「対人賠償無制限」のワナ
車に乗る人なら、いまどきはほとんどの方が「対人賠償無制限」の保険に加入していると思います。
「無制限」なのでこれで万が一のことが起きても安心!
と、思いますよね?ふつうは。
しかし、気をつけてください。
ここでいう「対人賠償無制限」は、あくまで、「保険会社が支払を認める限りは無制限に支払います。」という意味でしかありません。
すなわち、なにか重大な事故を起こして被害者の方が請求した額を全額当然に支払ってくれるのではなく、被害者の方の請求額のうち、「保険会社が妥当と認めた額、支払ってもよいと認めた額」に限り、無制限に保障する、という意味なのです。
そうすると、保険会社の考え方や、資力、経営方針によっては、相手からの請求のうち、わずかな一部しか認めないというケースが非常によくあるのです。
そして、このようなケースというのは、非常によくあることで、日々交通事故の案件で多くの保険会社とやりとりをしていると特に感じます。
結果、保険会社によって認める金額が異なってきてしまうのです。
なので、「対人賠償無制限」の保険ならどれでも同じ、ではなく保険会社によりけりだと認識してもらいたいと思います。
「制限」なんてしたくない!
最近、糖質制限ダイエットがブームとのことです。
麺抜きのラーメンが売れていたり、糖質カットのパンが流行っていたり、寿司屋さんでシャリを残したり、かなりの状況とのことです。
今日読んでいた雑誌でも、糖質制限について特集が組んであり、中華や牛丼は糖質が高いとか、ラーメンだけでなくうどんもそうで、香川県では糖尿病率が高いことが問題になっているとか、いろいろ書いてありました。
でも、、、
そんな雑誌を一生けんめい読んでいたら、かえってラーメンが食べたくなり、結局、ラーメン+チャーハン+餃子を食べてしまいました。
人間とは、理屈通りいかないものです。。。
とはいえ、↑のラーメンセットは空腹時には本当に相性バッチグーな組み合わせですね!
可愛い誤解
休日の昨日は、あまりに天気が良かったので公園に出かけました。
公園では、イベントをやっていて、食べ物屋さんがあったり、音楽がかかっていたり、本や小物を売っているお店があったり、とても賑やかでした。
また、子どももたくさん遊んでいたので、なんだか楽しくなり、一緒に交じって遊んでみました。
すると、途中で一人の女の子が、目に埃が入ったみたいでしきりに手でこすっていました。
こするだけでは余計に痛くなると思い、
「メをパチパチしてごらん?」
と声をかけました。
すると、その子は痛そうな目をつぶったまま、両手を前に差し出して一生懸命に
「パチパチ」と手を打ったのです。
???
と思いましたがすぐに理解し、
「テをパチパチするんじゃなくて、メをパチパチするんだよ。」と言いながら、目をパチパチするやり方をやってみせてあげました。
そしたら理解したようで、マネしてくれて何とか治ったようでした。
それにしても子どもは純粋でかわいいですね。「目」と「手」を聞き間違えて、「手をパチパチ」しても「目と関係ないだろ?」とは疑いもせず、一生懸命に手をパチパチしていたのです。
改めて想像しても本当に可愛い誤解でした。
世間は狭い
事務所所在地の倉敷市の人口約50万人弱
倉敷市の弁護士の数約30人
そんな中、今週、倉敷市内のとあるお店での、とある事件に関し依頼を受けました。
そして、同じく今週、そのお店の目の前で起きたとあるまったく別の事件に関し、依頼を受けました。
現場確認に行く手間が一度で済む。
それにしてももの凄い偶然です。
カウンターが好き
お店やさんのカウンター席が好きです。
定食屋でも、バーでも、レストランでもカウンターがあるならカウンターに座ります。
でも、お店の人からすると、カウンターは一人客用で、複数客の場合にはボックス席やテーブル席の方に案内しようとします。
どうも、お店側は、「お客さんはカウンターよりもテーブル席を好むものであり、複数客にカウンター席を案内するのはテーブル席が空いていない時の苦肉の策だ。」と思っているようです。
だから、お客さんには「カウンター席しか空いていないですが、構いませんか?」という調子で確認してくる場合があります。
しかし、カウンター席が好きな私からすると、「むしろありがたい。」くらいなので、どうにも店員さんとで温度差があります。
こんな調子なので、今日も二人でお店に入り、まだガラガラなのに
私→カウンター席にズンズンと直行
店員→私の横からテーブル席に誘導しようと私の行く手を阻もうとする
私→店員の猛追を許さずカウンター席にリーチをかける
店員→(どうしてそうまでしてカウンター席に?)と言わんばかりの形相で私をテーブルに座らせようとする
私→(どうしてそうまでしてカウンター席に座るのを阻止するの?)と言わんばかりの形相で店員に「カウンター席でもいいですか?」と尋ねる
店員→やっと私の行動を理解して、「優しく、どうぞ」とほほ笑む
といった激しいバトルがありました。
でもなんだか不毛なバトルですね!
最初から、「カウンター席でもいいですか?」と今度は聞くことにします。
帰宅ラッシュ
夕方の18時~19時ころって、いつも帰宅ラッシュです。
もっと遅い帰宅の時にはスーイスイと帰れるのですが、少し早いと帰宅ラッシュにまさにぶつかります。
そういう時は、せめて少しでも空いている道を探すのですが、そうはいっても数分の違いです。
とりわけ金曜日のこの時間帯のラッシュはひどく、雨でも降ろうものなら最悪の渋滞です。
少しでも時間を有効に使おうと思い、最近は車内で研修DVDなどを流すようにしています。
渋滞すればするほどスキルアップ?
何事も前向きに!
気が早い
何事につけても気が早い性格です。
1 自動改札機は、ゲートが開くより歩くスピードが速く、ゲートによくぶつかる
2 自動ドアも、ドアが開くより歩くスピードが速く、両肩がドアによくぶつかる
3 引っ越しの時の荷造りも一月前には完成している
こんな感じの性格ですが、例外もあります。
1 車の運転は結構慎重
2 旅行の荷造りは当日朝にする
人間の性格も、「ひとこと」でまとめるのは難しいですね。
暑い
先週と打って変わって今週は暑い。
でも来週からはまた気温が下がるとのことです。
一着だけ夏物のスーツを残しておいてよかった。
気温の急激な変化で体調悪化に要注意。
死刑と核
日弁連が死刑廃止宣言を先日の人権大会にて決議しました。
死刑については反対の意見も多くありますが、私は反対の立場です。
死刑賛成の方の意見には、「被害者のことを考えていない」というものもあったりして、それはそれで十分理解できる意見です。
でも、以下のように考えるとやはり廃止すべきではないかと思うのです。
死刑を核(核兵器)と比較して考えます。
死刑も核も、周囲に対する抑止力という意味では効果的です。
しかし、死刑も核も、一歩間違うととんでもない効果を及ぼすという意味で、諸刃の剣です。
そして、核については、世界的に見ても廃止の意見が多数を占めるのではないでしょうか。特に唯一の被爆国の日本は非核三原則という言葉のもと、核の保有や使用について極めて消極的態度をとってきています。
そうすると、死刑についても、その抑止力の効果があったとしても、冤罪が避けられない以上はやはり廃止すべきだと思うのです。
要するに、核について反対するのと同様に、死刑についても反対すると考える次第です。
勉強②
どうして勉強をするのか?
先日書いたブログの続きです。
たとえば弁護士の場合でも、法律以外の知識がたくさん要求されます。
文章をたくさん読み書きするのでまずは国語能力。
賠償金等の計算のために算数。
ちょっと複雑な交通事故の事故状況解析になると物理や数学。
傷害事件や交通事故でけがをすれば医学。
医療過誤でも当然医学。
日照権の問題が出れば自然科学。
今ある法律や制度の改善が必要になればある意味政治学。
外国人の事件や外国の企業を相手にするようなら英語。
本当にいろんな知識が要求されます。
もっと勉強しておけばよかった、かもしれません。