「それは俺のだ!」
通っているジムで、スポーツドリンクを買って置いておきました。
同じドリンクを買って置いている人がいたので、自分のと間違わないよう、間違われないよう少し離して分かるように置いておきました。
「離して置いたし、自分のはまだ全然飲んでいないし、間違われないだろう。」
そう信じたのです。
しばらくしてふと気が付くと、↑↑↑の工夫も何ら意味なく、当該他の方が飲んでいるではないですか、マイスポーツドリンクを!
しかも、運動して喉が渇いたのか、「ゴクゴク」という音が聞こえそうな勢いでした。
「あー、そっちのドリンク俺のだし~。」と思いましたが、口には出せませんでした。
だって、それを言ったところで、多分その人は
「すいませんでした。じゃあこっちのボクのを飲んで下さい。」
とはならないし(間接キス)、
「すいませんでした。代金を弁償します。」
となってもなんだか申し訳ないし(間違われた自分も悪い)、
かといって、
「すいませんでした。残りは返します。」
と言われてもそのまま飲むのも気恥ずかしいし(これも間接キス)。
と、彼がマイドリンクを飲んでいる間、一瞬にして頭がフル回転したのです。
結局、何も言えぬまま、彼はドリンクにフタをして、カバンに入れて帰ってしまいました。
残された彼のドリンクを見つめながら、ワタシは「このドリンクを捨て去るべきか、あたかも自分の物のように飲むべきか。それとも彼の忘れ物だから何も知らぬフリをすべきか。。。」などなどずっと迷い続けましたとさ。。。
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