良い仕事は見えないところで差がつく
先日、新たなお店でワイシャツをオーダーしました。
オーダーシャツ専門店なだけに、スタッフの方の知識は豊富そのものでした。
その時着ていたワイシャツのサイズ感に非常に不満があったことを相談すると、やれここが短い、ここが縮んでいる、ここの仕上げはおかしいなどと詳しくご指摘くださいました。
着ていたワイシャツのこと以外にも、ワイシャツの生地や縫製、仕上げについてもいろいろ教えて下さり、とても勉強になりました。
中でも一番、「なるほど」と感じたのが、仕上げの際にワイシャツの裏側の縫い代が出ない縫い方のことです。これは「巻き伏せ本縫い」というそうで、シャツの縫い代が出ないため丈夫でキレイ、なおかつ着心地のよい仕上げになるとのことです。当然、技術も手間も必要です。
なるほど、見えない部分にこそ職員の技が活きるのだと思い、とても感心しました。
ワイシャツの内側の縫い代の問題なので、手を抜こう、費用を安く上げようと思えばいくらでも可能だけれども、こちらのお店ではそうはしないということなのでやはり技術や品物にそれだけこだわっているのでしょう。
このような、「見えないところで差がつく」というのは他の仕事でも当てはまります。
たとえば、高い品質で有名なアップルの商品は、蓋を開いてみても中の部品などが整然とキレイにまとまっていると評判です。
逆に、建築トラブルでは、建物の基礎や屋根裏、壁の中などという見えない部分での手抜きが原因で瑕疵が生じることが多いです。企業の不祥事もやはり見えないところで横行します。
分業のススメ
日々の仕事は可能な限り分業を推し進めています。分業はあらゆる観点でメリットが大きいと思います。
仮に分業をせずに何でもかんでも自分で処理しようとすると、当然、業務過多になりますし、処理は追いつかず、ミスも乱発することでしょう。
なので、弁護士として弁護士が対応しなくてはならないことをよく吟味の上、分業が可能な業務は次々と手分けして対応をしています。
分業を進めると、自分の可処分時間が増えますし、そうすると専念すべき事項に十分専念できて、結果、「良い仕事」ができます。当然、依頼者の方の満足も大きくなります。
また、分業を進めると、従業員にも仕事の中身を分かってもらえ、依頼案件の状況や内容などを踏まえた対応が可能になってきます。
なので分業はとにかく大切だと思います。
ところで私はよく、弁護士の仕事を医者の仕事に例えますが、どんなお医者さんでも必ず周囲のサポートのもとに医業にあたっています。問診でも手術でもそうです。
どんな素晴らしい腕をもった医師でも、周囲のサポートがあって初めて難しい手術が成功するのです。
弁護士も同じです。「俺一人が優秀な弁護士なんだ」「俺だけでどんな難件も解決できる」と豪語する弁護士がいたとすれば、とんだ勘違い弁護士だと言わざるを得ません。
きっと、優秀な弁護士の周りには、優秀な職員が就いているはずです。逆の言い方をすれば、優秀な職員がいる事務所の弁護士は、きっと優秀なはずです。
そうして周囲との分業のもと、良い仕事、良い結果が実現するのです。
性格と仕事の相性
自分の性格特性をいくつか指摘すると、
「頑固で落ち着きがなく、せっかちで細かい」
という要素がパッと浮かびます。
これだけ見ると明らかに「厄介な奴」でしかありません。
ただ、仕事の上では意外とこの性格で良かったと思います。
まず、弁護士たるもの、安易に相手方の要求に応じる訳にはいきません。なので、「頑固」な方が良いのです。
次に、弁護士たるもの、ひとつふたつの依頼のみで日々を過ごしている訳でもありませんので、「落ち着きがない」のはもってこいです。というのも、落ち着きがないと、一つの案件を進めていても、他の案件も「気になる」ので、途中途中で適宜、複数の案件を常に意識しておくことが可能なのです。結果、多くの案件を「公平に」進めることが可能です。
さらに、「せっかち」なのは、この案件処理に際して最適です。依頼者の多くは、困窮した状態から少しでも早く脱したいと思われています。なので、「せっかち」に事を進めてもらった方が良いのです。当然、裁判所や相手方の都合、その他の事情により事が進むのに時間を要することはあります。それでも少なくとも当事務所の責任において事が滞留する事態はまずありません。
そして、「細かい」こともメリットです。厳密さを求められる法律文書では、当然に細かい箇所も含めた文章作成が問われますし、結果に大きな影響を与えます。当事者の方が気付かないような細かい事実摘示も同様です。細かい作業の積み重ねが大きな結果につながります。
ということで、私自身、自分の性格はこの仕事に向いていると思っています。ここまで読んで下さると「なんてこいつは前向きなのか?」と思うでしょう。そうです、私の一番の性格の特徴は実は「前向き」です。
困難な事態でも「前向きに」取り組む。これが一番、この仕事に向いている性格上の特性かもしれません。
いま食べたいもの
いま、食べたいものをピックアップします。
➀マツタケ(土瓶蒸しとかマツタケご飯とか)
②サンマ(塩焼き。大根おろし添えて)
③カキ(牡蠣の方。生で。)
④クリ(茹でたやつ。ほくほく)
あー。秋ですね。
➀は毎年願いつつもほぼ、食べる機会はありません。
②は今年は不漁とのことで、食べられないかもと諦めつつも(諦められない!)。
③は今年の初物が出始める頃です(久し振りにカキオコも食べたくなりました!)。
④は、先日、TVでとても大きなクリの収穫を見たため気になって仕方ありません。
他にも秋の味覚が楽しみです。GOTOイートなるキャンペーンも始まったので、美味しい物三昧も良いかもしれません。
シャツの悩み
10月にもなり、少しずつ涼しくなってきました。衣替えのシーズンです。
当然、ワイシャツは半袖→長袖に移行します。
だけど、長袖シャツになると思うと毎年憂鬱です。
というのも、体格の問題から既成のワイシャツがまったく合わず、そのため以前からオーダーで作っているのですが、意外とこれが難しいんです。
当然、各所を採寸の上で「ジャスト」なワイシャツが出来るものと期待するのですが、仕上がってみるとこれがそうもいかなくて。
その理由にはいろいろあると思いますが、大きいのはやはりフィッターさんの腕前だと思います。次にフィッターさんの好み。自然とその影響が出てしまいます。
後は縫製の技術と生地の性質や洗濯ないしクリーニングによる「縮み」です。他にも体格の変化もありますが、これはここ何年も体重管理などを続けており、余り影響はないはずです。
これまで数十枚のワイシャツをオーダーしてきましたが、それでも「ジャスト」はありません。少し大きいという具合なら構わないのですが、小さいのは困ります。
ここ最近で作ったワイシャツは、上記のフィッターさんの腕前もしくは好みの関係や、生地の「縮み」の関係から私にとっては「きつい」状況です。しかも手首、前腕、肩回り、首回りの各所がきつく、本当に困っています。
そのため、秋になって「きつい」ワイシャツに袖を通し、帰宅して着替えるまでが苦痛なんです。。。
どうにか早く「ジャスト」なワイシャツを着て仕事をしたいものです。今日は、そんな気持ちで新たなオーダーシャツ専門店を訪れました。きっとここでジャストなワイシャツを得られると期待しています!
習慣を変える
いつもの習慣を変えること。簡単なようで難しいことです。
どうしても人はいつもの習慣に基づき行動するのが「楽」だし「安心」だからです。
いつもの習慣を変えて、新しいことに取り組んだり、新しい方法にチャレンジするのはその意味で勇気やきっかけが必要です。
それでも従前からの習慣に疑問を投げかけ、新しいことに臨んでみると、思っても見なかったメリットが生じたりもします。また、従前からの習慣が実は、本当は望ましくないものであることもあるのです。
そんな偉そうなことを書き連ねましたが、この度、毎朝の習慣を少し変えました。
朝に飲むコーヒーの量を減らしたのです。
どうにもカフェインの取り過ぎなのではないかと指摘を受け、長年の習慣を変えました。いつもの半分にしたので、これできっとカフェインの取り過ぎからは脱却できるはずです。
なので、しばらくこれでやってみて体調にどう変化が生じるか?また検証してみたいと思います。
話題のマスク
マスク不足のころに話題となったとあるメーカーのマスク。発売日には行列ができて、すぐに品切れになっていました。
昨日、そのお店を訪問するとそのマスクが多数陳列されていました。
購入をしようと品定め。
サイズがS、M、Lとあり、迷うことなくLを手に取りました。陳列棚には、サイズ確認のために各サイズの試着用?のものが備え付けられていましたが、「マスクの試着」はさすがにやめました。
購入後、使用してみると、サイズは思ったより大きく、耳にかかったヒモは痛くありません。
ところが、着用したまま会話をすると、マスクがどんどん下にずれて来て、挙句の果てに鼻が完全に露わになります。また、呼吸についても鼻で息を吸うとマスクの生地が鼻に密着してとても苦しい。
うーん。話題になったので買ってみたけど、評価はイマイチです。
せっかく買ったのにお蔵入りになってしまうかも、、、
マスクは結構難しいですね。
「先生」の影響
小学校から大学に至るまで多くの「先生」に出会って来て、多くのことを教えてもらってきました。
個人的に、学校の先生が生徒に与える影響って、本当にとても大きいもので、本当にとても大切なものだと考えています。
というのも、自分自身、今があるのはこれまで関わって下さったいろいろな「先生」のおかげだからと感じるためです。
小学校でも中学校でも、高校や大学でも、はたまた高校受験の進学塾の先生についても、すぐに思い出せる先生がたくさんいます。
熱血だった先生、工作が上手だった先生、適切な進路に導いてくださった先生、腕相撲の強かった先生、おちゃめだった先生など。
今でもつながりのある先生も複数いるので、まさに人生の宝です。
最近では、自分の担当案件が新聞に載ったことをきっかけに連絡を下さった先生もいます。何十年ぶりに手紙を通じたやりとりが行われ、古き良き思い出が花開いています。
本当に多くの「先生」に支えてもらい、今があります。人に多くの影響を与えられる先生という職業は、本当に素晴らしいと思います。
土日の過ごし方
HPでも謳っているように、当事務所、土日はしっかりとお休みを頂戴しています。
だいぶ以前は土日も稼働していた時期もありますが、今では土日は「完全休業」を大原則とさせて頂いています。
たしかに土日のご相談希望が世間には多いことは重々承知しているのですが、土日を稼働させてしまうと、弁護士、職員ともに疲弊し切ってしまうのも実情です。その結果、かえって平日の勤務に悪影響が生じることもあり得ることから、上記原則を貫くように今はしています。
もっと弁護士も人数が増えたり、職員も増えたりすれば土日の稼働を考えても良いのだとは思いますが、そう簡単にはいかないのが実情です。
なので、平日にしっかりと対応し、土日は休養をとる。これが今の当事務所のやり方です。
なお、平日夜間の対応はしていますので、土日でのご相談をご希望の方は、場合によっては「平日夜間」でのご相談を一度、ご検討くださいますようお願い申し上げます。
連休の過ごし方
今年の9月は19日から4連休だった方も多いと思います。
私もカレンダー通りの休日をとり、ゆっくり好きなことをして過ごせました。
ところで、今年はコロナの影響もあり、ゴールデンウイーク以降、休みの過ごし方が大きく変わっていましたが、この9月の連休からは大分コロナ以前に近い状況に戻ってきたようです。
観光地や高速道路など人や車が相当増え、混雑や渋滞が激しくなっている状況でした。
報道でもその様子が流されていましたが、増加率の高い観光地では、なんと「昨年同期よりも混雑」との状況のようでした。
観光業界、飲食業界はコロナの影響をもろに受けるので、この度の混雑自体は業界にとっては嬉しい限りでしょう。観光に赴く人々も、コロナ対策をしつつも外出を楽しむ、という意識で動いているようです。
さて、そうは言っても欧州では新規感染者が再度増加傾向です。この度の日本の四連休がどう影響するかはこれから日が経ってから明らかになります。11月にはまた祝日がありますし、そうしている間には忘年会シーズンが到来します。各自が連休の過ごし方を工夫することで、早く以前のような日々を過ごせるようにしたいものです。