労働事件のやりがい
昨日の記事に引き続き労働事件についてです。
労働事件(とくに労働者側)に取り組む弁護士がそう多くないことは昨日書いたとおりです。
しかし、私は弁護士になった以上、これからも熱心に労働事件に取り組もうと考えています。
それは、労働事件で企業、会社、国、自治体に勝った時、本当に労働者の方が喜ぶ姿をみることができるからです。この喜びは何にも代えがたいものです。弁護士としてその方の労働事件を担当できて本当に良かったと感じることも多いです。
労働事件は、労働者の生活や経済状況、家族関係を崩壊させることすらあります。労働者個人の心身にも大きな影響があります。労働紛争にまきこまれた労働者は体調を崩すことが少なくありません。
その分、弁護士も大変ですが、だからこそ勝った時の喜びが大きいのです。
労働者の人生に深く関与することのできる労働事件には他の事件とは少し異なる重みがあるのです。
昨日は元社保庁職員の綾さんの処分取消の人事院判定がありました。これにより綾さんは国家公務員としての身分を回復することができるのです。弁護団として関与できたこと、綾さんのために少し、力になれたことを誇りに思います。
岡山や倉敷で労働事件に取り組む弁護士
岡山中庄架け橋法律事務所では労働事件(とくに被用者側)での事件受任をしています。
あらゆる人が会社や企業で勤めており、人生の大半の時間を仕事で費やすことからすると、労働事件は、多くの人に起こり得る問題です。
そういう意味で労働事件と離婚事件は似ている側面があります。
しかし、ネットでも検索すればすぐにわかりますが、離婚事件に積極的に取り組む弁護士は多くヒットしても、労働事件に積極的に取り組む弁護士は多くはヒットしません。
労働事件の持つ解決のための困難さなどが理由の一つと思われます。
しかし、労働事件が労働者の持つ個人の尊厳や経済状況、場合によっては家庭までも崩壊する重大な問題であることから私は弁護士になった当初から、労働事件に積極的に取り組んでいます。
大変困難な労働事件も多くあります。だけど、だからこそ、弁護士が力になる、なれるのが労働事件の醍醐味です。
今日もこれから労働事件です。
岡山地裁、岡山地裁、高松地裁
今日は午前10時に岡山地裁で民事訴訟、11時に同じく岡山地裁で民事訴訟、午後3時30分から高松地裁で労働審判です。
裁判が3件も入ってて大変!
と思われる方もいると思いますが、裁判というのは実際には一つ一つごく短時間で終わります。
午前の岡山地裁の裁判は2件ともそれぞれ5分もあれば終わります。事前に提出している訴状や準備書面の内容をざっと確認して次回までの方針を原告被告双方に裁判所が確認して次回期日を決めて、はい、終わり!です。
その上で次回までにまた原告被告双方が準備書面等を用意して、期日に臨むのです。
なので、大変なのは期日の日そのものというよりは事前の準備です。
事前の準備がしっかりできていれば裁判の期日そのものは「こちらはきちんと準備しているとおりです。反論があれば相手の方からどうぞしてください。」という感覚で対応すれば大丈夫です。
ただ、労働審判は、5分で終わることを予定している制度ではなく、じっくりと双方の言い分を聞き、和解の道がないかを探ります。
なのでその場で柔軟に対応する必要があり、のんびりとはしていられません。
もっとも、今日の労働審判も、すでに3回目で今日が最終日です。これまで散々、条件調整はしてきたので、今日は「まとまるか否か」の結論のみとなりそうです。
衣替え
いよいよ本格的に秋、です。
とうとう今日から衣替えしました。長袖ワイシャツに秋冬スーツです。
朝、久しぶりに秋冬のスーツを出し、ウエストも昨シーズンから変化なしで問題なくパンツもはけることを確認し、ネクタイもしめて出勤しました。
心なしかビシッとした気持ちになり、清々しい気分でした。
上下スーツというのもやっぱりいいもんですね。スーツ、結構好きです。
電話が鳴るときと鳴らないとき
事務所にはいろんなところから電話が入ります。
裁判所、依頼者、相手方、相談者その他もろもろ。。。
不思議に思うのが電話がやたら鳴る日とそうでない日があり、やたら鳴る時間帯とそうでない時間帯とがあることです。
どういう日はよく電話が鳴る、とは一概に言えないのですが、やたらとあちこちから電話ばかりかかってくる日があったりします。
一日のうちでも午前中は電話がたくさんかかってきたけど午後はまったく鳴らない、ということもあります。
不思議です。
集中して何かやりたいことがある場合に限って電話ばかり鳴ったり、逆に暇を持て余しているときに限って誰からも電話がなかったり。。。
そんな感じで今日は、午前中は電話が多かったですが、午後は静かでした。
午前中に打ち合わせと相談があり、午後は岡山家裁倉敷支部で離婚調停でした。これからハンセン病サポートセンターの事務局会議に中庄から岡山に向かいます。
台風の影響で風が強く、気温が下がりました。風邪に注意、ですね。
離婚事件について
あらゆる法律相談の中で、相談件数が一番多いのは離婚に関する相談です。
離婚したい、離婚を迫られている、親権者を譲りたくない、養育費の額に折り合いがつかない、面会交流をどうすか、離婚に伴い慰謝料を請求したい、財産分与はどうなるか、などなど、離婚に関する相談はざっと挙げただけでもいろいろな問題点があります。
しかも、当事者ごとにその内容は個々バラバラですし、離婚したいのかそうじゃないのかなど、考え方も様々です。
相談者の方が離婚に踏み切ろうとしている事情や、離婚を迫られている理由を一つ一つ聞かせてもらい、弁護士としてどういう解決や方策があるのかをアドバイスします。
独立後は特に離婚の相談が増えており、弁護士として適切なアドバイスを心がけています。
弁護士に離婚の相談をすると具体的にどういうメリットがあるのか、という点を気にする方もいると思いますが、離婚するかしないか、親権者をどうするか、養育費をどうするかなど上記に上げたような問題点について、相手方を説得し、相談者依頼者の方の満足のいく結果になるよう活動します。
なので、離婚の問題を抱えた場合には弁護士に相談することも視野に入れてもらえればと思います。
裏道通勤
事務所を独立してから通勤時間が伸びました。
前は車で10分から15分程度でした。
岡山市内に向けての通勤だったので多少混みました。逆に言うと、混んだけどその程度の時間で着くくらい自宅と事務所が近かったです。
倉敷中庄に事務所を設けてからは朝でも夕でもだいたい30分弱くらいです。
ただ、雨が降った日はとたんに道が混みます。雨が降るとみんな車通勤に切り替えるのでしょうか?また雨で視界が悪いのでスムーズに流れず、混むのでしょうか?
道が混んでいるときは裏道を通って行くことがあります。
あまり知られていないし、ちょっとマニアックな道なのでガラガラです。早いです。だけどちょっと細いので要注意です。
この裏道を通れば雨で渋滞の日でも普段と変わらない時間で倉敷中庄まで行くことができます。
ちなみに、この裏道は、吉備津彦神社、吉備津神社のすぐ脇を通って行く道なのですが、途中で鳥居をくぐったりするのでなんだか趣深く、雰囲気も厳かでとても落ち着いており、個人的にすごく気に入っています。
あまり知られていないルートですが、たまに通っては厳かな雰囲気を一人で楽しんでいます。今度時間があれば神社もゆっくり回ってみます。
倉敷中庄で過ごす一日
今日は一日、倉敷中庄の事務所で過ごしました。
午前に岡山地裁にかかっている訴訟の打ち合わせ、午後に丸亀地裁にかかっている訴訟の打ち合わせ、夕方はこれから新件の相談です。
あいまあいまに裁判所や依頼者や懇意にしている方、同期の弁護士などからいろいろ電話があったりしました。
出張が多かったので一日中倉敷の事務所で過ごすのは久しぶりでした。
本当はじっと、事務所にこもっているのは好きじゃないのですが、たまにはこういう日も必要かもしれません。
また来週から出張も多いので、次に事務所で過ごす日はいつかな?と思いながら。
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倉敷中庄→大阪へ!
今日は日中ずっと倉敷で執務し、夕方に事務所を出て中庄駅からJRで大阪まで来ました。
16時に倉敷の事務所を出て18時には大阪大国町まで着きました。
弁護団会議をして、その後ふたたび岡山に戻ります。
家に着いたら22時くらいかな~
「ブログ、読んでます!」
ぼつぼつと思ったことを適当に書いているこのブログですが、ときたま依頼者の方や、知り合いの方、同業者の方に「ブログ、読んでます(!)」と言われることがあります。
自分としては誰が書いているのか、とくに深く考えずに、弁護士としての自分のことを知ってもらえれば、という程度で日々、書いています。
特定の読者を想定せずに書いているのである意味で私の思ったことがストレートに出ているかもしれません。
たくさんの方に読んでもらえればそれに越したことはないですけど、そうでなくてもかまわない、少数の方でもこれを読んで何かしら感じてもらったり、私のことを知ってもらえればそれで十分と思っています。
それでもやっぱり、読んでくれている方が少なからずいるのは、とても!うれしいことです。
時には書いた内容に共感してもらえたり、反対の意見をもらうこともあります。
が、自分のブログなので、これからも自分の好きなことを書いていければと思っています。
最近、何人かの方から「ブログ、読んでます」と言われたので、お礼の気持ちも込めて(*^-^*)