慣れれば怖くない。
人の能力のうち、特に優れているものとして、①忘れる能力、②慣れる能力、があると思います。
まず、①ですが、人は、忘れるからこそ、幸せに生きることができるのです。こう言うと「何をおかしなことを言うのか?」と思うかもしれませんが、痛み、悲しみ、苦痛、恐怖などといった過去の経験を一切忘れることができなければきっと生きることが辛くて仕方ないでしょう。
つぎに、②ですが、これは①とも関連します。人は辛い環境に置かれてもいつの間にか「慣れる」ことができる能力を持っています。時に行き過ぎると、DV被害者が、自分は被害者であるにもかかわらず、そのような被害に慣れてしまい被害申告、被害救済が遅れてしまうこともあります。
しかしそれでも、人は慣れることができるからこそ、人生を豊かにすることができるのです。辛い環境に身をさらすことで身体能力を向上させるアスリートなど典型です。
その上で、私の個人的な話ですが、先日から取り上げている「葬儀場などを通る時にワイパーが勝手に動く」という心霊現象(?)についてです。
最近、あまりにもこのような現象が続くので、どうにもこうにも慣れてしまったのです。「いつもの場所」でワイパーが動いても、もはや恐怖も感じません。むしろ、動かない時に寂しい気持ちすらします。
また、「いつもの場所」以外で、突如ワイパーが動くことが続いているのですが、こんな時にはむしろ「怪奇現象を経験できてラッキー」「ブログに書くネタ、ゲット」くらいな気持ちになります。
なので、人は慣れてしまえばきっと、霊とも仲良くなれるのでしょう。
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