自分を大切にできて初めて他人を大切にできる
弁護士になって10数年になります。言わずもがな弁護士というのは他人の権利を守る仕事です。
依頼者という自分以外の人が苦難に陥っているところを、弁護士の力で救い出すもしくは被害を最小限に抑える仕事です。
まさに人様のため働く仕事の典型です。
そう考えると、自分のことはなりふり構わず依頼者のために心血を注ぐ日々なのかと思われそうですが、私の考えは異なります。
すなわち、弁護士も人である以上、自分という存在があります。そして、弁護士は他人の権利を守る仕事ですが、自分自身の権利を守れないようでは他人の権利を守るなんて持っての他だと思っています。
他の言い方をすると、弁護士は依頼者を幸せに導くための仕事でもありますが、やはり弁護士自身が幸せでないと依頼者を幸せにすることもできないと思っています。
なので私は、最大限、依頼者のためになる仕事をする弁護士は、自分自身の権利を常に大切にしているし、自分自身が幸せになるための努力を怠らない弁護士だと思っています。
やはり、自分自身が充実してこそ、依頼者の方が苦難から這い上がる手助けができるのだと思います。仮に自分自身が苦しくて苦しくて仕方がない時に、十分に人助けができるかというと難しいでしょう。
日々、そのようなことを心に置きつつ、仕事に取り組んでいます。
抜け道
香川オフィスに向かうための経路もしくは帰路として、どの道が一番早いのか?
この間、ずっとあれこれと試していたのですが、ついに確実に一番早い経路が確定しました。
当初は、高速を降りたら直進し、線路を超えてJAを左折し、直進を続けてからまた線路を渡るという経路を選択していました。
この経路は、高速を降りてから1度左折するだけで事務所に辿り着くという分かりやすさがメリットでした。
しかし、左折する前後の道が朝夕ともに混雑することが多く、難点でした。特に夕方の帰路ではほぼ間違いなく渋滞になるのでどうしたものかと思っていました。
そうしたところ、高速を降りて直進するのではなく、すぐに左折し、その後右折をする道順に気が付いたのです。
この道順は、偶然、新規で開通した道路を通ることになるのですが、まさに私にとってはベストな道順でした。
というのも、この道順だと、ほぼ渋滞がないまま事務所までたどり着けること、事務所に向かう際には線路を一度も渡らずに済むことというメリットがあるからです。
結果、最近はこの道順で通勤をするようになり、当初の経路よりも5分前後は移動時間が短くなったと思います。
日ごろからどんな行先に行くにしても最短ルートや便利のいいルールを探すクセがありますが、毎日の通勤経路の場合には積もり積もって大きな違いになっていきますね。
テレワークは忙しく、疲れる
最近流行りの「テレワーク」。
私も時々実施しています。
とはいえ、丸々一日中テレワークというのはまだありません。長くて半日程度のことが多いです。
それでも半日を自宅で過ごし、自宅で働くことはかなりメリットも大きいと感じています。
それは何より、自宅で一人だと他人のことを気にせず集中して働けるからです。
事務所であれば職員や弁護士がいますし、来客や架電、ファックスの受信、郵便なども必ずあります。
そのためどうしても一日を事務所で過ごすと「自分ひとりで集中した時間」というものを持ちにくいのです。
弁護士の仕事では、大量に詳細な書面を作成することが多々ありますが、そのような書面作成はやはり一人で集中できる環境で行うことが望ましいのは明らかです。
そのため、弁護士によっては、夕方以降に職員が帰宅してから起案をするとか、土日にまとめて起案をするという方が少なくありません。
ですが、テレワークの場合には平日の日中であってもこのような状況と相違なく、集中して書面の作成が可能なのです。
そのことに気が付いてからはテレワークの時には雑多なことはすべて忘れてすべてを文書作成に費やすことにしています。
その結果、テレワーク中の集中度はすさまじく、結果、テレワークは非常に疲れるということがわかりました。
しかも、テレワークのもう一つのメリットは、「通勤時間がいらない」ということですが、通勤時間がなくなった分、自宅でゆっくりするのかと思いきやそんなことはまったくありません。
むしろ、これまで通勤時間に使っていた時間を、たっぷりと丸々、起案の時間に充ててしまっています。
そうすると、テレワークのために①労働時間は伸び、②労働密度も上がり、結果、とても忙しくかつ疲れることとなるのです。
あー。テレワーク。
こんな便利なもののせいで、最近、過労です。
食べたい気分
本当にご飯の美味しいここ最近。
とにかく新米が美味しいですよね。10月くらいから毎晩、お替りを続け、いくらでも食べられる気分です。
それは当然、呉だけではなく、先日、若者を食事に誘ったので、
「何が食べたい?」
と尋ねてみたら
「中華」
とのお答え。
ほほう。中華。なるほど意外なとこからボールが来たなと何とか受け止める。
しかも中華=ガッツリ系との感じもあり、他方で自分はゆっくり飲みたい気分でもあったため、ちょっと躊躇していたら
「中華に限らず、揚げ物でも◎」
とのこと。
ふむむ。お気遣いありがとう。そして中華の代打たる「揚げ物」指名打者。
むむむ。ツワモノ。。。
揚げ物指名打者に対してどのようなボールを投げかけるべきか、どの店をチョイスすべきか、夜も眠れず(先日はよだれ垂らして寝たクセに)当日に至る。。。
ということで今日は呉は中華か揚げ物を食べて過ごす予定でございます。
では、寒さに負けず、食べたい時には食べて過ごしましょう。
滝のようなよだれ
(すみません。よだれの話です。)
私、寝るとき、顔を下に向けて寝ることがあります。
昨夜も気が付いたら顔を下にして寝ていました。
そうしたところ、爆睡し過ぎていたためか、口が開いていたため、よだれがシーツに向かってダーッと流れ出したのです。
余りにも滝のようなよだれの勢いに目を覚まし、慌てて寝相を変えて再度、熟睡しました。
起きた時にはシーツは濡れていないような感じだったのですが、あれは夢なのか本当によだれだったのか、もう分かりません。
とりあえず今日はシーツを洗うこととしました。
(こんなブログで今日は失礼いたしました。)
ギリギリ間一髪!
今日は終日、事務所外での業務のため、朝の身支度を済ませた後、勢いよく自宅を出発したところ、自宅から数百メートルの所でスマホとタブレットを忘れていることに気が付きました。出かける前にいつもと違う場所に置いておいたのが原因です。
すぐさま引き返し、自宅でこれを取って、再度の出発となりました。
もし出先でスマホもない、タブレットもないと気が付いたとしたら?
果たして今日という一日が非常に非生産的な悲惨な一日になっていたことでしょう(ノートパソコンは持っていたので出先でWi-Fiに繋ぎ、必要な業務自体は出来ていたと思いますが、、、)。
現代社会において如何にデジタル機器に頼っているかを痛感しかけた今朝の出来事です。
それにしても出発直後に気が付いた自分はえらい!?
瀬戸大橋からの最高の絶景・パート2
先日、瀬戸大橋からの最高の絶景についてブログに書きました。
https://kakehashi-law.com/modules/blog/details.php?bid=1058
そこでは、朝の時間帯と夕方の時間帯のいずれが最高かを書きました。
それとは別に、今回は「瀬戸大橋のどの部分からの眺めが一番最高か」について書きたいと思います。
前提として、車で渡る場合を想定しています。
そして私の中での瀬戸大橋からの絶景は、「朝の時間帯に岡山側から香川側に向けて橋に入り、橋に入ってから櫃石島(ひついしじま)までの区間の東側の景色」です。
マニアックですね。。。言葉にするとこれだけでは全く伝わりませんね。
なので解説です。
①岡山から香川に向けて橋を渡る際、朝日が左(東)から差し込むこととなります。
②日本の道路は左側通行なので、岡山から香川に向けて走行すると、ちょうど助手席側から朝日が入ります。
③瀬戸大橋は二車線なので、走行車線(第1車線)を走行すれば、すぐ左側の眼下に朝日に照らされキラキラと輝く瀬戸内海と無数の島々と、行きかうフェリーや漁船が広がります。
④また、瀬戸大橋は、一直線の橋ではなく、緩やかに左右にカーブを描いているのですが、櫃石島から先の区間は、カーブが東(岡山側から見ると左にカーブ)になるので、瀬戸大橋が左前の方に緩やかに伸びて行く様子が綺麗に見えます(この区間を過ぎると、眼前に瀬戸大橋が伸びて行く様子を綺麗に見ることはできません)。
⑤結果、助手席側からの綺麗な朝日、眼下の美しい景色、目の前には壮大な瀬戸大橋が一望できるのです。
そのため、私の中ではこの景色が本当に一番の絶景で、お勧めです。
これだけの好条件の揃う絶景ポイント、絶景タイミングはこの瀬戸大橋には他にないと確信しています。
たとえば同じ区間を同じ方向で走っても、夕方になると今度は西(右手)から夕陽を浴びることになりますが、右手は反対車線があり、たくさんの車が走ります。その先から夕陽が差し込み、それはそれで綺麗ですが、残念ながら夕陽の照らされた海面の景色は見えません(反対車線があるので)。
また、香川側から岡山側に向かって夕方の時間帯に走行した場合であれば、左手から夕陽が差し込み、眼下に綺麗な海面や景色も広がります。
しかし、香川側からだと瀬戸大橋が眼前に緩やかに伸びる様を楽しむことはできないのです。橋のカーブの状況がそうなっていないのです。
他にも、上記のような複数のポイントを完璧に満たす瀬戸大橋からの絶景ポイントはないのではないでしょうか。
少なくとも私にとっては、これが瀬戸大橋からの完璧な絶景ポイントです。