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いじめ隠しを指示した教員の敗訴が確定した最高裁判決について

2020-7-8 9:24
共同通信社

 兵庫県姫路市立中の柔道部であったいじめを隠すよう指示したことを理由に停職6カ月の懲戒処分を受けた元教諭の男性が、処分取り消しなどを求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(木沢克之(きざわ・かつゆき)裁判長)は6日、処分を取り消した二審大阪高裁判決を破棄し、請求を棄却した。男性側の逆転敗訴が確定した。

 高裁は「停職は重過ぎる」としたが、第1小法廷は「いじめを認識した教職員の対応として法令に明らかに反し、信用を著しく失わせる行為だった」と述べ、停職は妥当だったと判断した。

 判決によると2015年7月、柔道部の1年の男子生徒が上級生らに蹴られて胸を骨折。顧問だった男性は、被害生徒らに「階段から転んだことにしておけ」と病院でうその説明をするよう指示した。校長は、この上級生を大会へ出場させないよう命じたが、男性は従わずに出場させた。これらを理由に停職処分を受け、後に退職した。

 第1小法廷は「大会を目前に控えた中、主力選手の不祥事が明るみに出ないようにする意図をうかがわせ、被害生徒の心情への配慮を欠いていた」と指摘。いじめの被害者を速やかに救済するよう求めた、いじめ防止対策推進法などに違反すると批判した。

・・・・

上記の報道がありました。

いじめ自体が大問題な上に、そのことを意図的に覆い隠すよう指示した教員の行動も大問題です。部活動の顧問だったことから、いじめ加害者が大会に参加できるようにするためにこのようないじめを隠蔽する行動をとったようですが、

部活>生徒

もしくは

大会>生徒

 

という発想になっているようです。部活とはいったい何をする場なのでしょうか。学校とはそもそも生徒の学習の場です。部活はそれに付加するものであり、決して生徒やその学習に優先するものではありません。

 

私は、香川の高等学校教職員組合の顧問もしている関係で、学校での教員の考え方や生徒との接し方、部活についての取り組み方などいろいろな意見やお話しを聞くことがあります。

その中で、「授業よりも部活が命」の教員が多くいるとお聞きしました。

部活に熱中する生徒がいることは確かです。

しかし、その部活の中で生徒の人権が否定されたり、人生を壊されたりすることは到底許されません。

 

あくまで

部活<生徒

だと思います。

 

最高裁の判断は極めて妥当だと考えます。

 

 

 

 

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