帰りました。
石垣出張から帰りました。石垣島は岡山とは比べ物にならないくらい日差しが強烈でした。
おかげで日焼けして肩がヒリヒリします。
仕事の方も円満に解決し、一件落着です。ただ、解決したといってもあくまで裁判所の手続きの中でのことです。本当の解決は、裁判所の手を離れた後にどうなるか、という点にあると思います。
3日間出張でしたので今日はたまった仕事をさばいていかなくてはなりません。ちょっと疲れが溜まっていますが、バリバリこなしていこうと思います。
しつこいようですが集団的自衛権のこと~内閣の意味不明な一問一答について~
重要なことなのでまた書きます。集団的自衛権のことです。
安部さんは、国民の理解を得られるよう、丁寧に説明していく、と言いますが、この度内閣官房HPで公開された「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」の一問一答を見ると、どうにも誠実にきちんと丁寧にする気はないことがよくわかります。
むしろ、もともとよく理解しづらい集団的自衛権というものを、うやむやにし、あいまいにすることで「なんだかよくわからないけど必要なのかな?」と錯覚させようとしているとしかいえません。
消費税増税のときもそうですが、「増大する社会保障費のためには必要なんだ。」と錯覚させ、よくわからないあいまいなうちにことを進めてしまう手法です。
先日も書きましたが、集団的自衛権と個別的自衛権はまったく別物です。それで、日本の憲法は平和主義の観点から個別的自衛権以外に実力行使を認めていないのは明白なのです。
集団的自衛権は戦争に「参加」する権利です。それをなんだかよくわからないうちに、米艦で輸送中の日本人のおじいちゃんを助けなくていいのか?と想定し難い事例を想定し、むりやり感情論で押し込んだのです。
この一問一答には、「今回の閣議決定は、合理的な解釈の限界をこえるいわゆる解釈改憲ではありません。」と書いてあります。
これは嘘です。憲法を読めば、集団的自衛権を認めていないことは明白です。にもかかわらず、集団的自衛権が認められる、と従前の解釈を変えたのですから、解釈のみで憲法の従前の意味を変えたという解釈改憲そのものなんです。
勝手に、「解釈改憲ではない」と強弁しているだけです。犯罪の嫌疑をかけられ、明白な証拠もあるのに「自分はやっていない」と強弁している不合理な否認とまったく同じ状況です。
おそらくこのまま「解釈改憲ではない」と言い続ければ国民がそのうち諦めると思っているのでしょう。不合理な否認を続ける被疑者が、「犯人ではない」と言い続ければ警察が諦めてくれると思っているのとまったく同じでちゃんちゃらおかしなことです。
さて、賢明なみなさんは、政府が言い続けたらそれが認めてもよいことのように思うのではなく、いけないものはいけない、ときちんと判断し、批判できるようしていただきたいと思います。
一問一答では、ほかにも「今後も専守防衛を堅持していきます。」と書いていますが、それなら何もこれまでの解釈を変える必要ないですよね?これ一つみても言っていることとやっていることが矛盾しています。
さらにひどいのは、「自衛隊員が、海外で人を殺し、殺されることになるのではないか」との問いに対して「自衛隊員の任務は、これまでと同様、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるというときに我が国と国民を守ることです。」と答えており、まったく質問に答えてすらいないのです。
殺すのか、殺されるのか、との問いには「殺すことになる(ならない)、殺されることになる(ならない)」のどれかしか答えはありません。これを無視して答えをはぐらかしているのは、まさに都合の悪い質問(=殺すことになるし、殺されることになる)からです。
本当にひどすぎます。ちなみに、ちょっと前までは防衛相もHPで、憲法のもとでは集団的自衛権の行使は認められないと書いてありました。それを政府はこの度削除し、このような意味不明の一問一答を掲載しているのです。
なんども言いますが、集団的自衛権を認めたら、戦争に参加し、それにより死者が出ますよ。いいんですか、本当に?
出張が続きます
来週から月末にかけて出張が続きます。
15日から17日まで石垣島まで出張で、18日は丸亀です。
25日から27日にかけては広島出張で、31日には福山です。
なんだか出張が落ち着いたころには8月になり、気が付いたらお盆休みになってしまいそうな今年の夏の予定です。
ところでうちの事務所はセキュリティ万全です。弁護士が不在でも常時施錠、警備会社完備なので、心配ありません。最近では福山の法律事務所にも強盗が入りましたが、改めて気をつけなくてはと思います。
またまた憲法講演会
昨日も憲法の講演会でした。
大阪の社会福祉法人の主催の学習会での講師でした。
今までで最多でしょうか?250人ほどの参加でした。
遅く帰ったためか、ちょっと今日は眠いです。
憲法講演会はまだまだ続きます。次は7月19日@倉敷、8月8日@足守です。
大変ですけど頑張っています。
リモコン
だんだん暑くなってきて、寝苦しい日があります。
そういう時はエアコンをつけるのですが、いままでずっと、「何でリモコンの画面にはバックライトがついていないのか」と不満に感じていました。
真っ暗な寝室で寝苦しさを解消しようと手探りでリモコンを操作していたら、間違えて冷房→暖房に切り替わってしまった、ということがありませんか?
それで、熱い空気がエアコンからブワーと吹き出すので慌てて暖房→冷房に戻そうとしていろんなボタンを押してみるのですが、思ったように冷房に戻らず、微妙に暖房→除湿みたいな感じで「少し涼しい」みたいな設定になってしまったり、、、
挙句の果てにイライラして部屋の電気を点けてリモコンを設定し直すのです。
。。。
バックライトがついていればこんな寝苦しい夜にイライラしなくて済むのに!
と毎年思っていたのです。
ところが!先日電気屋さんに行ったら、あるじゃないですか!バックライトつきのエアコンのリモコンが!しかも13メーカーのエアコンに対応しています!
もう、嬉しくなって自宅のエアコンメーカーがどこだったか、その13のメーカーに含まれているかなんて確認もせず買いました!
で、寝苦しい夜を快適に過ごすためのまさにベストパートナーになってくれました。
いやー、アイデア商品って、ちょっとしたこういう不満を解消するために存在するのですね。良かったよかった。
集団的自衛権を行使するとどうなるか
政府は、集団的自衛権と個別的自衛権の違いをあいまいにしたまま憲法解釈の変更の閣議決定を行っています。
なにをどうあいまいにしているか、ですが、
そもそも個別的自衛権とは自国が攻撃を受けた際に自国を防衛することを指し、集団的自衛権は他国が攻撃を受けた際に他国を防衛することを指すところ、これらは互いに重なり合わないまったく別個の概念なのです。
にもかかわらず、集団的自衛権と個別的自衛権とが一部重なり合うかのごとく説明し、この重なり合う部分に関しては自衛権の行使を認めようとしているのです。
しかし、これは恣意的に双方の概念を混同させるもので、その狙いは、集団的自衛権の行使と全面に押し出すと抵抗が強いので、個別的自衛権の一部かのように説明しているのです。
とはいっても政府が具体的事例として想定しているのは、攻撃を受けた米軍母艦の防御や機雷の除去などですからこれらは明らかに集団的自衛権そのものです。
そして、集団的自衛権を行使すると最終的にどうなるか、ですが、そのうち、日本も攻撃の対象となり、多数の死者が出るようになるでしょう。なぜなら、機雷の除去などした場合には、攻撃国からすれば日本は自分の邪魔をしたと判断し、邪魔者には制裁を、との発想に至るからです。
それでも本当にいいのかどうか、自分の家族、子どもが戦争によって死ぬかもしれない、と本気で考え、反対しなくてはいけないと思います。
集団的自衛権が問題であること
毎日のように集団的自衛権の行使容認の報道があります。
政府は7月1日に集団的自衛権の行使を認める憲法解釈の変更の閣議決定をしようとしています。
これが何を意味するか。
「日本が戦争に参加する国になる」
ということを意味します。
集団的自衛権は、日本が攻撃を受けていなくても、他国を防衛する名目で、攻撃国に攻撃を加えることのできる権利です。
日本が攻撃をする、ということはもちろん、戦争に参加することとなります。そうすれば日本自体に反撃を受け、死者が出ます。戦争に参加した人のうちからも死者が出ます。
これいま容認しようとしているのです。憲法に違反するにもかかわらず。
憲法は、平和主義、戦争の放棄を高らかに宣言しています。にもかかわらず、政府は、集団的自衛権の行使は認められる、と解釈を強引に、勝手に変更しようとしているのです。
戦争に参加することで今より平和になることがあるのでしょうか?集団的自衛権を行使することで今より豊かになるのでしょうか?何のために行使するのでしょうか?国民の幸福追求権、実現になるのでしょうか?
もういい加減、集団的自衛権の行使を止めさせる必要があります。
電気屋さんで
電気屋さんで扇風機を買おうといろいろ商品を眺めていたら、となりにおばさんがやって来て
「うちの扇風機、調子が悪いのよね~。リモコンがおかしくなったのかしら?ちゃんと動かないのよ。新しいのにしようと思うけど、どれがいいのかしら?」
と話しかけてきました。
「そうなんですね。リモコンだけ替えられたらいいですけどね。でも、これなんか新商品で良さそうですよ。音も静かだし、首振りの角度も広いし。」
と返答しました。
その後もいくらかやりとりをしているうちに会話は終わりました。
別の時には、同じ電気屋さんで、空気清浄機を見ていたら、「すいません!この商品について教えてもらえますか?」とおばさんに声をかけられました。
この方は、すぐに気が付いて、お店の店員さん声をかけなおしていました。
。。。
どうやら、電気屋さんに行くと、店員さんと間違われるようです。。。
弁護士と似ている職業
個人的に弁護士と似ている、と思う職業です。
1 医者
専門知識経験に基づいて高度な技術で治療する。弁護士が法律と知識で紛争を解決するのとなんとなく似ている気がします。
2 建築士
最近、建築士の人と話をする機会があるのですが、おもしろいですね。非常に。
やはり、専門的知識に基づいて、依頼者から建てたい家の概要などについて詳しく聞き取り、それを設計図に落とし込んでいく。依頼者は建築の知識はあまりなくても建築士がそれを具体化する。
弁護士も、依頼者から事情を詳しく聞き取り、それを法律という専門知識に基づいて訴状や準備書面に落とし込んでいく作業をします。当然、依頼者は専門知識経験がないことが多いですが、それを形にするのが弁護士の仕事です。
3 すし職人
お客さんの好みを見極めながら、今日のネタを最高の形に仕上げて提供する。
相手(お客さんやネタ)を見極める能力は、弁護士が相手方の不利な点やウソを見抜く際の洞察力にも似ているように思います。
いずれの職業も専門的知識や高度な技術が必要で、かつ、相手の状況を正確に分析したり、聞き取って把握することを求められます。
一度、医者と建築士と弁護士とで美味しいお寿司でも食べながらそれぞれの仕事のことについて話をしてみたいと思いました。
寝不足
月曜日ですが、なんだか寝不足気味です。
理由は、当然、、、、Wカップです。
今回の大会は早朝に放映してますよね。少し早起きしてみよう!という感じでちょっと観ています。
で、今朝は韓国vsアルジェリアということで少し観たのですが、結果は残念。韓国敗北。
当然、応援するのは韓国なわけです。
日中は眠気と戦いながら頑張りました。今日は早く寝ます。今度の日本戦も観なくちゃですね。