最適な鞄
仕事上、多くの案件記録、資料を裁判所などに持ち歩くことがあります。
通常のビジネスバッグでは入りきらないほどの記録を持ち歩くことはしょっちゅうです。
分厚いファイルの数が何冊もあったりして、重さにすると10キロ近くになることもあります。
そのような場合、ビジネスバッグの他にスーツケースに入れて持ち運びます。
そのためのスーツケースとして、金属製のスーツケース小×1、中×1を使っていましたが、スーツケースの場合、これと別にビジネスバッグを使う必要があり(金属製のスーツケースの場合、手帳や財布、携帯その他小物類を入れるのには不便)、特に出張の時などにカバン二つを持つのが面倒だと感じていました。
そこで新たに、ナイロン製のスーツケースを購入しました。
これは、ファイルなどを入れるスペースの他に小物類を細々区分けして入れるスペースがあるので非常に使い勝手がよさそうです。
しかも、宿泊を伴う場合でも着替えなどを入れられるスペースもあるので便利です。
他にも、スーツケースだと重かったり、コロコロ転がして運ぶのがかえって面倒な場合もあるので、そのような時には革製のトートバッグを使っています。
弁護士業務ではお客様の大切な個人情報の詰まった記録を多数持ち運ぶため、ケースに応じて、その都度、最適なカバンを用いるようにしています。
カバン自体も頑丈でしっかりとしたものを選ぶようにしています。スーツケースについては鍵もかかるので、さらに安心度が高まります。
笑顔が一番!
プロフィール写真を変更しました。
河田弁護士も加入したことから、二人で写真やさんに行き、一緒に撮りました。
自分なりに良く撮れたと思って、HP管理の業者さんに提出したら、「笑顔のものはないのか?」とのこと。
どうやらもう少し笑顔の方が良かったそうです。
そうかー。もっとハッキリくっきり、にこやかにすればよかったか!
でももう遅し。
なので、そこまで笑顔ではありませんが、実物は案外笑顔です。
ということで、新しい写真を見て頂き、実物にも会いに来てください。
当事務所は、深いお悩みを真摯に受け止め、最後は笑顔でお帰りいただくことを目指しています!
今年の投資
新年あけましておめでとうございます。
さて、いきなりタイトルに「投資」とあるので、「呉の今年は金儲けか?」と思われたかもしれません。
しかしそこは早計。
「投資」というと、多くの方は「投資信託」とか「株式投資」などと思うかもしれません。
それはそれで間違っていませんし、超低金利の銀行に預金するよりは、これらの「投資」に回した方がよほどお得です。
ただ、今回私が言いたい「投資」は、金融商品に対する「投資」ではありません。「自分」や「事務所」などに対する「投資」です。
要は、今の自分にさらに磨きをかける→能力を高める→信頼や実績を勝ち取る→より良い問題解決の架け橋となる!というために必要な「投資」です。
昨年は事務所を移転し、充実した執務スペース、来客スペースを実現しました。これにも当然費用を要しており、「事務所への投資」といえます。
雑然とした相談室、狭苦しい執務スペースより断然顧客満足度や執務効率が高まり、結果的に良い問題解決に繋がります。
このように、昨年は事務所に対する物理的投資をしたので、今年は「人」に対する投資に力を入れたいと思っています。
私を含めて弁護士2名、職員2名において、さらに磨きをかけ、もっと充実したサービス提供、権利実現を目指すつもりです。
具体的には、弁護士については法律知識の研鑽は当然として、接客マナーや、社会常識の醸成、人間関係の構築といったところでしょうか。
職員については、やはり接客マナーのさらなる向上と、弁護士事務所での事務処理能力の(さらなる)向上でしょうか。
さて、新年冒頭に大きな目標を掲げたので、今年の年末に振り返り、「投資の成果」を検討してみたいと思います。
では、今年も一年、弁護士法人岡山中庄架け橋法律事務所をよろしくお願いいたします。
仕事納め
本日午前を持ちまして2019年の当事務所すべての営業を終了しました。
今年も多くの方にご相談、ご依頼を頂き、本当に感謝しております。至らない点もあったかと思いますが、今後も良いところは伸ばし、悪いところは改善する、という姿勢を維持しつつ、邁進していきたいと思います。
また、新しい分野にも先駆的に取り組み姿勢も維持し、多くの人の人権や正義が実現できるよう取り組んでいきたいと思います。
それではみなさま、また来年もよろしくお願いいたします。
やたらと元気。
年末のバタバタと忙しい中、多忙を極めております。
土日も公私ともに予定があったり、あまりゆっくりはできていませんが、日ごろから睡眠時間はしっかりとるようにしています。
この土日も長めに睡眠時間を確保できたので、昨日、月曜日は「元気」なはずでした。
ところが、コンタクトレンズの調子が悪く、目がシパシパ、モヤモヤしつつ一日を過ごしました。
夜遅くまで何とか仕事をし、帰宅するや否やお風呂に入ってすぐ就寝。
やたらと熟睡できて、今朝、起きた瞬間から体が軽い。目のシパシパも解決。
通勤途中のハンドルさばきもいつにも増して軽快。
オフィスではPCのタイピングもスムーズで、ストレスフリー。
うーん。熟睡って大切です。
いつもの元気さを100としたら、今日はなんと120くらいなイメージです。
このまま走って裁判所まで行って来れそうです。
元気一杯で、今日の残りも頑張ります。
ワタシのミカタ
当事務所に、新しく河田布香さんという弁護士が加入してくれました。つい先日から一緒に働いてくれています。今年、司法修習を終えたばかりの新人弁護士ですが、これまでの人生経験や人柄、持ち前の明るさや謙虚さを活かして大いに活躍してくれる予感がします。
すでにあれこれとワタシ(=呉)の仕事を手伝ってくれており、大いに助かっています。
「ワタシのミカタ」とのブログタイトルは実は呉のためのものか?と思わんがばかりの活躍で、とても助かります。
さて、以上は半ば冗談ですが、当事務所にミカタが増えたことで、これまで以上に、皆様のミカタとしてお役に立てると確信しています。今後ともよろしくお願いいたします。
情報の価値と仕事
情報は価値です。お金で買えない(ことの多い)財産的価値そのものです。
昨今では、巨大IT企業の持つ情報の扱いがもっぱら話題に上がりますが、そもそも巨大IT企業でなくとも、あらゆる企業にとって情報が価値の源泉であることに変わりはありません。
私の事務所程度の規模でも、情報が価値であることに変わりはありません。たとえば同業他事務所が最近、どのような広告をしているか、どのような分野に進出取り組んでいるかなどとても貴重な価値を持ちます。
個別案件においても、相手方や相手方弁護士の考え方、スタンスなどといった情報も大きな価値を持ちます。なので、依頼者や相談者の方には、私が知らない相手方本人の性格や考え方、行動パターンなどをお聞きすることが多々あります。
時には、相手方が素性の分からない会社だったりすることもありますが、そのような場合にも過去の経験や、私の情報網を駆使して有利に運ぶための情報入手に努めます。
相手方弁護士については、私が既知の弁護士であれば、案件処理の方向性や解決のスタンスなどの情報を持ち合わせているので対処がしやすくなります。知らない弁護士であれば、可能な限りで情報を探ります。
依頼者や弁護士以外の情報としては、案件の中身そのものに関し、問題となる法令や条文、裁判例といった情報もとても大切な情報です。
このようにして、あらゆる情報を駆使しながら日々の案件と業務運営に励んでいるのです。
今日は、そうした中、自分で持ち合わせていなかった案件処理のための目安などについて、いろいろと情報入手が出来たためとても嬉しく思っています。
犬も歩けば棒に当たる
主張先で空いた時間にフラフラと街を歩いていました。
すると、通りかかったお店が、受任案件解決の手掛かりになりそうなお店!
迷わず入り、あれこれと品物を見せて頂いた上で、あれこれとそれらの説明を聞いたり質問をしたり。
とても有意義な情報を得ることができ、なおかつ個人的にも購買を検討したくなる商品にも出会うことができ。
フラフラと歩いていただけですが、大きな収穫となりました。
「暇があれば動いてみる。それが何かのプラスになる。」
そんな感想を持ちました。
嬉しい知らせ
今日は第72期司法修習生の二回試験合格発表がありました。
司法試験に合格した後、約1年間の実務研修を経ての卒業試験のことを「二回試験」と呼んでいます。
今年、担当した司法修習生からは「合格しました」との報告を受け、また今度入所予定の修習生からも同じように連絡をもらいました。
試験というのはいくつになっても緊張します。受験をすれば合格発表がある。その受験自体でも緊張しますし、合格発表でも再び緊張する。
今は、試験を受けることもなくなりましたが、過去の自分の「緊張」は、周りの近しい人たちの受験とその発表によって、追体験されていきます。
敵か味方か?
事務所のご相談、ご依頼として離婚案件を多々お受けしています。
離婚案件の特徴は、
➀協議離婚
②調停離婚
③裁判離婚
という3つの解決手法ないし解決の流れがあり、かつ、②を飛び越していきなり③に進むことができないという点です(➀を飛ばして②に進むことは構いません)。
そのため、離婚の案件の場合、調停手続きに関与することが多くなります。調停手続きの特徴は、
➀非公開
②調停委員2名の関与
③話し合いでの解決
という点にあります。
この中で特に重要なのが②です。調停委員は、裁判所から選任されますが、法律に詳しいという理由で選任されているものではありません。
このことと➀の非公開という事情が合わさって、調停手続き(特に弁護士に依頼していない事案)における問題がまま生じます。
具体的には、非公開の調停室において、調停委員が、一方当事者に対してばかり不利な内容を突き付けたり、強要するケースがあるのです。
「裁判所の手続きでそんなことがあるのか?」
と思う方も多いでしょうけど、これは紛れもない事実です。
現にこれまで何件も、「当事者が弁護士に依頼せずに調停に対応してきたところ、調停委員からあれこれと不当な要求を強要されたケース」を見てきました。
調停が初めての経験の当事者は、「どうして調停委員は自分にばかり不当な要求を突き付けるのか?」と不信感を抱きます。そして、弁護士を依頼するに至り、その後調停に臨むと、今までの調停委員の態度が打って変わるのです。
調停委員の方々が一生懸命、事案に対応してくださっていることは私は十分理解しています。しかし、時に「明らかに不当な要求」を当事者に求めている事案があることも事実です。
そのような敵ばかりの状況でも、弁護士に依頼してもらえば、不当な要求を跳ね返し、正当な要求を求めることが可能です。当然、「正当な要求」とは、裁判所が本来認めるべき水準や要求です。
このように、調停手続きにおいては、敵を敵としたままではなく、きちんと味方の力を借りて正当な権利を実現する工夫が重要です。