗退し、夢かなわずに終わったようだ。
試合後は、同級生のK君が営む本屋でファミコンのカセットを買い、愚痴をこぼして帰宅している様子も描かれている(フェラーリからファミコンへの落差が激しい)。
何とも「子どもらしい」作文に恥ずかしさでいっぱいになった。恥ずかしすぎて事務所の全員に読んでもらった。
そうして、しばらく文集を書いた当時のことを思いだしていたところ、呉の作文に、K君が「本屋」になったと書いてあるのが気になった。K君は自分の作文には何と書いているのか??
すると、、、
書いてあったのだ!K君はせっせと貯金をし、本屋になり、しかもその作文には呉がしっかりと登場していた。呉の他にもM君のことが触れてあった。そこにはM君が喫茶店をやっているのでそこでお茶を飲んだ、とあった。
さらに気になり、M君の作文を開いた!
書いてあった!M君は喫茶店のオーナーになっている様子を作文に書いていたのだ。しかも、ここでもしっかりと呉が登場するのである。。。
具体的には、サッカー選手となった呉とM君が飲みに行き、ワールドカップでのことを語ったようである。。。
・・・
いやはや、当時の三馬鹿トリオが、文集作成に先立ち、ネタをコネて話題を繋げたというどうにもこうにも小さな小細工でした。
しかも三人とも、書いた通りにまったくなっておらず、小学生のころの楽しかった思い出にどっぷりと浸った一日でした。
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