夫側が親権を獲得することは難しい、という一般論は非常に多く言われるところです。

しかし、男性の育児参加の実情などに照らすと、今どきは女性だからといって当然に親権を取得できるとは限りません。

一番大切なことは、離婚に至るまでの間に、子の監護をいかに実行していたか、別居後に実際に子がいずれと生活しているか、その生活状況などに問題はないかによって決まります。

本件では、これまでの監護状況や妻の不貞行為などを踏まえて夫側の親権獲得が実現しました。