【 交通事故事例】
一年前に追突事故を受け、示談も終了したが今年再度追突事故を受けた。二度目の事故の賠償についてどうなるか。
相談者:20代
男性
一年前に信号待ちの際追突事故を受け、頚椎損傷等の傷害を負い、治療をした方が、その後再度似たような形で追突事故の被害にあったケースです。
一度目の事故は治療も終わり、後遺障害にはならなかったのですが、二度目の事故の示談の際に、一度目の事故を理由に慰謝料を低く見積もられました。
一度目の事故は治療も終わり、後遺障害にはならなかったのですが、二度目の事故の示談の際に、一度目の事故を理由に慰謝料を低く見積もられました。
二度目の事故と一度目の事故とはまったく関係がないことを保険会社に提示し、理解してもらいました。
保険会社は、一度目の事故があるから二度目の事故意向も体調が良くならないのだと主張しました。しかし、これはまったくの言いがかりです。
保険会社提示慰謝料額 | 58万円 |
---|---|
示談慰謝料額 | 75万円 |
解決までの期間 | 約1か月 |
不運にも何度も交通事故の被害に遭われるケースが見受けられます。
事故を繰り返すと、前回事故のケガが完治していないとか、前回事故の後遺症が残っているとかという理由により慰謝料額を低く見積もられることがよくあります。
このような場合、双方の事故の事故態様、ケガの状況、一度目の事故後の治療状況などを丁寧に比較検討することで、二度目の事故と一度目の事故とは関係があるのかないのかを主張することになります。
今回のケースでは、一度目の事故から一年後の事故であり、治療もすでに終わっていたことから、関係がないことを主張したものです。
事故を繰り返すと、前回事故のケガが完治していないとか、前回事故の後遺症が残っているとかという理由により慰謝料額を低く見積もられることがよくあります。
このような場合、双方の事故の事故態様、ケガの状況、一度目の事故後の治療状況などを丁寧に比較検討することで、二度目の事故と一度目の事故とは関係があるのかないのかを主張することになります。
今回のケースでは、一度目の事故から一年後の事故であり、治療もすでに終わっていたことから、関係がないことを主張したものです。
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