弁護士は泣くな?
弁護士は、人の痛みに共感し、人の被害救済のために闘う。
とはいえあくまで当事者ではない。当事者と同化はできないし、してもいけない。
当事者の痛みに共感しつつも、その痛みは自分自身の痛みではない。裁判で勝った喜びも厳密には自分自身のものではない。
なので、弁護士は、泣いてはいけない。泣くのも喜ぶのも当事者だ。
そういう話を聞いたことがある。
たしかにそうだと思う。
だけど、そうも行かないときがある。時に当事者の痛みや喜びを共感し、自然に涙が流れることがある。
。。
昨日は、5年に渡り闘ってきた浅田訴訟での完全勝訴判決がありました。
それまでの長い道のりや苦労を振り返りつつ法廷に入ろうとしたとき、すでに涙が流れそうな自分がいました。
主文の言い渡しで、完全勝訴を実感した時、もう涙が流れていました。
本当に長かったけど、浅田さんの被害を裁判所が汲み取り、寄り添う判決をしてくれました。涙なしに、語れません。。。
何が普通か?
いわゆる「普通郵便」
業務上、日に何通も、時に何十通も差し出しますし、受け取ります。
同一県内ならおおむね「翌日」には届くと思いがちですが、最近、そうでもないようです。
ただ、多少時間がかかっても「2、3日」で届くと思いきや、そうでもないこともありました。
というのも、先日、岡山市内から発送の郵便物が、1週間後に倉敷市内の事務所に届いたのです。
他にも、予想を超える日数で配達されたことが多く、郵便局の負担が大きく、遅配に繋がっているのだと思います。
なので、最近は近隣でも「速達」を使う頻度が非常に高くなりました。
みなさんも、郵便物発送の際にはご留意ください。
*ちなみに、当事務所では従前、毎日10時過ぎに郵便が届いていましたが、最近は11時、12時、遅いと午後に届くようになっています。郵便局のみなさま。本当にご苦労様です。
もう、隠れられない。
知る人ぞ知る、「隠れた名店」があったのです。場所がマニアックで、とりたてて広告などをしているわけでもないお店なんです。
でも、そうです。過去形です。
すなわち、いままでは隠れた名店ゆえに、さほど混雑することなく、行列に並ばず入店できていたお店なのですが、ここ最近、ぐんぐんと人気が出て、どんどんと知名度が上がり、もはや「隠れた名店」と言えなくなってしまったのです。
今日は、そんな名店に久しぶりに行こうと思い付き、12時過ぎに通りかかったのです。
「お昼時だけど、座れないことはないだろ。」
そう読んでいたのです。
しかし。
甘かったです。自分の読みは。
すでに満席。
名店ゆえに、もともと席についても料理が出るまで時間がかかるお店なのと、その上に満席となると余計に時間がかかります。
あきらめられないので、
「他の用事を済ませてからまた来よう。1時くらいになればガラガラだろ。」
そう読みました。
で。
用事を済ませて13時過ぎに再来店。
しかし。
甘過ぎました。自分の読みは。
ここまで読みが外れるなんて。。。
なんと。さっきよりも混んでいたのです!正確には、さっきは「満席」止まりだったのが、今度は「満席+店内外に行列」になってしまっていたのです。
自分の読みがまったく当てにならないことを痛感しつつ、(待つ時間的余裕もないので)泣く泣く行列を横目に通り過ぎました。
あー。いつかまた隠れた名店に行きたいものです。その時は自分の読みには頼らないことにします。
心霊現象~再び~
以前、とある場所を通過すると勝手にワイパーが作動する、というブログを書きました。
このことをディーラーに相談したところ、「オートワイパーは、光の屈折などに反応して作動するので、ちょうどその場所が周囲の状況(歩道橋が朝日を反射させるとか)に照らしてワイパーを反応させているのでは?」との説明を受けました。
そうかー。と、自分なりに納得していたのですが、昨日はまったく別の場所で、同様の現象が起きました。
状況としては、以前と同様、歩道橋を通過した時にワイパーが一度、動いたのです。天気は晴。
うーん。なんか気になる。。。どうしてここでも作動したのか??
なんとなーく、気になってマップを調べてみました。
前回の時には、その歩道橋の脇が葬儀場でした。だから心霊現象か?と思いもしたのです。
ただし、今回は葬儀場はありません。
しかし!よくよくマップを見てみると、、、
なんと、、、
近くに葬儀会社があったのです!!!
うーん。
やっぱり心霊現象だろうか、、、
10年目の真実!
何事もいったん始めたら続ける性分の私です。
通っている美容院も、10年以上同じです。
毎月1度は髪を切るのも、ずっと変わりません。なので、同じ美容師さんにかれこれ120回以上は切ってもらっていることになります。
それにもかかわらず、それにもかかわらず。
つい先日、帰りがけに
「そういえば呉さんは、会員カード、持って帰ります?それともうちで預かっておきます?」
と言われたのです。
最初、意味が分からず、「会員カードなんて、10年前からずっと自分の財布に入れてあり、毎月一度のカットの際に提示してスタンプもらって持って帰っていますけど?」という反応しかできませんでした。
そこで、美容師さんの手元をみると、何やら数百枚の会員カードがずらっとケースにしまってあり、どうやら、ここに通う方は皆、カードをお店に預けっぱなしにしているようだとわかったのです!
うーん。。。衝撃の事実。
内心、毎回「カードを財布から出して戻すの面倒なんだけどなー。」とちょっと思っていたので、余計に衝撃。
結局、今回からは呉の会員カードは、無事に美容院にて管理されることとなりました。
10年経って新しくわかることもあるものです。。。
順番
数あるその日のタスク(業務)について、何をどの順番でこなすか。
たとえば、その日やるべきタスクとして以下のとおりのものがあったとします。
①作業の時間や労力は小さいものが5つ
②作業の時間や労力が中程度のものが2つ
③作業の時間や労力が大きいものが1つ
私の場合、まず間違いなく、①→②→③の順番で進めます。
間違っても③からとりかかることはありません(ただし、③の期限がもう差し迫っている場合は除きます)。
細かい仕事はすぐ終わるので、これらをザーッとこなしてから、本腰入れての③に移りたいのです。
細かい仕事を残しておいて③を取り掛かると、「まだ何も仕事が終わっていない」というフラストレーションもたまります。
なので、とにかく一つでも早く仕事をこなし、次に行くようにしています。
法は優しい?
みなさんは、「法律」と聞くとどんなイメージを持ちますか???
おそらく、、、
「難しい、分かりにくい、関わりたくない」
という回答が多いのではないでしょうか?
実際、法律の文書は非常に難解で、難しい用語できています。
そんな、難しい言葉の羅列で出来ている法律ですが、実は人に優しい側面も多々あります。
たとえば、借金の問題で困った方には破産の制度があります。破産決定を受ければそれまでの借金はすべて帳消しとなります。いわば、自分の責任で作った借金でも、やり直しの機会を法は認めているのです。
また、何か犯罪を犯した人にも、執行猶予という制度があります。犯した罪に対して、服役を猶予されるのです。
しかも、執行猶予には、「再度の執行猶予」というものもあります。これは、一度執行猶予をもらった人が、その執行猶予期間中に再度、犯罪を犯した場合でも特別の事情があればまたもや執行猶予にしてくれるのです。
犯罪という事案に対して二度も赦してくれるのですから非常に懐が深いと思います。
離婚についても、夫婦としてスタートしたけれども、性格の不一致その他の理由からうまくいかない場合には離婚を認めてくれています。夫婦がうまくいかないんだから離婚なんて当然だ、と思うかもしれませんが、離婚を認めない考え方や宗教もあり得るのですから、やはり法は優しいと思います。
そして、離婚制度のおかげで、親権者や慰謝料、財産分与などを決められるのであり、人生の再スタートのための法律ともいえます。
他にも、法律は様々な形で人に優しい側面を持っています。これは取りも直さず、法律はすべて人の社会活動の中で生じた問題を扱うところ、人というのは過ちを犯すものであることを前提としているのです。
そして、人が人として一番素晴らしいのは、他人の過ちを赦すという考え方を持ちうる点です。何かの過ちに対して、いつまでも赦されることなく生きていくというのは非常に苦痛です。
しかし、法律はあくまで人を赦すことを視野に入れて作られているのです。単に難しいだけでなく、非常に優しい側面を持っているといえるのです。
目が点
はっきり一重のこの私ですが、完全に「目が点」になる出来事がありました。
。。。
某職員「お先に失礼します!」
呉「お疲れ様!」
(これにより事務所は呉一人になったので、トイレへ。用を済ませて扉を開けると、目の前になぜか女性が一人立っている!!)
完全に慌てふためき、心臓がバクバク言い出しました!だって事務所は呉一人のはずだから!某職員も鍵かけて帰ったし!!!
本当に数秒間、時が止まったようになり、完全に目が点になり、何もかもがフリーズしました。
そして、その女性が私に声をかけてきたのです!
「暖かかったから、コートを持って帰るの忘れて取りに来ました!すごいタイミングで驚かせましたね?エヘッ」
そうです。上着を取りに戻った某職員が入り口を開けたタイミングと、トイレを出たタイミングがバッチり過ぎたのです。もう勘弁してください。。。
。。。
いやー。春は近いです。みなさんもお忘れ物なきように。呉の目が点になってしまうから!
打たれる
弁護士は依頼者の盾です。
依頼者は、相手方とトラブルを抱えています。当然、相手方は依頼者を攻撃してきます。
なので、弁護士は、依頼者のため、攻撃を防ぐための盾となるのです。
時に、本来の紛争と関係のない攻撃すら、依頼者のために受けることもあります。
それでも、弁護士は盾である以上、じっと攻撃に耐えます。
弁護士は、毎日、多数の依頼者の盾となります。
なので、毎日、あらゆる攻撃にさらされ続けています。
だから、弁護士は打たれ強い、タフさが必要です。それも、並大抵のタフさでは到底、足りません。
一長一短
車のメンテナンスのため、10日ほど代車を借りていました。
新車の代車だったため、綺麗かつ最新の装備でとてもウキウキしました。
とはいえ、本来の自分の車ではなく、本当に自分にとって必要なものが無かったり、いかに新車といっても一長一短だと感じました。
ひとつには、代車ゆえにETCが設定されていないこと。これは、高速を頻繁に使う自分としては相当不便でした。ましてや今年の大寒波の中、高速の出入りの度に窓を全開にしてやりとりするのは堪えました。
もうひとつは、ハンドルヒーターの設定がなかったこと。私は手が冷えるので、冬は当然手袋です。加えて、2年前に車を買い替えた際に、ハンドルヒーターをオプションでつけました。これは本当に温かく、ないと本当に辛い。大寒波ゆえに余計でした。
最後は、修理がいつ終わるかわからず、チビチビ給油をするのが面倒でした。やはり大寒波ゆえに寒さの中での繰り返す給油は辛かったですね。
良かった点は、自車よりコンパクトでスイスイ機敏に走れること。内装の質感が高く、高級だったこと。
です。
それでも無事にマイカーが戻って来て、本当にマイカーの便利さやありがたさを感じています。