子どもの個性
ちょっとしたきっかけから、近所の子どもたち(小学生)に時折、勉強を教えています。
昨日は久しぶりにまたその集まりがあり、国語、算数、理科を対象として授業をしました。
当然、事前に授業内容を検討し、必要な資料や小道具を用意します。学校の教科書の内容や授業の進捗状況も確認します。
そうして授業を行ってみると、いろいろなことが見えて来て、いつも自分自身にとってもとても大きな学びになります。
例えば、掛け算九九をやらせてみると、単に早い遅いにとどまらず、九九の表のどこから解いていくかで予想外の順番で解いてみたり、作文をさせてみると、予想以上に丁寧な表現でまとめてみたり、磁石の実験をさせると興味津々の反応や「そんなの当然知っているよ」という反応を示してみたり。
本当に子どもによって千差万別で見ていて飽きることがありません。
昨日は結局、国語を二コマ、算数と理科を各一コマ行い、計180分の授業でした。
終わったころには頭も体も疲れ切っていました。
事前準備も含めてなかなか大変なのですが、子どもたちの反応は割と良いようで、結構、この勉強会を楽しみにしてくれている様子です。
そんな子どもたちの様子を見ると、また近いうちに何かやってあげたいなという気持ちになります。やはり子どもと接するというのは何事にも代えがたい喜びを与えてくれるようです。
見たいと思って見る夢と、見たくなくても見ちゃう夢
夢って不思議です。
恐らく毎晩見ているはずですが、起きたら覚えていないことも多いのでしょう。
それでも特に印象的な夢は起きた後も鮮明に覚えているものです。
また、夢って、「見たいと思って見る夢」と、「見たくなくても見ちゃう夢」があると思います。
いずれの場合も、自分の意識が強く働いた結果、夢として見るのでしょう。
こうして見た夢は朝起きてからもよく覚えていることが多いように思います。
さて、私は最近、このような二つのパターンで見る夢と少し異なる夢の表れ方を経験しています。
それは、「見たいような見たくないような微妙な気持ちの中で見る夢」です。
特別に強い気持ちで「見たい」と思う反面、「見たくない」と思っている気持ちもあり、そのような揺れ動く気持ちのまま特定の夢を見るのです。
今までそのような気持ちで夢を見た記憶がなかったので、ここ最近続いている「見たいような見たくないような夢」と毎晩向き合いながら朝を迎えています。
自己改革
意識的に自分のこと、体、生活など変えて行こうと思っています。
先日にはブログでも書いたとおりカフェイン摂取量を大幅に減らしています。
これに飽き足らず最近では、体の柔軟性、可動域を広げようと股関節回りや肩甲骨回りのストレッチをかなりやるようにしました。
他にもコレステロール値を意識して食事内容の大幅な見直しにも取り組みました。
いずれも、取り組まないと直ちに支障がでるというものでもないのですが、「より良い自分」を目指して取り入れることとしたものです。
カフェインについては明らかに利尿作用の違いを感じます。
ストレッチについても、腰痛が無くなりましたし、可動域が広がったと自覚できています。肩こりにも良いでしょう。
コレステロールについてはいよいよ全く目に見えない問題なので、健康診断での血液検査の結果で確認する他ありません。
これらはどれもこれも毎日の生活の中でのちょっとした変化ですが、積み重なることできっと大きな違いになって表れることでしょう。
そう思って取り組むと何だかとても楽しい気持ちになってきます。
弁護士の休日の過ごし方~三者三様な日曜日~
昨日は日曜日で天気も良かったことから外出をすることにしました。
すると、目的地に向かう道中で、知り合いの弁護士お二人にお会いしました。どうやら私と行先が同じのようでした。
ただし、お二人はあくまで「業務」のために当該目的地に向かうところで、私は単なる「休日」という違いが。
その後、半日程度、目的地で過ごした後、「ひょっとしたらお二人に帰り道でまたお会いするかな?」と思っていたところ、うちお一人と同じ便になり、ご挨拶。
もうお一方はもう少しゆっくりして別の便で帰路に着くとの事でした。
さらにその後、車で移動中に、夕食を買いにとあるお店でまた別の弁護士にお会いしました。私はそのお店を利用するのはまったくの初めてでしたが、その方も同じくまったく初めてとのことでした。
ちなみにその方はご家族と一緒でやはり夕食のために訪れていたようです。
最近は休日によそで弁護士とお会いすることもめっきり無くなっていたのですが、昨日は不意に3人も弁護士とお会いすることとなり、それぞれの日曜日の過ごし方の違いが面白く感じました。
涙のワケ
悲しいと涙が出る。
どうしてでしょうか。
科学的なことは分からないけど、きっと、「涙で目の前の現実を見えなくするため」だと思います。
人は誰でも辛い思い、悲しい思いをしながら生きています。
一度や二度に限らず、悲しみのために涙を流す生き物です。
そんな時、目の前の辛い現実、悲しい気持ちからそっと、少しの間だけ逃れられるよう、涙が出る。
自分なりにそう考えています。
だから、泣きたい時には泣けば良い。きっとまた涙は止まり、また人生は続いていくから。
ホキ美術館名品展に行きました。
今年は芸術にも(これまで以上に)目を向けることとしています。
なので、さっそく岡山シティミュージアムで開催中の「ホキ美術館名品展」に行きました。
写実絵画専門美術館の「ホキ美術館」の名品64点が展示されており、想像を超える絵画の迫力に圧倒されてきました。
写実絵画というのは、あたかも実物かの如く、カメラ撮影したかの如く描く絵画のことのようで、その微細なタッチや色使いなどとてもキレイです。
本当に間近で見ても「これが絵なのか?」と疑ってしまう作品ばかりでした。
気に入った作品のうちポスターとして販売があったものを購入して帰り、人に見せてみたのですが、「これは写真ですか?」との反応です。
それくらい写実絵画のプロの作品は精巧だということでしょう。
美術展を見に行く前には素人考えで、「写真のようにも見えてしまうそんなに精巧な絵をわざわざ長時間かけて描くのはどうしてか?」との疑問がありました。
しかし、実際に作品を見てみたところ、実物よりも美しく、カメラよりも精巧に「描く」ことで対象物の本質や魅力をえぐり出すことに写実絵画の魅力があるのではないかとの考えに至りました。
少しだけ自分の感性が磨かれたように思います。
今年になって始めたことと止めたこと
毎年1月は、新しい気持ちで何か新しいことを取り入れたり、今までの古い行いを改めたりする良い機会だと思います。
私は、今年さっそくいくつかのことを始め、また止めました。
➀事務所に絵を飾るようにした。
→今まで興味はあったものの、実際に自分で絵を購入するのは初めてでした。雰囲気に変化が出て気に入っています。
②事務所の「予定表」をホワイトボードからオンラインのアプリに変更した。
→旧来型のホワイトボードへの予定記入は止めました。便利なアプリが見つかったのでそちらで弁護士の予定を共有するようにしました。
③朝、事務所でコーヒーを飲むのを止めた。
→昨年秋ころからカフェイン摂取を減らそうと、毎朝飲んでいるコーヒーの量を減らしていましたが、今年からは朝に事務所で飲むこと自体を止めました。
少しずつですが、物事に変化を付けると気持ちにも変化があるように思います。
引き続き、何か新しいことへの取り組みを続けたいと思います。
弁護士による現地調査とその成果
先日、久しぶりに事件処理の関係で「現地調査」に赴きました。
大寒波の来る中、遠方まで出かけました。しかも初めて訪れる地だったので、
「現地調査にはるばる来てみたものの、よい調査結果にならなかったらどうしよう?」
と半分不安な気持ちでした。
何とか現地に辿り着き、場所の特定までは出来ました。
しかし、肝心の調査対象者には落ち合えず、その所在や手掛かりも見当たりません。
そのままでは「空振り」となってしまうと雪が舞う中、焦る気持ちで調査を続けました。
行き当たりばったりで通りすがりの人々に声を掛けましたが、「そんな人物は知らん。」とけんもほろろ。
焦りが募る中、調査対象のお隣さんにお声がけをしたところ、解決に向けての良い手掛かりを得ることができました。
その手掛かりを踏まえ、近隣の調査を続けたところ、どうやら当初の調査対象物件はこちらの思い違いであり、手掛かりに基づき新たに調査した物件が目的の物件と判明したのです。
おかげ様で遠路はるばるまで赴いた調査は奏功し、寒さで凍えた体を少し休ませてから帰路に着くことができました。
弁護士たるもの、時にはこのような「体当たり」の仕事もこなせないといけません。調査の際には、あらゆる手掛かりをフル活用し、事件解決に向けて突き進みます。
(この度の調査へご協力下さった皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。)
スーツの防寒レベル
昨日から大寒波到来でとてもとても!寒いです。気温も低いし、風も強いし、今年一番の寒さを感じつつ働いています。
寒くなると、毎朝、その日に着ていく服装(スーツ)をどうするかしっかりと考えます。
今自分の持っているスーツを、➀防寒レベルの高いもの、②中くらいのもの、③そこまででもないものと大体3つのグレードに分けているのですが、当然、昨日や今日のような天気においては➀を選択します。
その上で今朝は、スーツの下にさらに長袖長ズボンのヒートテックを着ました。ここまでするのは滅多にないことなので、いかに今日という日が寒いかがよく分かります。
ちなみに、➀のスーツは、生地が厚手で起毛のもの、②は起毛だけど厚さはそこそこのもの、③は起毛タイプでないものといった違いがあります。
最近では、このような生地が厚手のものや、起毛タイプのもの自体の取扱いが減っていると、スーツ屋さんで聞いたこともあります。温暖化や年間を通して着回しが効くようにとのことで厚手のものは減っているようなのです。
しかし、私としては、スーツにもやっぱり季節感があって然るべきと思っていますし、そもそも③のようなスーツだと今日のような寒さは危険だと思います。
今日はそんなことを考え、この後、寒い寒い中、外に出向いていく案件に出発します。
「できないこと」を知ることの大切さ
ひとにはそれぞれ個性や得意不得意があり、ひとによって「できること」と「できないこと」の違いがある。
誰でもこのこと自体は「その通りだ」と思うことでしょう。
しかし、実際には我が子に対して「できるはず」とあれこれ求め過ぎたり、会社の部下に「なんでできないんだ!」と叱責してみたりということがままあります。
私は、学校の教育においては、「自分にできること」を知るだけでなく、「自分にはできないこと」「自分が苦手なこと」を知ることがとても大切だと考えています。
集団生活を送る中で、自分にはできないことを知ることが、その後の自分の人生の歩み方を考える上でとても大切なことだと思うのです。
なので、親にしても教師にしても、「なんでできないんだ!」などとできないことを責めるのではなく、むしろ「できないこと」に気が付けた点を重視し、「できること」に目を向けるようにするべきだと思います。
19世紀のイギリスの作家、医師であるサミュエル・スマイルズという方も
「私たちは成功からよりも、失敗からより多くの知恵を学びます。私たちはしばしばできないことを見つけることによって、できることを発見します。間違いを犯さない人はおそらく、決して新しいことを発見することはないでしょう。」
と述べています。
私は、この言葉も踏まえ、今年一年で、「自分にできないこと」を見つけて行こうと思っています。
*前提として、「できないこと」というのは、努力、工夫を重ねても自分には成し遂げえないということを意味します。それゆえ、努力、工夫もせずに「できませーん」というやり方は絶対にダメです!