テレワークは忙しく、疲れる
最近流行りの「テレワーク」。
私も時々実施しています。
とはいえ、丸々一日中テレワークというのはまだありません。長くて半日程度のことが多いです。
それでも半日を自宅で過ごし、自宅で働くことはかなりメリットも大きいと感じています。
それは何より、自宅で一人だと他人のことを気にせず集中して働けるからです。
事務所であれば職員や弁護士がいますし、来客や架電、ファックスの受信、郵便なども必ずあります。
そのためどうしても一日を事務所で過ごすと「自分ひとりで集中した時間」というものを持ちにくいのです。
弁護士の仕事では、大量に詳細な書面を作成することが多々ありますが、そのような書面作成はやはり一人で集中できる環境で行うことが望ましいのは明らかです。
そのため、弁護士によっては、夕方以降に職員が帰宅してから起案をするとか、土日にまとめて起案をするという方が少なくありません。
ですが、テレワークの場合には平日の日中であってもこのような状況と相違なく、集中して書面の作成が可能なのです。
そのことに気が付いてからはテレワークの時には雑多なことはすべて忘れてすべてを文書作成に費やすことにしています。
その結果、テレワーク中の集中度はすさまじく、結果、テレワークは非常に疲れるということがわかりました。
しかも、テレワークのもう一つのメリットは、「通勤時間がいらない」ということですが、通勤時間がなくなった分、自宅でゆっくりするのかと思いきやそんなことはまったくありません。
むしろ、これまで通勤時間に使っていた時間を、たっぷりと丸々、起案の時間に充ててしまっています。
そうすると、テレワークのために①労働時間は伸び、②労働密度も上がり、結果、とても忙しくかつ疲れることとなるのです。
あー。テレワーク。
こんな便利なもののせいで、最近、過労です。
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